本当は2回で書き終える予定だったのですが、
だらだらとした散文となってしまい、

今日も昨日の続きを書きたいと思います。

青年海外協力隊で2年間、
NTTの仕事で、約2年8か月、
そのあとIT関連の仕事を約5年半

合計10年間、スリランカに滞在しましたが、
結局フェアトレードには気づきませんでした・・・

それでも、心の中に村のお母さんたちのことが
なんとなくですが、くすぶっていて、

2008年に仕事を辞め、
オーストラリアのシドニー大学大学院に
留学しました。

フェアトレードを含む社会企業について学ぶためです。

2年間の留学中、フェアトレードについて、さまざま学ぶことができました。
また、南北問題の北に属する国でフェアトレードがどのように認識されて
人々の生活の中に入り込んでいるのかを垣間見ることができました。

以前にも、書きましたが、
日本は、北に属する国の中で
国民一人当たりがフェアトレードに費やすお金が最も小さい国です。

フェアトレードという言葉の認知度も低くいのが現状です。


5月はフェアトレード月間です。
世界各地でフェアトレードを普及するためのイベントが開かれています。
日本でも同様です。

まずは、「フェアトレード」について、より多くの方に知っていただけるように
これからも、私自身のライフワークとして、日々フェアトレードに携わっていくつもりです。

「フェアトレード商品って高い!」と思っている方も多いかと思います。
めちゃくちゃ高いわけではないですが、事実安くはないと思います。

なんでもかんでもフェアトレードを選ぶ必要は全くないと思います。

例えば、

「今日は、ちょっと臨時収入があったから!」とか、

「誕生日プレゼントはフェアトレード商品を選ぶようにしよう!」とか、

「3回に1回はフェアトレードコーヒーを買ってみよう!」とか、

「チョコレートだけはフェアトレードにこだわってみよう!」とか

いかがでしょうか!

少しずつ、フェアトレードを取り入れて
「お買い物で国際協力」してみませんか?


昨日のブログの続きです。

スリランカに青年海外協力隊員として2年間、
村の女性たちとパッチワークやキルティングなどの手法で
手工芸商品を作り、行商を続けました。

私は、村の女性たちに、
原価計算、
在庫管理、
給与計算、
などなど、私の知る限りのことを教えて
スリランカを離れる日まで女性たちといっしょに
活動していました。

ちょうど内戦やテロ活動が活発化した時期だったこともあり
首都で開催される予定の帰国前の報告会やJICA事務所などへの行事が
すべてキャンセルされたことを幸いに、最後まで村での生活を楽しみました。

日本に戻ったら、OLに早変わり・・・満員の通院電車に長時間揺られ~
帰りは終電で・・・ぐったり・・・

そんな私に1通の手紙が・・・

「スリランカでいっしょに仕事をしませんか」と願ってもないオファーが
舞い降りてきました。

その手紙をいただいてから、2か月後には、私はスリランカに再び滞在していました。

仕事が休みの日を利用して村を訪れました。

突然の訪問にもかかわらず、村人たちは皆歓迎してくれ、
隊員の時に戻ったように楽しい時間を過ごしました。

私が一番気になっていた、女性たちの活動はどうなっているのか
聞いたところ、

リーダー格の女性が
「ミス、頑張って続けているよ。でもね、
私たちは、田舎者だし、英語もできないので、
店の人と交渉ができなくて・・・
買値が下がり、続けるのが難しくなっているんだよ」

と話してくれました。

実は、私が隊員だったときに、こんなことがあったのです。
当時JICA事務所はコロンボ市内の高級ホテルの中にありました。
ボランティアの私が事務所に行くときは、
Tシャツにジーンズ、ビーチサンダルだったとしても、
ホテルではとても丁寧に迎えてくれます。

ある日、私たちの商品を事務所の所長や所員の方に
見ていただく機会を得、JICA事務所を訪問することになりました。
村のお母さんたちは一張羅のサリーを着て、緊張しています。

