ドメニコ・スカルラッティの「ソナタ」 | 余生庵 カラスの晴耕雨・読ぶろく…クンセイが肴

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  せん。

D.スカルラッティさん(1685-1757年)は、没年に「陽気な鍛冶屋」などで有名なヘンデルさんが生まれており、バロック時代の音楽家としても古手の存在であります。


ナポリに生まれ、請われて、とある王女様の音楽の先生となり、その王女様がスペインの王家に嫁いだ際そのままスペインに渡り、マドリードで25年間宮廷音楽家など勤め、スペインで没しております。


彼の活躍した時代には、まだピアノは登場しておりませんでしたが、チェンバロ奏者としての名声はイタリア時代から各方面にとどろいておりました。


日本には、多数のチェンバロ曲とともに、ギター曲に編曲された楽曲が紹介され、親しまれておりますが、このほかにも、宗教音楽や管絃楽曲にも相当数の作品があります。


とはいえ、彼の作った楽曲は、宮廷からあまり出るチャンスがなかったせいなのでしょうか、同時期のバッハさんやヘンデルさんに比べると、ネームバーリューがパットしないように思うのは、私だけではないと思います。


次に特徴的なのは、彼の「555の曲」がすべて、前述の御姫様のために書かれたものだそうで、一曲一曲がテーマと展開を持つことから、すべて、一楽章のみの構成ながら「ソナタ」と呼ばれていることです。


私は、お姫様の音楽の先生やそのほかの宮廷官吏のために

「第一楽章」のみ作曲し、「この曲想にあうように、第二楽章以下を作りなさい」

などといった指導法でもとっていたのかなーと考えたこともありましたが、それはいくらなんでも考えすぎか・・・と最近思えてきました。


この時期、興味深い音楽家さんが山のように出てきた時代ですが、スカルラッティさんの曲をまだお聞きになっておいででない方、お勧めのバロック音楽家さんです。


是非一度試聴だけでもしてみてくださいナ。