mentawai boat→trip 2009 chapter 10 №1 left 前半
1月19日
朝6時起床
昨晩から目的地のスーパーレフトに着いていたのだけど真っ暗で何も景色はわからなかった。
朝起きて、いっぺいくんとたかつぐが起きて波チェックしているのを横目に俺もコーヒーを飲みながら外の景色を見る。
ここは湾になっていて朝から無風だった。まだ薄暗くメンタワイが太陽と共にゆっくりと目覚めていく
自然に囲まれ海に浮かび、熱くも寒くもないちょうどいい気温の中で
空を仰いで深呼吸する、神秘的な朝。
あたりをよく見てみると船から少し離れたところにリーフの棚が見えその前に規則正しく、レフトの波が割れていた。
ただ潮が足りないからかすごく小さく見えたし割れているところも浅そうだった。
いつもはポヨンポヨンが一人ひとり起きるのを確認しながら卵焼きを焼いてくれ、パンと一緒に食べるんだけど今朝はヌードルスープだった。

それがまたおいしくて食べながらもういちど波チェック。
たかさんに聞くと「まだ小さいですが潮の上げ込みと同時にサイズがでてくるかもしれませんね。」
「リーフブーツは必要ですか?」
「必要でしょう。」
メンタワイに来て一度もリーフブーツ無しでサーフィンしていない。こんなに南国でトランクスとTシャツでサーフィンができているのにブーツを履くなんて残念すぎるけど、もし履かないでサーフィンしてたら今頃俺の足裏はぱっくり切れ、しかもそれがいくつもでき見るも無残な姿になっていただろう。なぜならどのポイントもインサイドまで乗りリーフの上を歩くことが多いから。それこそ歩くだけで激痛が走るような傷だらけの足になっていたに違いない。
毎回入るポイントはすべて初めてなのだから下がどれくらい深いかどうかなど地形を把握し慣れない限り、裸足でやるのはリスクが大きすぎる。たかさんの言うとおりにしたほうがよさそうだ。
そのうちあいちゃん、しのさんも起きてきて昨日の話に。2人ともしてやったりという感じで楽しそうだった。
俺としては2人の遠慮無しのツッコミがすごくまたサライナ(家族)に近づいたような気がして良かった。いくら楽しく和気あいあいなトリップとはいえ、お互いの事を知らな過ぎる分ちょっとした言動で急に険悪なムードになる可能性があるし、女性ということで気をつかっていた部分はあったのだけどその必要もないみたいであいちゃんとしのさんは全然、器がでかくさすがメンタワイに女だけで来るだけの事あるなぁ~と思った。
ダイちゃんが一人で誰よりも先にパドルアウトしていた。
ダイちゃんはグーフィースタンスでこのワールドクラスのレフトのポイントに来るのを楽しみにしていたようだった。
サイズはセット腹くらいで波数が少ない。
ただ小さいといってもたまにくる力のあるセットはおそろしく形のいい波でスピードといい、掘れ方といい、文句なしでそれがかなりの距離を走れる。小さいながらもまいてくる。みんなが沖でいまかいまかとその波を待つがなかなか来ない、自分の番がなかなか回ってこないのでミドルからの腰くらいの波に俺は手を出しはじめた。
ここもウネリが正面に向かって割れる波だと少し乗っただけでインサイドポジションになりそれがまた結構な浅さで、怪我はしなかったものの何度もリーフの上に立つことが多かった。といっても2発は当てれるから日本で考えたらいい波なんだけど・・・。
あいちゃんやしのさんはそれを見てセットの力のある波を根気強く待っていた。乗れればエクセレントな波、でもみんなで待っていたら順番は本当なかなかまわってこない。
たかさんも潮が多くなってきた頃入ってきた。つまり波がいい時間帯ということだ。
男3人は小さくても短くてもどんどん来る波に手を出していた。いっぺいくんが途中WATER PROOF のデジカメを持って来たので波が来ない間ふざけてた。

