子どものこころのコーチング
インストラクター  松本麗子です。




こんばんは。





次女が登校シブリを発動したのは、
一年生のとき。


「クラスのやんちゃな男の子に、嫌な事をされた」
と言って、
朝の一番忙しい時に、テコでも動かなく固まったのが、始まり。

その日、先に登校した長女が、
当時の教頭先生に、たまたま、
家での状況を話していました。

後から次女を連れて、
遅れて学校に行くと、
教頭先生が、まるで待っていたかのように出て来てくれました。



「おはようございます。
よく、来たね。

〇〇君に、嫌な事言われたんだって?」

教頭先生は、
次女の高さまでしゃがんで、
頭を、撫ででくださいました。




小さく頷く、次女。



「そうかぁ〜、
それは、辛かったね。

気付いてあげられなくて、悪かったね。」



そう言って、次女を、
軽く抱くように、背中を撫ででくださったのでした。





次女は、そのまま、
教頭先生と手を繋いで、
校舎へと入って行きました。





私は、目頭があつくなるのを、
ただ、ただ、耐えました。







教頭先生のお心遣いも、大きかったと思いますが、
一年生の次女は、
なんだかんだと、言いながらも、
登校した気がします。






教頭先生は、
その年の3月に、
転校されました。


離任式の朝、
私は、出勤前に花屋に寄り、

小さな花束を抱え、
離任式前の職員室に押しかけました。




教頭先生は、
最後に、

「お母さん。

大丈夫ですから…。

みんな、います。

ひとり、じゃ、ないですから。」


そう、おっしゃってくださいました。



私は、
恥ずかしながらも、
職員室前で、涙が止まりませんでした。




独りだ、
と、思っていたわけでは、ありませんでした。

私が悪い
とか、
次女がどうの、
とか、
考えていた、つもりは、なかったのですが…。





教頭先生には、
すべてお見通しでした。











私は、
ひとりじゃ、ない。


みんな、ひとりじゃ
ない、です。




頼って、大丈夫。


(*^_^*)




まだまだ、私も、
どうも、ひとりで抱えようとしてしまいます。


悪い、クセのようなもの。



(*^_^*)



今度は、
私が、教頭先生になる、番。




「ひとり、じゃ、ないから。」


あなたは、
ひとり
じゃ、ないから。



一緒に、考えていこう。

休んでも、大丈夫。

立ち止まっても、大丈夫。

間違えたと思っても、大丈夫。


あなたは、
ひとり、じゃ、ない。







最後までお読みいただき
ありがとうございます





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