<列車砲部隊>まで見ていただいたのでしたね?
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Ⅱ’ー1続き、二度目の帝都空襲、帝国軍隊装備(続き)
ぢゃ、次はここからです。武器の一番最後の項目です。
<新・対潜・対艦チーム>
新型「呂型」潜水艦x4隻を含む対潜・対艦チーム(指揮艦:軽巡1、対潜駆逐艦2、
対潜・対艦潜水艦各2、対潜ヘリ2)が1つある。
本拠地は浦賀で航空機からでは低空で飛んでもわからない岩影に基地があり
司令官は少将。
<旗艦を勤める軽巡洋艦>は、当時の大淀、阿賀野クラスの基準排水量7700tonほどであるが
主砲は前甲板に単装25cmx55口径(砲身長13.75m)x3、俯角-5度、仰角85度、対艦・対空両用砲。
発射速度40/分、砲口初速830m/秒。実は各々の砲の高さが変わり全界射角。
チェーン・ガンである。
85°射出角で最大射程34800m有効射程22600m。
45°射出角で最大弾丸到達距離70248、有効到達距離45600mである。
そのほかに、射程3000mの噴進弾が4門。段列は一門について5発。
後ろ甲板は30連装噴進弾が両舷に2回分ずつ用意されている。
ほかに雷装があるが両舷4連、1斉射分のみ。魚雷は60cm長魚雷で雷速60ノット射程30000mと
こちらはやや旧式、
電探システムは噴進弾を追捕する可能性もあり。
やや窮屈だがヘリポートと対潜ヘリ2台も所属。対潜へりには対潜噴進弾が4発、
海中V(ソナー2基)を搭載。相手方のスクリュー音の調音とデータ通信、日本艦艇のスクリュー音源
発進・無電発進などの欺瞞を行う。
エンジンはガスタービン15万馬力、3軸推進、最高35ノット。
喫水線付近の装甲はチョバム・アーマーで150mm。
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<そのころの三浦半島>
パラレル・ワールドでは、大東急の戦時統合や、京浜電鉄の影響を受けず、
元々の縄張りの「湘南電鉄」が路線を伸長中。
潜水艦基地は本線・終点の浦賀にある。
浦賀はかつての、ペリーの寄港地。
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本来この時期4-5個チームの増設が計画されていたがミッドウェイの敗戦以来、
海上艦艇の再建に力点が置かれ、このチームも17年秋の創設である。
<潜水艦>「呂型」といっても基準排水量は4000tonの大型艦。
先に御紹介したとおりで、対艦・対潜型の共通スペックとしては、
①海中でも速力が落ちない新ワルター水中電池搭載、水中28ノットの高速船で、
②片舷4本の魚雷発射管を持つほか、甲板部には、長距離噴進弾発射孔が2か所あり、
通常弾x2、核弾頭x2の射程距離1500km、飛翔巡航速度マッハ1.8の核弾道弾が搭載されて
いる。
③魚雷は通常の酸素魚雷に高圧を加えたもので、従来の雷速50ノット(92.6km/hr)ー射程30000km
から各々70ノット48000kmの大幅性能アップとなった。
また、④対潜型の特徴は海中ソナーの感度を35倍すぐれたものを使っている。
④’一方、対艦型は
チームの旗艦・軽巡洋艦の3連砲塔を2連に小型化。
⑤両タイプとともに海底ナビ/地図を持参。
最後に<対潜駆逐艦>
駆逐艦ながら装備排水量は3100トンと防空駆逐艦「秋月」型
とほぼ同等の艦容で軽巡洋艦「夕張」級に匹敵。
爆雷投下システムを両舷に5箇所ずつ、そして正面、船尾に1箇所。
追尾噴進弾発射筒は両舷に2箇所ずつ、魚雷発射管は6本用両舷型1基あって、
魚雷は18本。雷即70ノット、射程40000m。
エンジンは旗艦と同じで4軸推進。最高速度39.4ノット。
Ⅱ’ー2 戦闘開始
さて昭和17年の大晦日。
「日本はすでに正月気分であった」と考えていたと思っていたのは
これから出てくる、第2回帝都爆撃隊、B-29飛行隊およびアメリカ国軍の連中
くらいなでものであった。
「今頃ジャップはおそなえをおがんで、初日の出のできあがるのを今かと待ちわびてるぜ!」
かつて日本で少年期を過ごした中堅どころの飛行隊員ははしゃいでいた。
「でももうすぐそれもおわりだ。」
北廻り団長機に乗務するカーチス・ルメイ大佐は底知れぬ不安に襲われていた。
「「何事か罠があるのでは・・・」」
「ミッドウェイから連戦連敗の日本だが、一切反撃してこないのは今までにないことだ・・・。
兵隊、武器を温存するため無理して<最後の一兵まで戦う>のをやめたのでは?・・・・」
自らも日本兵の粘りに足元をすくわれたことが何度あったろうか・・・それ以上に陸軍に
行った友人たちが、
「守備範囲に日本兵が<ゼロ>になったと思っても気を抜くな。」
といっていたのを今更ながら思い起こされるのであった・・・
「朝鮮半島から直下せず、黒龍江を少し西進してから南下する。」
「ボス、日本の関東軍の対空砲火にはまりませんか?」
「いいか!朝鮮半島を南下してもそこは日本領土だ。
半島の付け根から南下しても、西進してもリスクは同じだ。
いいから俺はモーレツに怖がっているんだ、時間稼ぎがしたいんだ。」
「へー大佐殿でも怖いものがおありなんで?」
ルメイから一瞥されたその隊員は、その眼光の冷たさに凍りついたかように、以後一切
口を開かなくなった。
いよいよ佐渡島まで20海里(約37km)北に迫った時に、不幸は頭上からやってきた・・・
レーダー手が
「小型で高速の飛行物体が無数に我々に向かって飛んできます!!」
「・・・小隊(3機)ごとに分散!個別に回避!!
