朝。

薄靄を通して見る景色はスローペースだ。

独特の形状をした建物の、丸い屋根に反射した太陽は

中天を目指しゆっくりと昇っていく。

Una

運河の水面がわずかに揺れて、水に映る橋脚がゆらゆらと揺れる。

まだ船は通らない。波を立てる不束者もいない。

Una

昼の賑やかさもない静寂の中で、時折通るトラックがいなければ時間を忘れることだろう。

久しぶりに晴れた日の、朝。

Una

太陽を浴びて輝く緑と、運河。

Una

小さな太陽が群れて踊っているようだ。

首を巡らせると、海の向こうに房総が見える。

Una

見えているのは、富津の発電所や製鐵所だ。

奥の山は房総丘陵か。

あの先には、浦賀水道、そして太平洋があるのだ。
久しぶりの日記。

風が心地良く通る日、雲の群れが軽やかに走っていく。

Una

どこへ向かうのだろうか、教えてほしい。

そして私も出かけよう。