今日は長女が、半日かけて図工の課題の絵を描いていました。
なかなかの力作で、
なんとか仕上げて欲しいと願うのですが、一向に筆がすすまず。。。
やきもきしておりました。
「次女もね~、絵を描いてたんだよ。
でもね、絵具を忘れててね、
○○ちゃんと、△△くんに借りたの。
ちゃんと終わったよ!」
。。。え?
( ̄▽ ̄)
絵具、自分の使わなかったんかい?
子どものこころのコーチング インストラクター
松本麗子です。
長女の進行具合で、かな~りやきもきしながら、
次女の思わぬカミングアウトに、目を白黒させました。
え?
一度ももっていかなかったの?
え?終わってんの?
え?
誰の絵具で塗ったんだよ。。。
私も、全然持ち物に気がつかず。。。
( ̄▽ ̄)
えーーーと
えーーーと
えーーーと
。。。
「忘れ物をすることは、悪い事。」
と、私は教えられてきました。
私は、信じ切っていました。
”忘れ物をすると、困るのは自分。”
”人に迷惑をかける。”
”だらしない。”
そして、「忘れ物をする人」を、「悪い人」だと、決めつけていました。
自分が忘れ物をしたときは、
「自分が悪い人」として、自分を責めました。
そして、困りました。
困ってるのは、自分のせいなので、さらに自分を責め続けました。
「誰かに借りる」なんてもってのほか。
そんなことは私にとって、「恥ずかしい行為」でした。
でも、
でもね、
どうやら、
違うことを、最近
本当に最近になって、私は知りました。
次女に、話を聞きました。
「絵具、なくて困ったでしょう?」
「ううん、
先生に「忘れてしまったので、○○さんに借りてもいいですか?」
って聞いたら、「いいですよ」って言ってくれた。
○○さんね、喜んで貸してくれたよ。」
「そうなんだね。
何回も、同じ人に借りたの?」
「ううん。
別な日は△△君に借りて、もう1っ回は○○さんに借りた。」
「そっか~~。」
困ったとき、ちゃんと周りの人に「貸して」とお願いできる力を、
次女は、もっていました。
もし、トラブルになっていたら、
きっと別の話になっていたと、私は確信できました。
忘れ物をするのは、恥ずかしい事じゃ、ない。
忘れ物をする人は、悪い人じゃ、ない。
私は、一つだけ気になることを
次女に伝えました。
「絵具を使った日が、3にち、あったんだね。
持っていくチャンスが3回あった。
3回、忘れてしまったんだね?」
次女は、私の顔をクリンとした目で、見ました。
そして、ぼそっと言いました。
「。。。もう、忘れないようにする。
明日、学校に持っていく。」
「そう。うん。」
私は、にっこり笑いました。
もう、絵は完成しているって、さっき言ってた気がしますが、
そこは、指摘しませんでした。
これから先、いろいろな事で
お友達が困っていたら、次女がきっと助けることでしょう。
○○さんと△△くん、どうもありがとう。
最後までお読みいただき
![](https://emoji.ameba.jp/img/user/ki/kittyn94/3227.gif)
私がラクに楽しく子育てできるようになった講座