5月はフェアトレードを世界で広めましょうと言うスペシャルな月です。

という、私は毎日がフェアトレードです。

今日と明日のブログでは私がなぜ、フェアトレードにかかわろうと思ったか
書きたいと思います。

今から約18年前・・・私は青年海外協力隊の一員としてスリランカにいました。
2年の予定で勤務先を休職し、村落開発普及員としてスリランカの首都から2時間くらいの
ところにある村に住んでいました。

「村落開発普及員」って???なんだかわからないですよね。
簡単に申し上げると「村おこし」みたいな活動です。

私は、住んでいた村とその周辺の3,4の村で活動していました。

活動の目的は明確で
「村人たちの生活改善」でした。

村の人たちと話しの中で、
私にできそうな、
「職業訓練と収入を得るための活動」を
することにしました。

名付けて
"Small Income Generation Programme"

職のない若い男性たちには
休職先のNTTからの支援を受けて
電話や電気を通すための電柱を建てる工事を
建設局から請け負いました。
私は現場監督で、12メートルのコンクリート柱を
建てていました。

また、村の若い女性や子育ての終わったお母さんたちには
端切れを集めてもらい、パッチワークを教え、
それを首都で行商していました。

前置きが長くなりましたが、
フェアトレードについてかかわるきっかけとなったのは
この行商で起こりました。

スリランカは、他の南西アジアの国と同様に女性は
サリーを着ています。そのサリーの下に”ヘッティ”という
丈が短く、体にぴったりのブラウスを着るのですが、これらは
すべてオーダーメイドで既成品はありません。
また、子供の洋服などもオーダーメイドです。

ですから、家々にはハギレがたくさんあるので、
これを使って、パッチワークのベッドカバー、手提げ、タペストリー
などを作って、毎月首都へ行商に行っていました。

パッチワークの商品が珍しかったためか、商品はとてもよく売れ、
"Small Income Generation Programme"はとても順調でした。

村のお母さんたちは、

家の窓にガラスを入れたり(これまでは木で開け閉めをしていたので
閉めると部屋の中が真っ暗になっていたのです)

床を土からコンクリートにしたり

自ら稼いだお金を有益に使って、
自信にあふれていました。

ところがある日、いつも卸している店に行ったところ
「もう商品はいらないから、持ってこなくていいよ」と
店主から言われました。

あまりに突然だったので、茫然としている私に
村のお母さんが言いました。

「ミス(私のこと)、見てごらん。お店の中にあるものは
皆私たちが作ったもののコピーだよ」

「えええええ~~~!!!!!!」

私も店の中を見てみると、
これまで私たちが作ったものと、とても似た商品が
ずらーっと大量にディスプレイされていました・・・

違うのはパッチワークのキルトの部分が
そのお店でつっくった物はミシン縫いでした。

私たちに資本金などなく、自分たちの周りにあるものだけで
商品を作っていましたので、とても大量生産はできませんでした。

さらに、価値観の違いからか
スリランカでは手縫いよりもミシンなどで作ったものが
高く売れましたので、私たちの商品は売れなくなってしまいました。

落ち込む私に村のお母さんたちは

「また、新しいのを作ればいいさ。
真似できないようなものをね!」と
言ってくれました。

村のお母さんたちの励ましと頑張りで
新たな挑戦が始まりました・・・

今日はここまでにします。


フェアトレードは弱い立場にある途上国の小さな生産者が
身の回りにあるもので作った商品をその適切な価格で購入する
ことです。

Teebomで扱っている商品は、
世界各地のフェアトレード生産者の方たちが手作りして作った
バッグ、ストール、アクセサリー、ぬいぐるみ、カトラリーなどを
できるだけ現地から直輸入して、販売しています。

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