〜連続オーガズムの後遺症④の続き〜


3つ目の後遺症は、

オンライン通話などで

彼の声で

いらやしいことをささやかれると

不思議なほど、

耳から首すじにかけて

本当にゾクゾクしてしまうのです。

これが1番の驚きでした。


セックス初心者の頃は、


耳や首すじを舐められる

感じる

濡れる

挿入

という流れでした。


それが、彼に開発されて

中の奥でイク(ポルチオイキ)を覚えた頃から

少しずつ別の回路ができてきた気がします。

これは、急にできた実感はなくて

23年くらいかけて

少しずつ出来てきました。


ポルチオを刺激されて

身体の芯を貫くような

ポルチオと脳が直接繋がってしまうような、

そんな、全身の感覚を伴うオーガズムを

経験する過程で


膣の奥、ポルチオで感じさせられている最中

(しかも彼はセックスの間ずっと言葉責め)

頭が爆発しそうな快感/耳や首すじに快感が波及


こういう風になる事が増えてきていました。


そういう下積み()があったせいか、

彼の赴任先に押しかけて抱かれまくって

連続オーガズムを感じてしまった後の

バーチャルセックスで、

本当のセックス中に彼が言うような

言葉責め的ないやらしい言葉を聞いたら、

耳や首すじに、

ゾクゾクするような感覚を感じたのです。


人生で初めて経験する感覚でした。

まるで、ポルチオを責められている時に

耳や首すじに快感が波及した時の

感覚の再現でした。


私は、音楽好きなこともあって

共感覚があるんだろうなと思う場面が多いです。

音楽を聴いて色や光を感じる事もあるし、記憶が蘇ることや、本当に鳥肌が立つということも

頻繁にあります。


今回はもしかして、

彼の言葉の内容/彼の声そのものが引き金になって

共感覚のようなものとして

耳から首すじにかけての

性的な感覚がうまれたのかもしれません。


あるいは、連続オーガズムで経験した快感のせいで、

薬物中毒者のように

それを連想させる刺激を受けただけで

ドーパミンを大量に放出して

異常な皮膚感覚を引き起こしたのかな。

身体の上を虫が這ってるような感覚になるという

説明を読んだことがあるけれど

そういう感じに近いのかも。。


どちらにしても、

性器にも

脳にも

全身にも

強烈な快感が

刻み込まれてしまったみたいです。


1番困るのが、

彼がいないことによる禁断症状です。

クッションをギュッとしたら奥に欲しくなる感じも

クリトリスだけでは感じられなくなったのも

彼の声だけで耳から首すじが感じるのも

彼がいれば完結するのに、

彼がいないと最後まで達する事ができない。。


だから、

ふとした時に

彼の事が欲しくて欲しくてたまらなくなります。

もう、彼の依存症なのかも。。


彼がいないとダメ、っていうのが思い込みで

実は他の人でも満たされるなら良いのに。


でも、そんな事は

恥ずかしすぎて彼には言えません。

彼とオンラインで話している時も、

自分からは表面に出さないようにして

お淑やかにしています。


ただ実際はこんな感じに“飢えて”いて、

そのせいで

バーチャルセックスでは

本当のセックスのように感じまくって

潮吹きまでしてしまったのかも。。


ここまで書いて

やっぱりまた

改めて

今井美樹の『年下の水夫』という曲の

歌詞が思い出されました。。


あ!

“遠い国から波が来る”奥でイク

“部屋が果てない海になる” 何度もイク/何度も潮を吹いてしまう

“波に揺られて夢が来る” コントロールできない快感に身を委ねているうちに快感で気が遠くなる

ということか〜‼︎


いやらしいとか、猥褻とか

そういう事じゃなくて

神秘的なことを

的確に表現してる…‼︎と気づいて

なんだか感動してしまいました🌟

まさに、波が繰り返し襲ってくる感じでしたから。。



連続オーガズムを経験する前に聴いた時は、

映像も

歌い方も

官能的な雰囲気で、

“年下の水夫”との性的な事を歌ってるのは

歌詞の字面から推測できましたが

本当の意味では分かっていませんでした。


自分が連続オーガズムを体験すると、

あ!あの感覚の比喩だったんだ〜!と、

しっかり腑に落ちました。


しかも、歌の設定も

相手は“年下の水夫”で

いつどこに行ってしまうか分からない、

過去も未来も共にはいられない相手。

それなのに、抱かれている間は強烈に溺れてしまう。


そして、何処からかやってくる波を

何度も感じて泣いてしまうくらいのセックスは、

テクニックとか信頼とか安定よりも

きっと“相性”なんだろうな…と思うのです。


誰にも言えない関係と快感を

肯定(?)された気分になり

なんだか少しホッとしました。