矯正をしているキャラクターで今世界で一番有名なのはアグリーベティではないだろうか。
アグリーベティはこちらを参照
http://www3.nhk.or.jp/kaigai/uglybetty/
ドラマのヒロインがぶさいくでさらに矯正中、という「ぶさいくかわいい女子」キャラクターはアメリカ人だけではなく当然日本人にもインパクトがある。
じつはブサイクなヒロインというのはさほどめずらしくはない。日本でも不美人な女の子がヒロインになるドラマはあるし、最近だとたぶんその代表作は『ブスの瞳に恋している』だ。一般的に「美形」とは言われないようなキャラが恋に仕事に一生懸命がんばっている応援系ドラマは結構ある(一方で「どうみてもかわいい(美人)なアイドルがブスキャラ」を演じている場合も少なくないが・・・)
さて、ベティーがこれほどまでに強烈なインパクトがあるのは歯列矯正があったからではないだろうか。ギラギラと歯にびっちりとついたフルメタル。これは日本人にはない発想だと思う。日本の制作番組がブサイクなヒロインのキャラを作るとき、「太っている」「めがね」「オタク」がよくあるパターンで、歯列矯正はでてこないだろう。それというのもまだ矯正が欧米ほど一般的ではないからと言える。
先月ポルトガルを旅行中、実に興味深いものがあった。私は海外に行くと言葉がわからないので、滞在先のホテルでは意味のわかりやすい幼児向けの番組やアニメを見ることが多い。そして、あるアニメのキャラクターの歯に矯正器具がついているのを発見したのである(左側の男の子に注目!)
このアニメ、普段は平穏な生活を送るクラスメイトの三人がじつは正義の味方であり、悪いやつをやっつける、というごく単純なヒーローもの。正義の味方へと変身しても彼の歯にはちゃんと矯正器具はばっちりついている(写真下・変身後)
このアニメがポルトガル産のものなのかよくわからないのだが(ディズニーチャンネルだからアメリカ製だろうか)、なんにしてもこの画風は日本産ではないだろう。
へえー矯正が一般的な海外だとヒーローでも歯列矯正か、と感心しながらさらによく見ていると、ほかの二人の歯並びも特徴的だ。他人の歯並びが気になるとさんざん話しているが、最近ではアニメという二次元のキャラクターの歯並びさえ私は気になるようになっているのだろうか・・・(写真下、左からすきっぱ、真ん中・ビーバー、右・歯列矯正)
歯でそれぞれの個性をあらわすなんて、このアニメの製作者がことのほか歯並びに関心が強いのか、それともこれが欧米人の感覚なのか。なんにしてもヒーローが歯列矯正というのは私にとってかなり衝撃的なアニメだった。今では海外のマーケットから熱い注目を浴びているというアニメ大国日本だが、日本産のヒーローに歯列矯正がでてくるのは一体何十年後のことだろう。


