「ふッ、小次郎。自ら鞘を捨てるとは・・・おぬしも所詮ここまでの人間であったか・・・」
「なんと、武蔵、お主の言うてる意味がまるでわからん。
お主こそ気が触れたのではないか・・・・」
「そんなこともわからないとはのう・・・鞘を捨つるとは、もはや、自ら、刀を鞘に戻す行為を放棄した
ことになろうぞ・・・すなわち、戦い敗れて、刀を鞘に戻せないと同義よ・・・
・・・戦う前からお主の負けは決まっているも同然!」
「あいや、武蔵、拙者が今捨てたが物は、唯の刀をしまっておく布の袋。それを鞘と見まごうとは・・・
お主の眼力こそ、この大事な決戦を直前にして如何なものか?」
「・・・ね~、小次郎君、ちょっと下関眼科行ってきてもいい?時間そんなにとらせないからさぁ~」
---あ~~、我ながらつまんねぇ。プロのショートショート量産している人たちってすごいなー。