きたきた、全米中継との兼ね合いもあり、ネタバレ状態での観戦だったが、、、。

マロニー戦。

まろにぃちゃん、も強かった。

ってか、尚弥の、瞬殺なしも、やはりガチで強い対戦相手との闘いだけに、素人ながらに楽しめた。

まあ、これまでが、殺陣か?みたいな、放送無視で、あまり時間どないすんねん、みたいな試合ばかりだったが、今日は7ラウンド。

5ラウンドくらいから、井上優勢かな?みたいな感じ。
最後決めたカウンターをイメージしてたんやろうなあ。
入って来るとこ見て、右カウンター。

しかし、最後は、マロニーが左から踏み込む瞬間に、右カウンター。

多分、40cmくらいしか無かったのでは?
確かに、それまでのダメージ蓄積もあっただろうが、40cmくらいのストロークで、見事にダウンを奪った、、、。

いやあ、まさに世界の井上。
ジャパニーズモンスター!

凄かった。

両選手に、はくしゅはくしゅう!

エース・フレイリー

 

最後は、エース・フレイリー。

 

最近、カバーアルバムをリリース。

うーん。


エースほど、エースな奴は、いない。


なんのこっちゃ。

 

さて、エースのソロアルバムだが、記憶の範囲、このアルバムは4名のアルバムの中で一番売れた筈。


で、シングルカットされた、ヒットメーカーの、ラス・バラードの手になるニューヨーク・グルーヴは、シングルとしても一番売れた曲。


プロデュースにも、これまたヒット請負人の、エディ―・クラマーを招聘しており、エースのこのアルバムにかける意気込みを感じる。

 

ニューヨーク・グルーヴは、ともかく、売れたので、その後、キッスでも演奏している。

ピーターよりも、キッス内での存在感も高かったエースだけに、ある意味キッス的な感じのする楽曲が多い。


これは、ピーターと違い、ハードロックと、大きなジャンルではキッスと言う箱に近い音楽性であったエースの場合、アルバム内での音処理がキッスに寄っている事にも起因しているだろう。

これは、このソロアルバムのプロデューサーが、キッスのプロデュースも行っているエディ・クラマーだったことが大きい。

 

本アルバムでは、エース・フレイリーのミュージシャンとしてのセンスの高さが良く表れている。


なかなか、ここまで自分のカラーを持った楽曲を作り続けるミュージシャンも少ないだろう。

独特の歌い方、もあるが、それを除いても、曲のメロディライン、構成や、ギターリフ、レイアウト、すべてにおいて「おっ、エース」なのだ。


エースは、非常にオリジナリティのあるアーティストだと思う。

 

実際、一番売れた(筈)のだが、それだけの価値はある。

ともかく、全編、捨てなしの佳作だと言える。

 

CD収録順。


Rip It Out


カッケー!

エースの、カッコよさが、詰まった名曲。

いかにも、エース。

ノリノリ。

 

Speedin' Back To My Baby

イントロから飛ばす、縦ノリロック。

転調サビが、クセに、なる。

 

Snow Blind

軽めの、音に、仕上げているが、重めなハードナンバー。後のフレイリーズ・コメットに繋がる雰囲気。

ソロで、リズムノリノリ。

 

Ozone

器用な曲。

変な表現だが、まあ、そんな、感じのナンバー。リズム崩しが特徴。

 

What's On Your Mind?

エースは、ほんと、魅力的なリフを考える。

Bメロで、雰囲気が、ガラっと、変わる。

エースの場合、なにか別の曲を想像させるパターンがほとんどない、オリジナリティが特徴だが、この曲は一瞬チープ・トリックが見える。

 

New York Groove

まあ、売れた。

キッスでは、ない、選択肢なんだろうが、ソロアルバムで馬鹿売れしたので、後にはキッスがステージで演じる。

 

I'm In Need Of Love

エースが書いた、以外ありえない、これぞエースな曲。

スネアをハーフに入れて、リズム変えするのも、エース鉄板。

 

Wiped Out

シャカシャカ。

エースっぽくない。

ただ、妙に捻りの効いた曲構成は、エースらしい。

 

Fractured Mirror

エースお得意インスト。

後のソロアルバムでも何度かリテイクしている。

 

