※この話の続きです。

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私が職場の近くに借りている

作業用のスペースに彼が来て、

乱暴に抱かれた。

 

シャワーもベッドもタオルも無い場所だったから、

まさかそこでセックスするなんて想定していなかった。

 

ベッドがないので床に敷いたラグの上で、

服を着たまま半ばむりやり抱かれ、それでも私は

深く感じてしまった。

 

シャワーが無いので、セックスの後に私は

彼のものが中にはなたれたままの状態で職場に戻って

会議に出たりした。

 

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その日の夜、彼に抱かれて2度も達してしまう夢をみた。

夢の中で、快感に打ち震え、その感覚があるままで

目が覚めた。

 

夢の中でそんな事になるのは初めてで、

なにか昇級したかのような嬉しさを感じた。

 

昼間に身体が覚えた感覚を、寝ている間に脳が再現したのだろうか?

 

※セックスの感じ方が進化するにつれて、夢の中での感じかたも進化した。そしてそのリアルさで私を驚かせた。



ちょうどセックスする直前に、

喫茶店で脳科学の話をしたばかりだったので

彼に伝えたい気がしたが、渡航準備の一環として

大事な面接がある日だと言っていた。

だから長々とメッセージするのはやめた。

 

書くとするならどんな内容だろう?

脳科学について、まるで自分の身体を使った人体実験を

したような気にもなっていたが

それについて書くと絶対に長くなる。

 

それに、彼は渡米準備で忙しいだろうから、

私の方から官能的な夢の話などして、彼を誘ってると思われたら嫌だ。結局シンプルなメッセージにした。

 

“抱かれていっちゃうという夢をみました。しかも2回も。

こんな夢をみるの初めてです。昨日あんな風に抱かれたせいで、身体が変になっちゃいました”

 

“ふふっ、そんな風になってくれるなんて、

男としてたまらない。最高だよ。”

 

脳科学の話まで発展させるのはやめておいた。

 

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