私の作業部屋で彼に無理矢理抱かれたあと、

私は“あれは彼が海外赴任してしまう前に

最後に羽目を外しただけ”と思って自分を納得させた。

 

日中の仕事を抜け出してセックスして中にだされて

そのまま職場に戻って会議に出るなんて普通ではない。

 

おまけに、ベッドもシャワーも無い場所で、

上下左右の部屋にあえぎ声が聞こえていたかもしれない。

私はその人たちとも顔を会わせる機会が無いわけじゃないので、色んな意味でハイリスクな行動だった...。

 

(でも、彼はもうすぐ日本からいなくなるんだし、もう会うこともないだろう。だから、あんなおふざけはもうしない。

あんな乱れた姿は本来の私ではない。だから大丈夫)

 

ーーー

 

私が彼との羽目を外したセックスを忘れようとしている

一方で、彼は、私が無機的な作業場で意思に反して抱かれたのに感じまくったシチュエーションがよほど楽しかったようで、私がどんな風に反応していたのか?などを描写するようなメッセージを断続的に送ってきた。

 

“ダメだって思って、嫌な顔をしながらも僕とのセックスで感じちゃうtefeさん最高だったよ。無理矢理されてるのに潮までふいちゃってさ。ああいうの男のロマンだよね”

”...“

“僕が海外赴任で日本にいなくなったあとどうするの?そんなに感じる身体になっちゃって、我慢できる?

”..."

 

私は、彼がいなくなったあとどうしよう?なんて考え方をしていなかった。

長年、別れなきゃいけない・継続してはいけない、それなのに離れられない...というジレンマの原因だった彼と、ようやく離れることができる!

私としては、”これでやっとスッキリできて、

本来の品行方正な自分に戻れる、あぁよかった”と

思っていた。

 

だから、あんなに気持ちいいセックスをしたけれど、

それはそれ、これはこれ、という感じで

彼から扇情的なメッセージが送られ続けてくることが

少し鬱陶しくもあった。


そもそも、本来は彼の方から“海外赴任することになったから、こうやって会うのももうやめなきゃいけない。けじめをつけなきゃと思うんです”と言ってきた。私も同意して、すっきり爽やかに別れることにしたのだ。



その2か月後にいきなり私の職場の近くに現れて、

なんとなく惰性でセックスしてしまい、その数日後にも作業部屋でセックスしてしまったけれど、

私としては約2か月前の時で終わっているつもりだった。


【大人として、きっちりけじめをつけて別れる】という

“正しい”行いをした自分でありたかった。


だから、そのあとのセックスはカウントしたくなかった。


ーーー

 

私の作業部屋でのセックスしてから

1週間くらいたった連休のなか日に、

少しかしこまった感じのメッセージがきた。

性的なニュアンスは感じない。

 

“おはようございます。tefeさん今日はどうされていますか?”

“今日は世の中連休みたいですけれど、私は特に用事ないです”

“よかった。一緒に食事しない?”

”え、、なんかこの前みたいなことがあると警戒しちゃいます”

”今日は普通の食事だけだよ?”

”う~ん、襲われないように着物着ていこうかな...“

”僕は困らないですよ。それに、着物とか浴衣って、

脱がなくても後ろからできるそうですよ”

”なに言ってるんですか、まったくもう”

“ぼくもうすぐ出発だし、ちゃんとした場所で食事したいなと思って。美味しいレストランでゆっくり食事しませんか?”

(今回はここ数日よりは比較的紳士な感じだ。それにもうすぐ日本を発つのは本当だし、前回みたいなことにはならなさそうだ)

”はい、食事いいですね。いきましょう。でも、本当に食事だけですからね。”


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