・・・・くるべきものが来たのかもしれない・・・
無線手!!
平文でいいからこれから、レーダー手と俺の言ったことを、一言残さずワシントンに打電!!!」
「最後尾の3機がすでに落とされました。
(北廻り隊=1個飛行団=2個飛行大隊、1個大隊18機=2個中隊9X2=6個小隊3x6)
飛来物の速度は我々の3-4倍はあるようです、次々と落とされています。
飛来物はうえから、まだまだやってきています。回避のしようがありません。
追尾装置のようなものがついていると思われます。
最後のチャンスは、ここのエリアを抜けて、更に南下、コントロールセンターのような
ところを見つけて破壊するしかないでしょう。」
「OK!俺たちは発射装置がある設備か、中枢設備を見つけて突っ込むぞ!!」
「第4エンジン被弾!!」
「大佐、残っているのは我々の機と後ろの機だけです。」
「それもワシントンに打電するんだぞ!!」
「エンジン出力さがります・・・」
・・・ワシントン
「北廻りB-29の2個大隊が高速のミサイルに短時間のうちに全機撃墜されたそうです。
無線の束を受け取りました。
ルメイ大佐と、第一大隊長機は相手方の本部建築物に突っ込んだようです。
それぞれの帝都空襲隊には予備をつけてあります。北廻り隊の2次攻撃機を飛ばしますか?」
「まて、南の様子も知りたい。」
「しかし、お言葉を返すようですが、北の施設が破壊された以上は、間髪をおかず攻め込みませんと
相手の復旧がそれだけすすみます。
ルメイの死が無駄にはなりませんか?」
「・・・確かにそれは正鵠を得ているが・・・二次の戦隊長はだれの予定かね?」
「K少将です。」
「そうか。彼ならめったなこともあるまいが・・・」
「大統領・・・何かお気にめさぬことでも?・・・」
「いや・・・あまりにも準備周到な待ち伏せ作戦で、待ち構えていたという割には、ミサイルの
司令部というのか、コントロールセンターなる建物があまりにも簡単に見つかりすぎたとは
思わないかね?」
「はぁ・・・」
「しかもルメイ(☆)ほどの男が平文で打電してきたということは相当切羽詰っていたということに
他ならない。そんなパニックに陥った人間でもカンタンに探すことができるような場所に、日本人は
トラノコの兵器の中枢部の建物を建てるだろうか・・・
日本人に限らず東洋人は時として我々を興奮させる大発明をすることがある。
しかし、もしそのシステムが壊れたら彼らは二度と作れない。それは、1度目の成功がまぐれで
あったからではなく、彼らは貧乏で2回も同じものは作れんのだ。そういった彼らだからこそ、
大事な武器の中枢部門は、地下ナリ、もっと人目のつかない所に作ってもいいのではというのが
私の考えだ。」
「大統領。」
「空軍参謀総長。思うところがあれば君の考えを聞きたい。続けて意見を述べてくれ。」
「私はルメイだからこそ、建物が実際稼働中の重要基地と見破ったのではと考えたいと
思います。電文を平文にしたのは、無駄な時間を省いて余った時間で難局を打開しようという
彼の意気込みのようなものだと思いますが・・・」
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☆(カーチス・)ルメイ:正史では最終階級は空軍大将。大佐時代の1942年欧州戦線で
爆撃隊の編隊編成の基礎から研究した人で、後日本の空襲にも使われます。昭和20.3.10の
東京大空襲を夜間にすべし等他いくつか条件を出して焼け野原を作ってしまったのはこの人です。
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ノックの音がした。
「緊急か?」
「は!南廻り戦隊長から全滅間近の一報であります。」
大統領室が再度ざわめく・・・
「入って詳しく説明したまえ。」
「失礼します。計3回の受信であります。
はじめの1枚だけ暗号文で、あと2回は平文であります。」
「今度から時系列で即座に空軍幕僚長、参謀総長あるいは私の所に持参するように。
あ、君が悪いのではない。ところで君の上司は?」
「***大尉殿であります。」
「よろしい。電文のほうを頼む。」
「1枚目
指示によりボーソー半島基部の大きな湖がある東側から侵入。
大変大きな飛行場ができていたが、すでに我々が得ていた情報と大差はなかった。
驚いたのは滑走路や格納庫で、破損していたり炎上したりしている飛行機、おそらく
走行脚が長いところから見て、新型の「シンデン」とかいう迎撃戦闘機と思われた。
なぜこのような事が起こっているのか理解し難かった。
突然の、火事、不審火か?