ところがホテルの前で・・・
ドアボーイが、
「この人たちはホテルには入れない」と言ったのです。
私が訪問の理由を言ってもダメです。

でも、村のお母さんたちは、それがわかっていたようで、
私に
「ミス、私たちは外で待っているから、ミスだけ行ってきて」と
言うのです。

私は納得が行かず、ホテルのマネージャーに掛け合いに行きました。
でも、答えは同じ・・・

そしたら、別の女性のスタッフが
「JICAの所長さんからマネージャーに電話して入れるように
言ってもらったら」とアドバイスをしてくれました。

早速、内線電話を借りて、事務所に電話をして、事情を話し
所長からマネージャに言ってもらいました。

マネージャは、村のお母さんをホテルに入れるように
してくれました。

同じ国に住み、同じ言葉を話すのに、差別があります。

南南問題。
フェアトレードはそもそも南北問題から端を発して
起こったMovement(活動)ですが、
実は、南の国の中でも同様のことがあります。

日本人の私が村のお母さんたちといっしょに活動していたので、
よい条件で商品を買ってもらったり、
店主と対等に交渉できていたのです。
でも、私がいなくなったら・・・
状況が一変し・・・

「買いたたき」が始まりました。

その時の私はまだフェアトレードを知らず、
村のお母さんたちが作ったものを私が買い取り、
知人たちにあげたり、買ってもらっていました。

結局問題解決をすることができず、
村のお母さんたちの「行商」は終わってしまいました。

長くなりました。
本当は2回で書き終える予定でしたが、
明日につづきます・・・。

5月はフェアトレードを世界で広めましょうと言うスペシャルな月です。

という、私は毎日がフェアトレードです。

今日と明日のブログでは私がなぜ、フェアトレードにかかわろうと思ったか
書きたいと思います。

今から約18年前・・・私は青年海外協力隊の一員としてスリランカにいました。
2年の予定で勤務先を休職し、村落開発普及員としてスリランカの首都から2時間くらいの
ところにある村に住んでいました。

「村落開発普及員」って???なんだかわからないですよね。
簡単に申し上げると「村おこし」みたいな活動です。

私は、住んでいた村とその周辺の3,4の村で活動していました。

活動の目的は明確で
「村人たちの生活改善」でした。

村の人たちと話しの中で、
私にできそうな、
「職業訓練と収入を得るための活動」を
することにしました。

名付けて
"Small Income Generation Programme"

職のない若い男性たちには
休職先のNTTからの支援を受けて
電話や電気を通すための電柱を建てる工事を
建設局から請け負いました。
私は現場監督で、12メートルのコンクリート柱を
建てていました。

また、村の若い女性や子育ての終わったお母さんたちには
端切れを集めてもらい、パッチワークを教え、
それを首都で行商していました。

前置きが長くなりましたが、
フェアトレードについてかかわるきっかけとなったのは
この行商で起こりました。

スリランカは、他の南西アジアの国と同様に女性は
サリーを着ています。そのサリーの下に”ヘッティ”という
丈が短く、体にぴったりのブラウスを着るのですが、これらは
すべてオーダーメイドで既成品はありません。
また、子供の洋服などもオーダーメイドです。

ですから、家々にはハギレがたくさんあるので、
これを使って、パッチワークのベッドカバー、手提げ、タペストリー
などを作って、毎月首都へ行商に行っていました。

パッチワークの商品が珍しかったためか、商品はとてもよく売れ、
"Small Income Generation Programme"はとても順調でした。

村のお母さんたちは、

家の窓にガラスを入れたり(これまでは木で開け閉めをしていたので
閉めると部屋の中が真っ暗になっていたのです)

床を土からコンクリートにしたり

自ら稼いだお金を有益に使って、
自信にあふれていました。

ところがある日、いつも卸している店に行ったところ
「もう商品はいらないから、持ってこなくていいよ」と
店主から言われました。

あまりに突然だったので、茫然としている私に
村のお母さんが言いました。

「ミス(私のこと)、見てごらん。お店の中にあるものは
皆私たちが作ったもののコピーだよ」

「えええええ~~~!!!!!!」

私も店の中を見てみると、
これまで私たちが作ったものと、とても似た商品が
ずらーっと大量にディスプレイされていました・・・

違うのはパッチワークのキルトの部分が
そのお店でつっくった物はミシン縫いでした。

私たちに資本金などなく、自分たちの周りにあるものだけで
商品を作っていましたので、とても大量生産はできませんでした。

さらに、価値観の違いからか
スリランカでは手縫いよりもミシンなどで作ったものが
高く売れましたので、私たちの商品は売れなくなってしまいました。

落ち込む私に村のお母さんたちは

「また、新しいのを作ればいいさ。
真似できないようなものをね!」と
言ってくれました。

村のお母さんたちの励ましと頑張りで
新たな挑戦が始まりました・・・

今日はここまでにします。


フェアトレードは弱い立場にある途上国の小さな生産者が
身の回りにあるもので作った商品をその適切な価格で購入する
ことです。

Teebomで扱っている商品は、
世界各地のフェアトレード生産者の方たちが手作りして作った
バッグ、ストール、アクセサリー、ぬいぐるみ、カトラリーなどを
できるだけ現地から直輸入して、販売しています。