エースは、最も過小評価されているギタリストとも言われるが、同業者からの評価、レスペクトは高い。エースのみ、のトリビュートアルバムが出ていて、我らがマーティ・フリードマンや、スコット・イアン、サボ、セバスチャン・バッハ、ジョン・ノーラム、トレーシー・ガンズなんかが参加している。

 

手数、とか、速さ、で評価される事はないかも知れない。が、ギタリスト、と言う単体職業ではなく、ミュージシャン、と言う、その上の括りでは高く評価できる。やはり、エースはどこまでもスペース・エースであり、ひたすら、カッケー、のだ。

ピーター・クリス

 

 

続いて、ピータークリス。

元々、キッスの縛りの中でモンモンとしていて、ガス抜きしたかったのは、ピーターと、エース。

 

結論から言うと、キッスファンとしては、音楽性で言えば、違う方向にある。

 

流石に、守備範囲の広いキッスなんで、あえて言えば、キッスのアルバムで言えば、その後のアンマスクド、に近い。

そう言う意味では、アンマスクド、はクレジットは別として、ピーター志向のアルバムでもある。

なんせ、キッスの、シングルでの最大のヒットは、ピーターの手になるものだ。

 

実は、初期キッスにおける最大のヒットソングは、ピーターの手になる、ベス、だ。

次のアルバムでも、柳の下の泥鰌狙いで、同じくピーターの手になる、ハードラック・ウーマン、がシングルカット。

ピーターは、ヒットメーカーでもある。

その点、流石に作品に良く出ている。

あたりの良い、聴き良い、曲が並ぶ。

個人的には大好きなアルバムだ。

 

ハードAOR、ソフトロック、オールドスクールな感じの仕上がり。

ビートルズからの直接的な影響を強く感じる。

 

各曲、良くできている。

どちらかと言えば、バンド、と言うよりも、シンガーソングライターのアルバムの雰囲気。最初期からブラック・ダイヤモンドなどで聴かせていた、ピーターのハスキーボイスが立っていて、良い仕上がり。

その後、キッスを脱退してソロ活動に入るピーターだが、その後の彼のアルバムと、全く同一ライン。

確かに、ガス抜きする必要があっただろうし、かつピーターのやりたい音楽はキッスでは実現できなかっただろう。

 

昔のハナシだが、ピーター・クリスは、ドラマーとしては、一般的に聞こえてくる評価としては、高い人ではなかった。

が、ボーカリスト、コンポーザーとしての評価は高い。まあ、実際、ヒット作を生んでいるので。

いろんな要素や、状況が、環境が、あるにせよ、これらのヒットを作った本人であり、ソングライターとしての片鱗が窺える。

ただ、ドラマーとしても、ハードロックと言うジャンルに収めるかどうか?があるので、ドラマーとしての当時の一般的な評価もどうなのか?とは思う。

上手い、とか、下手とかは簡単に評価すべきではない。

 

ピーターは、キッスに入るべき人ではなかったのかも知れない。

しかしながら、ここが重要だが、一方で、キッスに入ったからこそ、その後のアーティストとしてのポジションがあるのも事実であり、ピーター・クリスは、キッスにいなければならなかった人でもある。

 

本アルバムは、ピーターのやりたい音楽が詰まっている。

その後のピーターのアルバムと基本的には、同一ラインにあるが、その後の彼の作品よりソフトに仕上げられている。

2曲目の、YOU MATTER TO MEは、名曲。

 

ピーター・クリスは、キッス脱退後、2枚アルバムを立て続けに出した後、暫く休止、また不定期ながらにポチポチアルバムを出している。

 

ソロアルバムは首尾一貫している。

1曲聴いて気に入れば、ピーター・クリスのソロアルバムはすべてオススメできる、感じ。

完全なソフトロック、オールドスクール。

 

加えて言うと、ピーター・クリスのソロアルバムの中で、このキッス名義のソロアルバムが一番好み。

 

言い方が悪いが、この、キッスとしてのソロアルバムだけは、やはり、キッスの箱にいたからこそ、できた、金の掛け方があっての仕上がり感がある。

大人な世界だが、キッス、と言う巨大なマーケッターのマネジメントの凄さが垣間見える。

本アルバムは、ピーター・クリスのセンスを見事に引き出している。

 

