お店に並んでいるお菓子
砂糖の入っていないものは殆ど無いに等しい。

たまに砂糖が入っていないものもあるけど、
高い。

安くて安心なお菓子を食べたければ自分で作るしか無いね。

という訳で


簡単 美味しい やめられない栄養満点のお菓子を作りました。


 材料
   グラノーラ お椀に3杯くらいかな?
   (市販のもので袋入り。オートミールやドライフルーツやナッツが入っていて、砂糖が入っていないもの)
   
   蜂蜜 スプーン1杯

   塩 1つまみ

   卵 1個

   食用ココナッツオイル スプーン1杯
   (この前瓶入りで売っていた。最近流行ってるみたいだからどこかしらで買えるね。) 


まずはボールにココナッツオイルを入れて火にかけて溶かす。
そこに蜂蜜とグラノーラを入れてスプーンで混ぜ合わせる。
冷めたら卵を入れて混ぜ合わせる。

卵がまんべんなく混ざったらスプーン一杯分くらいの量ぐらいを一塊として全部並べてクッキングシートに置いて、オーブントースターで焼く。
温度調節が可能なら150度くらいが良いでしょうか?
それで15分も焼けばこんがりと焼き上がります。

卵の白身も混ぜてしまっているので、しっとり湿気ったような仕上がりです。
カリッとさせたければ卵黄だけにすれば良いのでしょうね。きっと。

グラノーラは牛乳やヨーグルトに混ぜて食べると美味しいとパッケージに書いてありますが、牛乳は嫌いだし、ヨーグルトだとグラノーラの良さが引き立たないような気がするなあ。

卵や蜂蜜はつなぎの役割なので、多いほどしっかり固まります。
少ないとグラノーラがバラバラにこぼれ易くなります。

蜂蜜の甘みとココナッツの甘い香りがたまらず、
作ってもすぐに食べ終わってしまいます。


   
数ヶ月ぶりの入浴

今日、やっと父が風呂に入ってくれた。

「体の調子が悪いから、風呂に入ったら死んでしまう。」と言っては風呂に入ってくれず、かれこれ二~三ヶ月が経過した。


先日、久しぶりに病院に行き、脳梗塞がいくつもある事が判明した。

ただの怠け者の逃げ口上だとあきれ果てていたが、
「風呂に入ったら死んでしまう。」というのはまんざら口から出任せでは無かったと知り・・・

夕暮れ前の昼下がり、二時半頃
25度設定のエアコンで部屋をガンガンに暖め、
カビ防止換気の為にいつもは開けっぱなしの風呂場や脱衣所の窓を閉めて、
湯船はぬるめの39度を保ち、風呂桶の蓋を開けたままにして、
風呂場の床にたくさんのお湯をまいて湯気でいっぱいにした。
そして、なるべく温度差や湿度差が出ないように風呂、脱衣所、部屋の戸を開け放ち、
タオルとガウンを用意して、

「お父さん、お風呂用意できたから入って。」と、お願いした。

「わかった。」と、広い部屋で服を脱ぎパンツ一丁で床に落ちたゴミを拾い、
ゴミ箱に捨て、脱いだ服を手にまたゴミを拾い、ゴミ箱に捨て、

かれこれ十分もそうしてる。

グズグズしてないでさっさと入って、
ガス代がもったいなから。
服は脱衣所で脱いでよ。
と、いつもならまくしたてているところだが、
相手は脳梗塞持ちの病人なのだ。

その「ゆっくり」「のんびり」「おそい」のが効果的だと思った。
ものは考えようだなあ。
捉え方次第だ。

時間をかけて行動すれば、命取りとなる血圧の急上昇を避ける事ができるだろう。
周りの環境(温度や湿度)の変化に順応できる速度で、じっくりと体を慣らしていく。
それに脱衣所みたいな狭いところでは、よろけた体があちこちぶつかればバランスを崩して倒れかねない。


父も年をとったのだ。
今までは、冬でもシャワーで済ませてしまう事もあった。



死なれては困る。




あれ、なんか静かだな。
風呂場に向かって声をかけてみた。

「お父さん、大丈夫?」

「今、頭洗ってるよ。」と、返事が。




そして、またしばらくして、今度は、台所に設置されている風呂の温度調整の為のコントローラーの通話ボタンを押して、
「お父さん、お風呂気持ちいい?」と、声をかけてみた。

するとスピーカー越しに
「もうすぐ出るよ。」と、返事があった。







さてさて、命がけの入浴も無事済んで、
清潔になった。


ほっと一息。


ありがたいことに、シャンプーしたり湯船に入ったり着替えたりは一人でできるから。
本人は風呂に入りたくないのだから、入ってもらわなければ堪え難いこちらが尽くすしか無いのだ。

