昨年4月1日にも同様の内容で書かせていただいておりますが、前回は、歴史の観点から、
今回は鉄道を始めとする交通の面を強調して書いてみました。
ま、所詮、焼き直しですが。もちろんフィクションです。
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時代は現代より、そーですね・・・1400年ほど遡ったあたり、とゆーことにしておきましょー。
一人のやんごとなきお役人様風のお方が、そのお寺の壁に書かれた御自分の立ち絵に、何か
たいそー、怒っておいでの御様子?
「昨日の、絵師を呼びなはれ!!」
「はは。」
お付きの、官位の低いお役人が、緊張した中腰のままで下がります。
いま、このお方に逆らえるお役人はおいでにならないでしょう・・・
伝?・厩戸皇子と仰せなんだそうですが?
なんとか天皇陛下の第2子に当たる皇子様だそうでして・・・
いまや、飛ぶ鳥をも落とす勢いだとか?
でも、それなら、飛鳥時代はやめよーよ、てなことにはならなかったようでして・・・
さて絵師さん登場であります。
「皇子様、ワシをお呼びですとか・・・」
「そうじゃ、いまいま、呼びつけるのに、ヌシ以外誰がおるやろか!?」
「はて、どのような、御用向きですかのー?」
「ヌシ、ワイの立ち絵にあごひげを付け加えたやろー?」
「いやぁ、もーご覧いただけましたんでございますか?
なかなか、いーできばえでしたでしょー。」
「なんで、実物のワイにひげがあらへんのに、勝手に付け加えたんや?

ときと、場合によっては、流罪や!」
「そら、皇子様。誤解ですわ。
この、あごひげですが、西暦600年度、隋コレのメンズ・ファッションでモテモテだったアイテムですわ。
私、こちらに呼ばれて、岡山から出てまいるときに、ちょうど隋から戻ってきた遣隋使のお船と
大和田の泊(神戸)でぶつかりましてな、船から降りてくる学生さん、お坊様、皆さまアゴにひげを
蓄えられておられましてな・・・
それで、皇子様のお弟子様が近日中に、この法隆寺におかえりになったときには、お姿の絵くらい
にはおひげがございませんと、失礼ながら、最近皇子様は隋にも、中国仏教にも興味をなくされたの
ではと、学生さんたちが余計な心配をするかも知れませなんだから、勝手とは思いましたがおひげを
付けさせて頂いた次第でして・・・」
「そーか、そーか。余も何も知らずして、ヌシを頭ごなしにしてモータ。ゆるせ。
じゃが、こーして、改めてみると、なかなか繊細な筆遣いやな。
父君(用明天皇)がわざわざ岡山とやらから、日本一の絵師がいるゆーて、ヌシをつれてきたのも、
なんとなくわかるような気がするわ。」
「いやはや何とも恐れ多きお言葉で・・・」
「や、手間かけたな、持ち場にもとってえーぞ。」
「はっ。」
「あ、もひとつ教えてくれへんか。
なんで、大和田であった学生たちがまだつかないほどに、ヌシはここまではよーやって
こられたんや?」
「スーパー官道(☆)と早馬を畿内に入ってからつこうたんですわ。」
「ほんとに、もーえーぞ。」
振り向いたとき、絵師さん、チョット舌が出ていたようです・・・あれあれ?
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☆スーパー官道:日本の律令政府が飛鳥時代から平安時代前期にかけて計画的に整備・建設した
道路網の俗称です。隋・唐の影響か?とみられていますが。地方道で幅員6-12m、
都近くでは24-48mの幅を持つとこさえあり直線もなるべく取り入れて、30km に及ぶ
ところがあるそうです。全貌の解明にはまだ程遠いようです。
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さて、時代は21世紀に入ります。
最近(でもないか・・・)おなくなりになった、俳優さんで長門 勇 さんとおっしゃる方がおいでになるの
ですが、
このかた、昭和23(1948)年から俳優をなさっておいでのようでした。
それ以前はと言いますと、両備バス西大寺鉄道の車輛整備係、主に外板の塗装工だったようです。
この会社成りたちがやや複雑で、鉄道がまだバスを圧倒している時代に「下津井電鉄」と「西大寺
鉄道」が共同出資で「両備バス」を作りました。その後、下津井電鉄が都合で両備バスの経営から
手を引きます。
必然的に、西大寺鉄道⇒両備バスという支配になりましたが、戦後も落ち着いてくると、道路整備も
進みガソリンも入手しやすくなって、主従が逆転。西大寺鉄道が両備バスの子会社になりました。
まー、あとは芸能界にお入りになってからのお話がメインになってしまいましたけれど、
いつぞやの「鉄子の部屋」でやっておりました。
法隆寺の壁画にレントゲンを当てたら、アゴヒゲは後世つけくわえたものというニュースがながれた
ときに、今、聖徳太子がいるかどうかもめてるときに、どーしてまたそやって話をこじらせるかな、
と思いましたけれど・・・
もし、長門 勇さんの大御先祖様が、車輛を塗色整備する如く、ひげを付け加えた張本人で、当然、
長門さんは御存じないわけですから、それはそれでオモロイかって、・・・
やっぱり、ありえんか・・・
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例によってバカ話に最後までお付き合いして下さった方、お怒りを鎮めて次回もよろしく
お願い申し上げます。
伝?・厩戸皇子にあごひげがある理由(ワケ) 了