CD収録順。

 

I'm Gonna Love

泥くさい、渋いスタンダードロック、な。

ちょっと捻りの効いた展開が、曲のイメージをアップしている。

思いっきり、スタンダードロック。

 

You Matter To Me

一転、AORチックなハイセンスな名曲。

ピーターの声質もあるが、ロッド・スチュアートの雰囲気。

 

Tossin' And Turnin'

スタンダードチックな。

まあ、キッスでは、ありえない。

 

Don't You Let Me Down

イイバランスで曲が、流れる。

ポップバラード。

いかにも、な曲だが、まあ、イイ曲だわ。

 

 

That's The Kind Of Sugar Papa Likes

シャッフル、縦ノリの、ポップナンバー。

ひねりの効いたBメロが、センスイイ。

 

Easy Thing

バラード。

ジョン・レノンでも歌ってそうな。

基本、キッスの中で、ピーターとジーンにはビートルズの影響が見えやすいが、この曲は、ジョンの影響を感じる。

ビートルズが、その後の音楽シーンに与えた影響についてはトヤカク言うこともなく、明白な事実。面白いもので、ビートルズの影響、とか大きく括ることが多いが、だいたい、ポール・マッカートニーからの影響、ジョン・レノンからの影響の、2タイプに分けることができる、と思う。

ピーター・クリスは、ジョン・レノン、からの影響が強い感じ。

さらに、面白いもので、ポール・マッカートニー派/ジョン・レノン派とも、共通するのは、どちらもジョージ・ハリソンからの影響を受けていることが多い。

ジョージ・ハリソンが、実は普遍的で、バランスの良いビートルズ像なのでは?と思うのだ。

あくまでも、個人的な所感として、だが、ビートルズメンバーの中で、ジョージ・ハリソンの書いた曲が一番当方の好みに近い。

 

Rock Me, Baby

オーソドックスな、ロックンロール。

 

Kiss The Girl Goodby

ともかく、このアルバムは、ある意味わかりやすく、ロック→バラード→ロック→バラード→、、、。

と、メリハリが続く構成。

これは、しっとりした、美しいバラード。

 

Hooked On Rock And Roll

これまた、典型的な、ロック・オン・プラス。

やはり、キッスではない。

明るい、害のない、ロックンロール。

 

I Can't Stop The Rain

はい、ご期待通りの、バラード。

アルバムの最後にふさわしい、しっとり、美しいバラード。

やはり、ピーターの魅力はこう言う曲で光る。

名曲だ。

 

たしかに、これだけの、仕上りだと、ソロになりたくなる、だろうなあ。

 

と思う一方、やはり、それもあくまでもKISSという看板の下で初めて成立する部分でもある。

その後の、脱退後のソロアルバムとの比較でいうと、やはり、このKISSでのソロアルバムの完成度の方が、高い。

ポールに続き・・・

ジーン・シモンズ

 

 

 

 

続いて、ジーン・シモンズ。

ポジション的には、ポールと同じだが、ほんと、性格の違いが良く出ている。

ロマンチストで、一本気なポール・スタンレイは、ソロアルバムも、キッスそのもの。

また、キッスのこれまで、と、キッスのこれから、を見据えたようなアルバムになっている。

 

これに対して、ジーン・シモンズの、スケベさ、器用さ、センスの高さ、ビジネスとしての視点、が感じられるのが、このアルバム。

 

作品としての仕上がりは、大したものだ。

トップバンドの、メンバーで、しかも自分の表現のためにキッスと言う箱も用意されているメンバーが、それ以外、を表現したい、との思いが実現されたアルバムで、ジーンのセンスの高さや、モノづくりのうまさが良くでている。

 

ジャンル不明アルバムみたく、ごったまぜ、だが、流石で、一つの作品としてまとまっている。

2004年に発表された方の、ジーン・シモンズのソロアルバムもあるのだが、こちらもプロディジーのファイヤ・スターターをカバーするなど、常にスケベにシーンを追いまわすジーンの性格が良くでている。

 

さて、このアルバムだが、なんだかんだで、結局曲を聴くと、ジーンの曲、感がいずれの曲でも良く出ている。

 

誰にでもお勧めできる、快作に仕上がっている。

 