おそらくこの世界的なポイントでコマネチは
世界中で俺が初めてだろう。誰もマネしないだろうけど。

昼が近くなり遠くの空が曇ってきた。

一雨ありそうな感じだったのであがってランチタイム。
その間、空は灰色の雲に覆われ風も強く吹いたが雲が彼方に消えて行くと同時にやんで
また晴れだしてきた。
2時くらいからまた入った。午前中よりあきらかに波数が増え、サイズが大きくなってきている。
セットは肩~頭くらいで胸くらいのがどんどん入ってきて午前中のコンディションが嘘みたいにみんながみんな良い波にどんどん乗れる状態に。
楽しい、楽しすぎる。こんなに乗れちゃっていいのか。
レフトの波である程度乗れるサーファーなら笑いが止まらないくらいの波。
このポイントは今までの俺のサーフィン人生でレフトの波NO.1といえるかもしれない。
やはり世界的に有名なポイントなわけだ。しかもここにサライナメンバーだけで貸切りというのは本当最高である。メインシーズンはここにサーフブランドが船をチャーターしてサーフDVDの撮影に来る場所で波がでかい可能性は高いが、そんなのと一緒に入ったらいいセットが巡ってくる可能性は皆無だろう。オフシーズンだから貸しきれるのだ。
2,3時間したところでしのさん、あいちゃんがあがりビンタンTIME突入。
その後も男塾はとにかく波に乗りまくった。日が暮れるギリギリまで。
ニコニコで船に戻りシャワー(いつのまにか外シャワーも全然慣れて快適になっていた)を浴びてビンタンTIME。
いい波にのったら酒が格別にうまい。そんでもって飯もうまい!! 「本当ポヨンポヨンの飯うまいわ~」と言いながらみんなお皿に山盛りもって食べてた。

腹も落ち着きまったりしてるところであいちゃんが徳島の波の映像を見せてくれた。
それは徳島のクラシカルポイントでのいわゆるTHE DAYの波。
日本でこんな波が割れるのかと目を疑うほどのいい波でレフトのトリプルオーバーのパーフェクトロングバレルだった。
「こういう日はなぁ、エキスパートオンリーでローカルの限られた人たちしかはいられへんねん」
そりゃそうだ。世界に通用する波であると、映像からも迫力が伝わってくる。
「四国サーフィンしにきなよ、したら案内するわ~」
もちろん行きます。四国は日本でも前から行きたかったポイントのひとつだったから。
ちなみにあいちゃんは徳島のローカルでビッグウエーバー&バレルジャンキーの旦那さんを持ち、今回旦那さんも一緒にという事だったんだけど時間的、金銭的にも急過ぎで来れず、でもあいちゃんはずっと前からの夢だったのでそれを知っていた旦那さんはあいちゃんが一人でこのトリップに参加することを許してくれたのだった。
お互いがコアなサーファーであり、旅の魅力やそこで得る貴重な経験を知っているからこそ旦那さんはあいちゃん一人でも行かしてくれたのかなと思った。
いっぽうしのさんは高知の有名なリバーマウスのローカルでそこもいつもコンスタントに波があるわけではないらしいがひとたびまとまったウネリが入ればやばい波がたつという。
2人とも快く、四国にサーフィンしに来なと誘ってくれてすごく嬉しかった。こうして新しいサーファーと出会っていく度にまた俺のサーフィンワールドが広がっていく。
俺の知らない、とある場所のとある波。そこには新しい景色、匂い、人、食があり五感を楽しませてくれることだろう。いつになるかわからないが四国に行くのが今から本当楽しみだ。
時間も深くなり音楽を聴きながらボーっとしていた。リビングにはTVやDVD、大きなスピーカーがありi pod をつなげばスピーカーからそのまま音楽流れるようになっていた。

(ちなみに両ドアのリップカールのステッカーはバリのトップサーファーの一人であるぺペンがこの船でトリップしたときに貼っていったのだそう)
今回俺も1000曲近い様々な曲をi pod に入れてきたけど、
あいちゃんが自分の好きな曲をCDにセレクトして焼いてきたのでよくそれを聞いていた。 たかさんもハンパない曲をi pod に入れているので音には困らなかった。
俺はオールジャンルでたくさんの曲を聴くし、いい曲を知っていると思ってたけど、二人の持っていた音楽は今までひとつも聞いたことのないものでまたそのどれもがすばらしくメンタワイのこのサライナにピッタリの良質なメロディだった。本当おどろいた。
俺もまだまだだなぁと思いつつまた音楽の幅が広がったことが嬉しかった。「日本帰ったら、焼いてあげるわ~」といってくれたので「マジ お願い~!!」と約束した。
(今、俺の手元にはその時の最高の音楽がある。あいちゃんありがとう。)
こうしていい波、いい飯、いいメンバー、いい音に囲まれてサライナでの1日が今日も終わっていく。
朝6時起床
昨晩から目的地のスーパーレフトに着いていたのだけど真っ暗で何も景色はわからなかった。
朝起きて、いっぺいくんとたかつぐが起きて波チェックしているのを横目に俺もコーヒーを飲みながら外の景色を見る。
ここは湾になっていて朝から無風だった。まだ薄暗くメンタワイが太陽と共にゆっくりと目覚めていく
自然に囲まれ海に浮かび、熱くも寒くもないちょうどいい気温の中で
空を仰いで深呼吸する、神秘的な朝。
あたりをよく見てみると船から少し離れたところにリーフの棚が見えその前に規則正しく、レフトの波が割れていた。
ただ潮が足りないからかすごく小さく見えたし割れているところも浅そうだった。
いつもはポヨンポヨンが一人ひとり起きるのを確認しながら卵焼きを焼いてくれ、パンと一緒に食べるんだけど今朝はヌードルスープだった。

