私の聴いているテックスメックス系の音楽テハーノミュージックは
古い曲を掘り起こしそれにバンドの味付けを加えたいわゆるカバー曲が
主体のジャンルなのでどれもよく似ています。
聴き始めた頃などはどのアルバムを聴いても同じに聴こえ
これだとすぐに飽きが来るな?なんて思ったほど
そんな音楽でも根を詰めて聴いていると違いが分かってくるもので
何と今ではミュージシャンやプロデューサーが仕掛けた
アレンジを探るまでになりました。
お陰で原曲やそれらしき音楽にも出会える事も出来たしまた
それらを辿る切っ掛けからかその時代の風景までをも
感じる事が出来たんではないかと思う程です。
溢れるように新しい曲が生まれる時代でもしっかりと
昔の名曲を後世に伝えるこの文化はメキシコならではのものでしょう。
とかくカバー物は二番煎じや借りてきたふんどしなどと揶揄されることもありますが
この考えのもととなるとその言葉はこれらにあたらないものですね。
今夜はEddie Gonzalezさんが2011年にReleaseしたAlbum
The Dancing Cowboyから Y Por Esa Calle Viveでも。
この原曲は昔ながらの簡素化された実に簡単なサウンドですが
キーボードとバホのコントラストがとても美しく現代の様に
あれこれと楽器をより集めなくともよい曲が作れるなんて見本のような曲です。
そんな曲でも彼エディ ゴンザレスさんさんのアレンジは
これもありだね!と思わせるものです。
いつもより控えめなアコーディオンにも聞こえますが
これも良いメロディを目指しての物でしょう。
2曲目の彼の前期の曲Mi Charchinaと聴き比べてもらえば
その辺りが分かってもらえると思いますよ。
彼エディ ゴンザレスさんのアコーディオン プレイヤーは
どれも見ものなんて人たちばかりですから。
このアルバムのリリースした後にSan Antonio Texasで彼のショーを
拝見しましたがほんと良いライブでしたよ。
Eddie Gonzalezさんにポスターとそれにサインもらいました。
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