面白いのは、このアルバムでジーンはベースを弾いていない。

楽器のクレジットによれば、ジーンは、エレキとアコースティックのギターを持っている。

 

また、ジーンらしい部分だが、スペシャルゲストが、豪華。

レーベルを超え、ビッグネームが揃う。

 

ボブ・シーガー、ジョー・ペリー(エアロスミス)、リック・ニールセン(チープトリック)、マイケル・デ・バレス(シルバーヘッド)、ドナ・サマー、シェール、ジャニス・イアン・・・・などなど、明らかハードロックへの偏りもなく、ポップス、ジャズからブルースまで、なんでもアリ。

 

 

CD音源、10曲目のSee You In Your Dreamは、キッスのアルバムに以前収録されていた作品の再録。

おそらく、ジーンなりに、思い入れが強い曲だったのか、また、ジーンがイメージしていたこの曲の最終形だったのか・・・・。

 

CD収録順。

 

イントロは、なにやらホラー映画の音楽のようなインストから、ジーンの明るい曲のパターンに。

クリスティーン・シックスティーンみたいな感じ。

ピアノのスタッカートが、それっぽい。

 

Burning Up With Fever

マイナー、メジャー転調する、女性コーラスを突っ込んだゴッド・オブ・サンダーみたいな。

まあ、ゴッド・オブ・サンダーは、ポールの作曲だが。

ドナ・サマー!!

 

See You Tonite

こう言うの作らせると、上手いんだよなあ、ジーンは。アコースティックの綺麗な曲。

ふわん、とした、浮遊感が心地イイ曲。

なんか、イメージだが、ラブサイケデリコが頭に浮かぶ。クミに歌ってもらいたい感じ。

 

 

Tunnel Of Love

不思議な感じのイントロだが、だいぶ後の、アニマライズからホット・イン・ザ・シェードあたりに入っていそうな雰囲気。

 

True Confessions

逆に、初期キッスのイメージ。

まあ、呼んだゲストの都合もあるのか、分厚い女性コーラスがこのアルバムの特徴だが、この曲の中盤のコーラスは圧巻。

 

Living In Sin

面白いもので、この曲はこの当時のジーンの書く曲のイメージ。裏に入るリズムと、コミカルな感じがちょっとした味付け。

 

Always Near You (Nowhere To Hide)

後の、アルバム、エルダーのアンダー・ザ・ローズに繋がる雰囲気。

ミュージカルよろしく、静かなマイナーで、入り、朗々と歌い上げて、最後にメジャーに転じて音が大量に重なる部分は、この曲の特徴。

 

Man Of 1,000 Faces

これぞ、ジーン。

曲のタイトル。

1000の顔を持つ男。

まさに、ジーン。

曲も典型的ジーン。

 

 

Mr. Make Believe

ポップバラード。

ビートルズな匂いのする、佳曲。

 

See You In Your Dream

キッスでアルバムに収録したが、気に入らず、にてソロアルバムでリベンジ。

なるほど、な、で、このアルバムでは、賑やかでポップに仕上がっている。

ジーンは、このイメージで曲を書いていたんだなあ、と。

 

When You Wish Upon A Star

ご愛敬。

ピーター・パンの名曲。

星に願いを、のジーン版。

ご愛敬、だが、本家より好き。(もちろん、本家とは、時代も異なるが)。

 

いやー、ついに、ついに。

 

去年くらいから、噂がチラホラ・・・

 

きました、きました!!

 

帰ってきましたヨ、皆さん!!

 

奴らが帰ってきましたよー!!!

 

 

AC/DC 新譜発表!!

 

 

先行で、1曲リリース!!

 

Shot In The Dark

 

うーん。これぞAC/DC!!!