我々は、上空約7000mから見ていたが、更に上からジェット機のインターセプター
(迎撃機)が降りてきた。やつらは待ち伏せしていた。そして、我々の侵入コースも
読まれていた。
ちょっと見慣れぬ機体だったがジェット化されていた鍾馗だと思う。
我々の手元にはそんな情報は入っていなかった。やつらの作戦は徹底していた。
B-29の後ろ斜め銃が恐ろしいのか3機1組となって、B-29を囲むように
40mm砲を打ち込んでくる。
それでも後ろ向き銃を3丁にしたB-29はさすがに、次々鍾馗を落としていく。
しかし、ネタがばれると、鍾馗は、体勢を立て直して、斜め銃1丁のB-29に殺到、
全機撃墜となった。
鍾馗は始めの30機程が10機程になっていた。
B29-A2E1の中でも、空中戦でエンジンが破損し、出力低下、高度が下がったところを
基地対空砲火で止めを刺されたもの5-6-機確認。
現在、半島西側からきた応援の艦攻おそらく「流星」も加えて、鍾馗10機、シンデン5機と
兵装強化機12機と交戦中。*流星は館山基地配属
1枚目終了」
・・・・霞ヶ浦航空基地・・・
時ならぬ地震に襲われていた。震源は福島県・中村町(現・相馬市)。
M8.0。震源、沖合150km-深さ70km。逆海溝型。
水戸ー霞ヶ浦ー銚子のラインは震度5。基地の地面は完全に泥状になっており
(液状化現象のこと)は始まっており、B-29の飛来はわかってはいたが、走行脚が長い「震電」の
一部の、該当部分に破損が出て、既に回転していた機はプロペラが基地滑走路にひっかかり、
モーターの起動加速度が一気に上昇、火災が発生していた。
本震が収まってから数機が飛び立ち上空可能となっていた。そこには鍾馗は重心が低く、
震電の様子を見ていたせいもあった。とにかく、本震を過ぎてからの上空待機は、B-29の来週直前で
まさに間一髪で最悪な事態だけは免れた。
「2枚目の打電、
シンデンは足が速く、臆することなくB-29武装強化型と1対1で戦い、6機シンデンは6機のB29を
撃墜した。
2枚目終了」
「3枚目
今度は北から雷電(*成増基地所属)が30機以上造園に来て勝ち目なし。
最後の打電とする。
3枚目終了」
「大統領、南は南でまもりは厚いですな。」
「航空幕僚長!!二次攻撃隊をいま発進させたい。」
「どのようにいたしましょう?」
「北廻りはやはり引っかかる。1個大隊の18機として損失を防ぎたい。
そして18機の長にK少将はもったいない。適任者を探してくれ。
それから、南回りを、通常B-29大隊X1個と武装強化型2個大隊の3個大隊でK少々に
任せたい。
どうだろうか?」
「皆で相談してまいります。1時間ほどお時間を頂けませんでしょうか?」
「細かい手順は君たちのやり方に任せる。」
・・・・・ぴぽ、ぴぽ(番組違うよ)
「閣下の仰せのとおり、部隊調整ができました。北廻り体調はRB中佐です。
全機一時間後発進です。」
・・・(ぴぽ・・・ハイ・・・)
「北廻り隊から中央設備らしき建物発見、という打電があり通信が途切れました。」
「やはり、建物は簡易に修復できる罠ではないのか?しかし、北からはもう近づかないほうがいい
ようだな。
RB中佐はひょっとして前回のオリンピックのウェルター級の勇者か?」
「ご存知でしたか?」
「有望な人材を失っていくのはご家族と国民には心苦しいことだ・・・」
「大統領閣下、南廻り隊からただ今連絡が・・・」
「おお、それで?」
「いつもの湖のコースから入ったらしいのですが、前回飛行機がたくさにた飛行場には1機も
飛行機がいなかったそうです。
しばらくすると明らかに遠来からきたとわかる高射砲弾が次々と来て(御茶ノ水の列車砲
1代では3-5分に1発ですが、4台集まれば1分1発くらいにはなりましょう)、
生存者の話では、25-30cm級のカノン砲ではないかということしかわからないと
いうことでした。」
「で、事の成否はどうかいてあった?」
「全滅は時間の問題。
現在高射砲弾はやんだが、迎撃機の攻撃を受けている。残りは十数機」
「何てことだ・・・仕方がない。ではマンハッタン計画を発動しよう。
ご参集の諸君。はじめの協議通り一回目は京都でいいかね?
(どーやら、ホントーの話らしいです)。
そして私は2回目を・・・」
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皆さんまたすいません。ごめんなさい。次回ホントのおしまいにします
駅のカピタン、今ー蝉ファイナル