楽天市場フェアトレードショップTeebomを是非のぞいてみてください。
昨日の静岡は熱帯地方のような暑さでした・・・
でも、今日は朝からかなり強い雨で、空気も冷たく肌寒いです。

雨の中、コーヒー豆が入荷しました。

Teebomでは4種類のコーヒーを生豆(なままめ)と
焙煎豆で販売をしていますが、
今日、入荷したのは、ルワンダです。

ルワンダは、「ホテルルワンダ」と言いう映画で
知る方も増えたかと思いますが、
アフリカの東側の内陸にある小さな国です。

”千の丘の国”と呼ばれるほど山脈が多い国です。
7つの湖と5つの火山、ナイルの水源となる川があり、
南西部の山岳性熱帯雨林の原生林から
東部の熱帯サバンナまでと多様です。

ルワンダのコーヒーはブルボンコーヒーの栽培に最適な環境の下で
約2200人のコーヒー農家から構成されるCOOPAC農協で生産されています。

2004年にEAFCA(East African Fine Coffee Association)によって、
「最も優れている東アフリカのアラビカ豆」と評価されました。


さらに、COOPAC農協では売上金から学校・病院・道・橋建設、
女性・子どもの生活環境の向上など、福祉活動にも力を入れています。


もちろんFair Trade (FLO)認証を取得しています。

Teebomでは開店時からルワンダを自家焙煎によりお客様にご提供
させていただいており、好評です。

お客様からは
「苦みはかなりあるけど、後味がいいですね。」

「おいしい!!それにフェアトレード!!」

「これまでブラックでは飲めなかったけど、このルワンダはいける!」

などと言っていただいています。

IMG_3740.JPG

この麻袋の中に60Kgの生豆が入っています。
袋の立ち方が、へなちょこですが、
一人で格闘して、やっと立たせました・・・ふう~

IMG_3741.JPG

麻袋には "COOPAC RWANDA"(コーパック ルワンダ)と
記されています。

IMG_3742.JPG

開封しました。
青臭いにおいです。

IMG_3743.JPG

粒ぞろいのいい豆です。
焙煎が楽しみです♪

コーヒー豆が今年4月から値上がりし、
フェアトレード豆の価格も上がりましたが・・・

Teebomでは値上げをせず、これまで通りの価格で
販売させていただきます・

生豆 ¥180/100g
焙煎豆 ¥380/100g

6月から楽天市場でも販売する予定ですので
お楽しみに!!

店頭では試飲をしていただけますので、
お気軽に声をかけてくだいね。

5月の第2日曜日の今日は、母の日ですね。

近頃はTeebomに中高生が立ち寄ってくれるようになり、
ここ数日は、母の日のプレゼントを購入していただいています。

日頃はなかなか言えない「ありがとう」を
プレゼントといっしょに伝えるのって、いいですね♪

このブログにも度々登場する私の母は
とてもユニークな人です。

私が青年海外協力隊に参加したいと行った時は
「私も若かったら参加したかった」と言ってみたり、

30代半ばを過ぎて自動車の運転免許を取得し、
クルマを購入した翌日に
祖父のところに行ってくるからと言い
妹を連れて、なんと原宿に行ったこともありました。

クルマを買ってすぐ、静岡から東名高速と首都高速を乗り継いで
原宿まで行ってしまうとは!!!!!!
なんとも恐ろしい母です。

他にも母にまつわるエピソードは数知れず、
深夜ラジオ番組に投稿したこともありました。

私が時々店番を頼むのですが、
その時はここぞとばかりに張り切ってくれますが・・

お昼前から
「あ~おなかがすいた」
だったり、

「お姉ちゃん、コーヒーが飲みたいんだけど・・・」
だったり、

3時くらいになると
「眠くなっちゃったから、帰るね」
だったり、

非常にマイペースです。

母を知る私の友人知人は
「この母にしてこの子あり」と
よく言いますが・・・

私も、かなりマイペースなようです。

(自分でも「うわ~私ってなんだか母親に似てきたみたい!!!と
思う時が・・・まあそういうもんなんでしょうね。)