 

期待通り・・・と言うか、AC/DCなるレールがあるとして、過去、そこから1歩たりとも外れた事はないが、今回も勿論だ。

 

永遠の悪ガキ。

 

いやあ、この間、結構心配していた要素が、わんさか、だった。

 

ピンチを乗り越える・・・・

 

1980年の「Back In Black」のリリース時と同じような意味合いを持って、この新譜となったと個人的には思うのだ。

 

「Back In Black」は、

 

当時人気上昇中だった、AC/DCが直面した、

最大の危機を乗り越えるパワーを纏った鬼気迫る緊張感のある名盤だった。

 

同年(1980年)、AC/DCは、ボーカルの、ボン・スコットを失う・・・・・

 

ボン・スコットの声は、まさしく楽器だった。

 

そのパフォーマンスは、オーストラリアからアメリカに渡ったAC/DCが、

アメリカのオーディエンスを熱狂させるAC/DCの顔だったのだ。

AC/DCの完成された形の重要な構成要素だ。

突然、その構成要素を失ったAC/DCだが、その悲しみをパワーに昇華させたのが、

 

Back In Black

 

ブライアン・ジョンソンの加入・・・


どんなバンドでも、いきなりフロントマンを失う、と言う事は、大変な事だが、

新天地アメリカでの人気爆発の非常の大きな要因が、

ボン・スコットのボーカルだったこともあり、

当時、ボン・スコットを失った、AC/DCは、大変な危機を迎えた。

 

 

しかし、ここに、ブライアン・ジョンソンが彗星のごとく登場するのだ。

 

1980年2月ボン・スコットを失い、急遽オーディション。

3月にブライアン・ジョンソンが加入。

そして、7月に「Back In Black」をリリース。

 

この作品が、AC/DC最大のヒットアルバムとなる。

 

なんといっても、世界で最も売れたアルバムで、

マイケル・ジャクソンの「スリラー」に次ぐ、

2位は、この「Back In Black」だ。

ボン・スコットとブライアン・ジョンソンでは、声質が異なる。

しかし、他にはない唯一無二のAC/DCサウンドにフィットする、

との意味では、この両名は、甲乙つけがたい。

 

さて、今回のアルバムは、さらに大きな危機だっただろう。

 

もう、おそらく、これ以上成功する必要のないAC/DCだが、そこは永遠の悪ガキ。

 

このピンチを、力に変えて、の、ニューアルバムだ。

 

今回のピンチ。

 

① まず、ドラムのフィル・ラッド。

まあ、悪ガキから、悪大人になったのか、覚せい剤に殺し屋疑惑で、逮捕。

これも、スゲーな。

素行の悪さは、他に例がないレベル・・・・

 

ちなみに、フィル・ラッドのソロアルバム、超お勧め。

カッケー。

 

② さらに、肝心のブライアン・ジョンソン。

聴覚障害で離脱・・・・

ここに、救世主として、ガンズ&ローゼスのアクセル・ローズが登場。

自ら立候補して、ツアーの代役を買ってでた。

なかなか、ハマってはいる。

 

が、デカすぎる。

 

特に、横向きにデカい。

 

フロントマンとして、AC/DCの雰囲気、ではないような気がする。

 

が、耳に届くサウンドは、AC/DCをレスペクトするアクセル・ローズらしく、

また、トップバンドのフロントマンらしく、素晴らしいものだ。

 

 

③ そして、なによりも大きな大きなピンチ。

 

マルコム・ヤングを失ったことだ。

 

AC/DCは、アンガス、マルコムのヤング兄弟が基本。

カッティングの天才、マルコム・ヤングは、

楽曲、歌詞のソングライティングにおいて、まさにAC/DCの屋台骨だった。

 

マルコムのカッティングアイディアから、楽曲が作られていく、

そんなAC/DCの制作スタイルから考えると、まさに大ピンチ。

 

 

④ さらに、追いうち。

 

ベースのクリフ・ウイリアムズの脱退。

 

フィル・ラッドと見事にシンクロするクリフのべースは、

AC/DCサウンドの土台。

グルーブの源・・・・

 

そのクリフも脱退・・・・

 

このピンチの中、

ニューアルバム。

 

9月に、なんとオリジナルメンバーが集結している写真がリークされて、大きな話題に・・・。

 

そして、その話題は、現実に。

 

ウレシイ事に・・・

 

 

●ボーカルは、ブライアン・ジョンソン!!

 

ツアーの維持に関しては、未知数だが、

アルバム制作には問題ない事から、レコーディング。

 

いつもの、ブライアン節を有難く聴くことができる。

 

 

 

●ドラムは、フィル・ラッド!!!