本当は、風呂くらい自分で湧かして入ってくれよって思ってるんだけど。

なにしろ、本人は入りたくないのだから。
人生

「明日は死ぬと思って今日という日を生きろ!」と、彼は言った。
「一日一日をそうやって生きていけ。」と、彼はいった。
有名大学の卒業講演で。
あの有名なリンゴのマークのパソコンメーカーの創始者だ。もうこの世にはいない。




「明日、もしも、死ぬとしたら・・・」

貯金をかき集めてすべてを使い尽くそう! 
世界旅行とかしたかったんだ。でも一日じゃ、周りきれないよなあ。
一カ国くらいしか行けないよねえ。じゃ、どこにしよう?
海のあるところ、南国がいいかな?
行った事が無いからフランスとかにしてみよっか?

死ぬ前にどうしても一度は食べておきたかったなんて物は? 無いねえ?!
今までそれなりに飽食だったんだねえ。日本に生まれて来たってだけで人生かなり裕福なんだよね。

ま、高級レストランを尻目に、マックとか松屋ばっかりに行ってたけどさ。幸楽苑とか、うう、安くてうまいからあれもこれも注文しちゃえ!なんてさ。Subwayなんかだとちょっと贅沢気分でドキドキしちゃったよね。レストランってとこで食べるときは一番安い物を頼んだり。

シュールストレミング(スウェーデンの世界一臭いと言われている魚の加工品。食べ慣れるとやみつきになるとか言うけど、きっとならないよ。だって、納豆とか食べるけど、食べるときはいつもううって来るもんね。)とか食べないまま死んでも悔い無いし。
キャビアやフォアグラ、ウニなんかはそもそも好きじゃないから。

そう言えば、一万円のうな重とか父親におごってもらった事があったっけ。
あれは酷かったな。台湾の輸入もので、味もたいした事無かった。店構えも立地場所も貧相で。今となっては話の種にすらならない。まだ経営してるのかな?
バナナの叩き売りみたいに注文聞かれてさ、
テレビ番組で取り上げられてたからついのせられちゃった。ああいうハッタリがあるからケチになっちゃうんだよね。


今まで、やりたい事や欲しいもの、たっくさんあったけど、
生まれてこのかた殆どがまんして生きてきた。
雑誌もレコードも本も洋服も、カバンも、靴も、楽器も、ゲームも、住居も、教育でさえも、
欲しい、でもがまんがまんって。
妥協に妥協を重ねて仕方なくお金を払ったものに囲まれて。

家の修理とかも先延ばしにしてる。

修行みたいな節約人生だったんだよね。

皆、働くのに忙しいいから甘える事もままならず。
親も、妹も、みんなそうやって生きてきた。


明日死ぬとなったら、死ぬ前にやっておきたい事って無いねえ。ギャンブルとは違って、損した分を何が何でも取り返してやろうとかっていう未練って無いもんだね。
だって、たった一日じゃ大した事できないし。
高級車も、豪邸も、一日にして成らず。

たった一日でできる事ってそんなに無いなあ。
せいぜい食べまくるとか、温泉でゆったりするとかくらいかな。
なんだか死ぬ気になったら遠出とか、いろいろ面倒くさく思えてきた。

愛犬のチワワとゴロゴロして過ごすか。
喧嘩中の親の事はたとえ今日でお別れとはいえ、許せないことは許せいないし。


苦労して貯めてきたいくばくかのお金、
明日、のたれじなないために今使わずに貯めていたお金。
明日もあさっても生きる為の運転資金。


たった一日で使い切れなかった分はすべてを妹にあげてしまおう。





でもさ、ま、「明日死ぬ」ていうのは「例えば」な訳で、
「それくらいの気合いで生きろ」って訳で、
明日も生きていく。

でも、死ぬ気で生きて一文無しになってしまった明日やあさっては、

お金が無くても、

生きて行けるのか?



あ、そうか、
妹ならお金返してくれるね。



ああ、良かった。



ん? 

節約人生だった割には、なんだかこの狭い部屋、
ごちゃごちゃといろいろ物が溢れてる。

なんだかつまらない人生だったなあ。



死ぬ気で部屋の片付けでもするか? 

ああ、めんどうくさい。



まあいいか、明日やろう!

波 * * * この記事に書かれた物語はフィクションであり、「わたし」を含む登場人物や職業、言動、行動などはすべて架空のお話です。** * 波