色々な卑猥な言葉をたくさん投げかけられたせいもあるのか、感覚がさらに敏感になって急速に高まっていった。
快感のセンサー張り巡らされた粘膜の面に、
ほんの1点の刺激が触れただけで快感が波紋のように、面全体に増幅しながら伝わるイメージだ。
しかも、ものすごいスピードで。
そして、その面は1層ではなく、指が入っている粘膜の面と、彼のものが入っている粘膜の面の2層あるいはそれ以上あって、
下半身全体が終わりのない快感の渦に呑まれて
深い海の底へと引きずり込まれるようだ。
それでいて、なにかのきっかけが加われば、そのねっとりした重く深い快感の渦ごと、上へ上へと昇っていけそうな確信があった。
「…ねぇ…首すじ噛んで…?おねがい…ここ噛んで…」
どうしてそうしてほしくなったのか分からないが、自分の指で、噛んで欲しい場所を指し示した。
そうされたくなったのだ。
彼は私の首すじをそっと噛んだ。
彼のものと指は入ったままで。
「お願い…もっと強く…強く噛んで…それかぎゅーっと強く吸って…?」
彼は私の首の付け根をきゅーっと強く吸った。
「ああっ…すごい…感じる…感じるっ…ああぁっ…!なんか来ちゃう…ああァん…!」
頭が真っ白になった。
ねっとりした重く深い快感が渦巻く中にいて、それが首を強く吸われることで、ねっとりしたものをまとったまま、深い海からいきなりピューっと空に飛び出したような感覚だった。
ドロドロした混迷の中から、光の中に飛び出るような感じでもあった。
「…ハァ…ハァ…ハァ…フーっ…もうダメ…」
「ああtefeさん、またいっちゃったね。嬉しいな、そんなに感じてくれて。」
「…」
「だいぶおしりでいけるようになったんじゃない?」
「わかりません…」
ーーー
男性から見たら“おしりへの刺激でいった”ように見えるのだろうけれど、そんなシンプルなものではない。
いろんな場所への刺激が複雑に絡み合っていて、ひとことで言えるものではない。
前に、“首を噛まれると子宮が疼く感じがするという経路”だけではなく“ポルチオ刺激されて感じまくっていると首すじがゾクゾクする経路”もできたと思った事があった。
今回、そういう経路の首側の出口(?)を彼に強く吸われることでわかりやすくイッてしまった。
(ちなみにそうなるのはなぜか片側の首すじだけ。そういう、ツボの経路みたいなものも今回の達し方に関係しているのだろうか。)
※回路ができたと思った時の記事はこちらです。
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