 

まあ、逮捕後も悪ガキぶりを発揮しまくっていたが、

なんとか無事、このアルバムに参加してくれている。

まあ、ツアー中にやらかしがあったりするかも知れんが・・・・

 

 

 

●ベースは、クリフ・ウイリアムズ!!

 

デビューからしばらくしての加入だが、

AC/DCのほぼほぼの歴史、

リズムを刻んだクリフ・ウイリアムズが復帰!

おそらく、

全盛期のオリジナルメンバーに戻ったAC/DC

だから戻ってくれたのだろう。

粋な漢だ。

 

 

 

●サイドギターは、スティヴィー・ヤング!!

ヤング兄弟の、甥っ子。

おそらく、AC/DCの名づけ親である、ヤング兄弟の姉のお子さんだろう。

前アルバムから、参加していた。

 

 

考え得る中、現状で最高のメンバー構成だと思う。

流石はAC/DC。

 

今回のアルバムは、マルコムが残したリフアイディアなどを元に、作り上げた曲も多い。

そんな、アルバムなのだそうだ。

マルコムの遺産でもある。

 

 

だから、こそ、オリジナルメンバー(デビュー時ではないが)が集結できたのかも知れない。

 

いや、その想いや、センスが凄いな、と思うのだが・・・

ニューアルバムのタイトルが・・・

 

Power Up(パワーアップ)

 

なのだ。

ここにきて、パワーアップしているAC/DC。

凄いではないか。

 

アンガス・ヤングは、今年、65歳。

E.V.Hと同い年だ。

 

いつまでも、悪ガキのママ、突っ走っってもらいたい。

 

日本、来てほしいなあ・・・・・

まさか、まさか。

我が耳を疑う。

 

朝、速報で流れてきた。

NHKや、新聞も、取り上げ、今朝はラジオで、長めの尺で報道されていた。

 

永遠のギターヒーロー。

 

近代奏法のパイオニア。

 

E.V.H。

 

その登場は、あまりにも衝撃的で、へたっぴギター弾きの当方は、

 

「なんじゃ?こりゃ??」と、

 

完膚なきまでに叩きのめされた・・・・。

 

E.V.Hが登場した当時、スーパーギタリストの多くは、クラシックやジャズ、ブルースも含む深い音楽造詣、美しい旋律と、速弾きが特徴だった。

リッチー・ブラックモアや、それに続く、イングウェイ・マルムスティーンなどは、クラシックの素養を含む、代表的なスーパーギタリスト。

ゲイリー・ムーアや、マイケル・シェンカーは、泣き、のあるブルースの素養を持つ、スーパーギタリスト。

彼らに続く、様々なスーパーギタリスト達。

 

もちろん、それぞれが、ギターを弾く事だけでなく、ミュージシャンとして物凄い人たちである事は間違いない。

 

が、E.V.Hは、違うのだ。

別格なのだ。

 

どこにもない、思いつかない、まったく新しいギターの在り方を示した、とんでもない天才だった。

 

多くのスーパーギタリストのギターは、聴くと、「うわー、早いな」「うわー、飛ぶな」「キレイだなあ」「泣けるなあ」。

なんだが、E.V.Hは、ともかく「うわ!これどないなってんねん??」だったのだ。

 

ライトハンドやアーミングなどの奏法はもちろん、まったく新しい音や、奏法の枠を超えた様々なアイディアを持ち込んだ、まさに伝説。

その型に嵌らない斬新なギタースタイルは、その登場時点において、おそらくだが、ジミ・ヘンドリックスと同じような存在だったのだと思う。

現代に続く、バンドの中での、ギター、の位置づけを大きく変えた、革命家とも言える。

これに加えての、コンポーザーとしての才能も、特筆。

名曲の数々も、陳腐な言葉だが、物凄いセンスとしか言いようがない。

 

 

まだまだ、年齢的に若い。

まだまだ、新しい音を聴かせて欲しかった。

 

残念だ。

 

 

最近、野球関連のテレビを観ていて結構出てくる話題。

 

「セイバーメトリクス」。

 

なんか、ヘビメタバンドみたいな、カッコイイ名前なんだが、

これはデータ解析による野球の研究なんだそうで。

いわゆるビッグデータの解析から生まれたもので、

メジャーリーグでは結構活用されているらしい。

 

