通貨保険扱いから名称が変わって
現金書留となったのは昭和26年6月1日からであるが、
昭和26年10月5日なって、やっと現金書留と記された専用の封筒が発行された。
しかし、昭和26年11月1日になって、料金改正。
つまり、通貨保険扱いの料金を引き継いだ最初の現金書留で、
かつ最初の現金書留封筒を使用した使用例期間は、
昭和26年10月5日~昭和26年10月31日の27日間のみの短期間となる。
しかし、旧通貨保険扱いと記された封筒がたくさん残っていたため、
実際に新しく発行された「現金書留」封筒の使用利は 郵趣家便以外ないという状態である。
(通貨保険扱封筒以外にも価格表記時代の封筒を使って使用例もある)
とどが持っている使用例も、ガチ郵趣家便使用例である。
貼ってある切手の合計は78円で、当時の現金書留の最低料金となる。
差出は東京中央郵便局で昭和26年10月9日、静岡県掛川宛である。