それがまたおいしくて食べながらもういちど波チェック。
たかさんに聞くと「まだ小さいですが潮の上げ込みと同時にサイズがでてくるかもしれませんね。」
「リーフブーツは必要ですか?」
「必要でしょう。」
メンタワイに来て一度もリーフブーツ無しでサーフィンしていない。こんなに南国でトランクスとTシャツでサーフィンができているのにブーツを履くなんて残念すぎるけど、もし履かないでサーフィンしてたら今頃俺の足裏はぱっくり切れ、しかもそれがいくつもでき見るも無残な姿になっていただろう。なぜならどのポイントもインサイドまで乗りリーフの上を歩くことが多いから。それこそ歩くだけで激痛が走るような傷だらけの足になっていたに違いない。
毎回入るポイントはすべて初めてなのだから下がどれくらい深いかどうかなど地形を把握し慣れない限り、裸足でやるのはリスクが大きすぎる。たかさんの言うとおりにしたほうがよさそうだ。
そのうちあいちゃん、しのさんも起きてきて昨日の話に。2人ともしてやったりという感じで楽しそうだった。
俺としては2人の遠慮無しのツッコミがすごくまたサライナ(家族)に近づいたような気がして良かった。いくら楽しく和気あいあいなトリップとはいえ、お互いの事を知らな過ぎる分ちょっとした言動で急に険悪なムードになる可能性があるし、女性ということで気をつかっていた部分はあったのだけどその必要もないみたいであいちゃんとしのさんは全然、器がでかくさすがメンタワイに女だけで来るだけの事あるなぁ~と思った。
ダイちゃんが一人で誰よりも先にパドルアウトしていた。
ダイちゃんはグーフィースタンスでこのワールドクラスのレフトのポイントに来るのを楽しみにしていたようだった。
サイズはセット腹くらいで波数が少ない。
ただ小さいといってもたまにくる力のあるセットはおそろしく形のいい波でスピードといい、掘れ方といい、文句なしでそれがかなりの距離を走れる。小さいながらもまいてくる。みんなが沖でいまかいまかとその波を待つがなかなか来ない、自分の番がなかなか回ってこないのでミドルからの腰くらいの波に俺は手を出しはじめた。
ここもウネリが正面に向かって割れる波だと少し乗っただけでインサイドポジションになりそれがまた結構な浅さで、怪我はしなかったものの何度もリーフの上に立つことが多かった。といっても2発は当てれるから日本で考えたらいい波なんだけど・・・。
あいちゃんやしのさんはそれを見てセットの力のある波を根気強く待っていた。乗れればエクセレントな波、でもみんなで待っていたら順番は本当なかなかまわってこない。
たかさんも潮が多くなってきた頃入ってきた。つまり波がいい時間帯ということだ。
男3人は小さくても短くてもどんどん来る波に手を出していた。いっぺいくんが途中WATER PROOF のデジカメを持って来たので波が来ない間ふざけてた。