データ解析を野球に活かす、となると、野村ID野球が有名。

野村克也がヤクルトの監督時代にチームに導入。

敵味方、各選手の特徴、特性を解析して、試合に活かしていくものだ。

これは、あくまでも「選手」が主体であり、「チーム」ではない。

セイバーメトリクスは、試合のシチュエーションごとの作戦立案に寄与するものであり、

ID野球の「個」を対象にしたものとは違う。

 

よくテレビで話題になっているのは、

「送りバント」は有益な作戦ではない、

とのセーバーメトリクスがはじ出した回答。

 

ノーアウトでランナーが1塁に出たとする。

過去の野球の定石では、

送りバントをして、ワンアウト2塁、の状態にするのだが

 

これを過去10数年の全試合データを解析すると、

得点率が低いことがわかるそうだ。

ノーアウト1塁であれば、次のバッターは送りバントをするよりも、

ヒッティングしたほうが得点率が高い、と。

 

要するに、次のバッターが打席に立つ際に、

 

●ノーアウト1塁

●ワンアウト2塁

 

この2種の状況であれば、ノーアウト1塁から打った方が、

得点になる可能性が高い、と言う分析だ。

 

まずは、以下は、セイバーメトリクスをテレビで観ていた、

野球もデータ解析も、ド素人の感想みたいなもの。

なので、その点ご了承くださいな。

 

正直・・・「うーん、どうでしょう?」

 

と思うのだ。

感覚的なモノではなく、

理屈として成立せんのではないか?と思うワケで。

 

と言うのは・・・・

 

このセイバーメトリクスなんだが・・・・

これを請け負うAと言う会社があったとする。

阪神タイガース、中日ドラゴンズが、それを導入した、とする。

で、例えば、阪神 対 中日の試合。

 

同じセイバーメトリクスのデータで試合を進めたとする。

かつ、セイバーメトリクスが最善とする作戦をどちらのチームも採用した、とする。

 

すると、お互い、相手の次の手がすべてわかってしまうことになるのでは?

 

となれば、結局裏をかく必要がある、のであれば、

そもそも、セイバーメトリクスは不要では?

と思うのだ。

 

違うのかな??

 

そこで、例えば中日は違う会社、例えばB社のセイバーメトリクスを導入したとする。

で、同じシチュエーションでB社がはじき出す答えがA社と違う、

とすれば、それはそれで、セイバーメトリクスの概念が成立しないことになる。

 

さらに、思うに・・・・

 

良く話題になっている、上記の「ノーアウト1塁でのバント」のハナシ。

 

過去10数年のデータを解析した、

としても、

そのデータである「過去10数年」は、

ノーアウト1塁では、

送りバントが定石だったワケで。

 

となれば、

当然、守備側チームは、

バントを警戒して、バントシフトを取り、

投手はバントを想定したピッチングを行ってきたハズ。

 

なので、当然にバントの成功率も低かったであろう。

そこで、バスターしたりとか、バントの名手がいたり、とか・・・・

そこが野球の面白さでもあった。

 

セイバーメトリクスが判断している元データそのものが、

「バントが成功しにくい状態」で行われてきたプレーのもの。

 

よって、

バントは得点率が下がる、ことをベースにすると、

バント警戒の必要がなくなる。

当然に守備体形やら、投球内容が変化する。

 

その状態では、バントも成功率は高くなるのでは?

セイバーメトリクスが頼りにする、データそのものが変化する。

 

すると、

 

「バントの方が得点率が高い」ことに変化してしまうのではないか?

 

などと、素人考え、で思うワケで。

 

ID野球は、あくまでも、プレーヤー各個人の特性を掴むこと。

各選手、目いっぱい、究極のプレーを行っているだろうから、

敵の解析に対して対抗するには、

自身の弱点の克服の練習しかなく、この解析は有益だと思う。

 

が、チームの作戦をデータ解析から立案すると、

逆の効果を生むと思うのだ。

 

なんで、データメトリクスのハナシが突然出てきたのか?