おそらくこの世界的なポイントでコマネチは
世界中で俺が初めてだろう。誰もマネしないだろうけど。

昼が近くなり遠くの空が曇ってきた。

一雨ありそうな感じだったのであがってランチタイム。
その間、空は灰色の雲に覆われ風も強く吹いたが雲が彼方に消えて行くと同時にやんで
また晴れだしてきた。
2時くらいからまた入った。午前中よりあきらかに波数が増え、サイズが大きくなってきている。
セットは肩~頭くらいで胸くらいのがどんどん入ってきて午前中のコンディションが嘘みたいにみんながみんな良い波にどんどん乗れる状態に。
楽しい、楽しすぎる。こんなに乗れちゃっていいのか。
レフトの波である程度乗れるサーファーなら笑いが止まらないくらいの波。
このポイントは今までの俺のサーフィン人生でレフトの波NO.1といえるかもしれない。
やはり世界的に有名なポイントなわけだ。しかもここにサライナメンバーだけで貸切りというのは本当最高である。メインシーズンはここにサーフブランドが船をチャーターしてサーフDVDの撮影に来る場所で波がでかい可能性は高いが、そんなのと一緒に入ったらいいセットが巡ってくる可能性は皆無だろう。オフシーズンだから貸しきれるのだ。
2,3時間したところでしのさん、あいちゃんがあがりビンタンTIME突入。
その後も男塾はとにかく波に乗りまくった。日が暮れるギリギリまで。
ニコニコで船に戻りシャワー(いつのまにか外シャワーも全然慣れて快適になっていた)を浴びてビンタンTIME。
いい波にのったら酒が格別にうまい。そんでもって飯もうまい!! 「本当ポヨンポヨンの飯うまいわ~」と言いながらみんなお皿に山盛りもって食べてた。

腹も落ち着きまったりしてるところであいちゃんが徳島の波の映像を見せてくれた。
それは徳島のクラシカルポイントでのいわゆるTHE DAYの波。
日本でこんな波が割れるのかと目を疑うほどのいい波でレフトのトリプルオーバーのパーフェクトロングバレルだった。
「こういう日はなぁ、エキスパートオンリーでローカルの限られた人たちしかはいられへんねん」
そりゃそうだ。世界に通用する波であると、映像からも迫力が伝わってくる。
「四国サーフィンしにきなよ、したら案内するわ~」
もちろん行きます。四国は日本でも前から行きたかったポイントのひとつだったから。
ちなみにあいちゃんは徳島のローカルでビッグウエーバー&バレルジャンキーの旦那さんを持ち、今回旦那さんも一緒にという事だったんだけど時間的、金銭的にも急過ぎで来れず、でもあいちゃんはずっと前からの夢だったのでそれを知っていた旦那さんはあいちゃんが一人でこのトリップに参加することを許してくれたのだった。
お互いがコアなサーファーであり、旅の魅力やそこで得る貴重な経験を知っているからこそ旦那さんはあいちゃん一人でも行かしてくれたのかなと思った。
いっぽうしのさんは高知の有名なリバーマウスのローカルでそこもいつもコンスタントに波があるわけではないらしいがひとたびまとまったウネリが入ればやばい波がたつという。
2人とも快く、四国にサーフィンしに来なと誘ってくれてすごく嬉しかった。こうして新しいサーファーと出会っていく度にまた俺のサーフィンワールドが広がっていく。
俺の知らない、とある場所のとある波。そこには新しい景色、匂い、人、食があり五感を楽しませてくれることだろう。いつになるかわからないが四国に行くのが今から本当楽しみだ。
時間も深くなり音楽を聴きながらボーっとしていた。リビングにはTVやDVD、大きなスピーカーがありi pod をつなげばスピーカーからそのまま音楽流れるようになっていた。

(ちなみに両ドアのリップカールのステッカーはバリのトップサーファーの一人であるぺペンがこの船でトリップしたときに貼っていったのだそう)
今回俺も1000曲近い様々な曲をi pod に入れてきたけど、
あいちゃんが自分の好きな曲をCDにセレクトして焼いてきたのでよくそれを聞いていた。 たかさんもハンパない曲をi pod に入れているので音には困らなかった。
俺はオールジャンルでたくさんの曲を聴くし、いい曲を知っていると思ってたけど、二人の持っていた音楽は今までひとつも聞いたことのないものでまたそのどれもがすばらしくメンタワイのこのサライナにピッタリの良質なメロディだった。本当おどろいた。
俺もまだまだだなぁと思いつつまた音楽の幅が広がったことが嬉しかった。「日本帰ったら、焼いてあげるわ~」といってくれたので「マジ お願い~!!」と約束した。
(今、俺の手元にはその時の最高の音楽がある。あいちゃんありがとう。)
こうしていい波、いい飯、いいメンバー、いい音に囲まれてサライナでの1日が今日も終わっていく。