と言うと。

 

随分前だが、

東京にある、日本で一番難しいとされる、某国立大学、

で研究している「株価予想」についてのハナシを聞いたことがあった。

究極は、株価の予測を完璧に行うこと、なのだそうで。

 

その時に違和感を覚えたのだ。

 

ちょっと待てよ・・・・・。

 

株価の予測が完璧に行えるのであれば、

その予測が株価を変化させることになりかねないのでは?と。

 

データメトリクスのハナシを聞いて頭に浮かんだのが、この記憶。

 

先日の番組では、データ頼りではイカン、とプロ野球OBの方が言っていた。

番組的には、古い感覚的野球だなあ・・・

的な扱いだったのだが・・・

 

視点は異なるかも知れないが、

データ解析、自体が、結果に影響を与える可能性がある、

と考えれば、個人的には、この意見に賛同するワケで。

データメトリクスってどうなの?と

 

まあ、ド素人の所感ですけどね。

1978年のこと。

 
あ、まず先に。
 
1978年に、キッスのメンバー全員が同時にソロアルバムをリリースした話、をウダウダ書いております。
 
デビュー以来、いわば急成長を続けてきたキッス。
大スターに一気に上り詰めると、メンバー間での軋轢が出始める。
結成時のメンバーのママでの、あれよあれよの急成長。おそらくは、メンバーの想定を上回る勢いだったろう。
それぞれの思いや、考えなどが色々変わる時期、でもあった筈。
 
オリジナルキッスは、4人のメンバーで構成されるバンドだが、やはり、ポール・スタンレー、ジーン・シモンズの2人をコアとして、リードギター、ドラム、がそれに加えて、いる、図式が基本となっている事は否定できない。
 
当時は、オリジナルメンバー4人のバンド、との体だったが、ジーンとポールが、他のメンバーを募集して始まったバンド、のスタイルは一貫している。
 
ただ、キッス、と言うバンドのキャラクター内では、4人のキャラクターが作られ、成立していてバンドを形成している(メイク期)。
 
もちろん、当方自身もそうだが、リードギターのエース・フレイリー、ドラムのピーター・クリスのミュージシャンとしての魅力については理解しているし、エースにはギターの楽しさを教えてもらったようなもの、この点、誤解なきよう。
 
その音楽的センスは高いと思う。
 
ともあれ、1978年、アルバム、ラブガンをリリース後に、この状況をなんとかせねば、とキッスの活動の一部として、
 
4名が同時にソロアルバムをリリースする、事とあいなる。
 
まあ、これも、当時のキッス人気を考えれば、ありかも、なんだが、よく考えたら、凄い事、だ。
バンド、となると、それぞれの人気度や音楽に対する、姿勢、意欲などにバラつきがあり、何といってもリリースするレコード会社としてはビジネスとしての蓋然性を考えると、全員が同時にソロアルバムを出す、と言うのは、まあ、一種凄い冒険のハズ。
当時、それくらいキッスの人気が凄かった、と言う事。配信ではなく、プレスされた板、レコードの場合は在庫リスクを考えなきゃならんし。
 
基本的には、キッスのソングライティングの中心メンバー、ポール、ジーン以外の、エース、ピーターの、音楽の捌け口を作って、軋轢を緩衝しよう、という発想だと言われている。
 
結果、セールスとしては、記憶が曖昧ではあるが、確かエース・フレイリーのアルバムが一番売れた、と記憶している。
その後に、キッスでもステージで演奏する、ヒットメイカー、ラス・バラードの手になる「ニューヨーク・グルーブ」は、シングルでも、この4名のソロアルバム中、最も売れた筈。

これは、名曲だ。

さて、それぞれのソロアルバムだが・・・・

 

ポール・スタンレー

 

 

これは、ある意味、笑える。

なんとなれば、キッス、そのもの、だ。

当時のキッスのアルバムから、ジーン、エース、ピーター、の楽曲を除いて自分なりのベストを作る、とこうなる、みたいな。

まあ、ソングライティングのメインパーソンなので、当然ではあるが、ポールはキッスで自分のやりたい音楽をやっている事、明確。

 76年から80年のアンマスクドくらいまでの、キッスの楽曲の雰囲気そのまま。

 

正直だが、プレイリストに突っ込んで垂れ流していると、一瞬、キッスの曲か、ソロアルバムの曲か一瞬考えることさえある。

 

ちなみに、本アルバムでギターを弾くのは、後にキッスに加入する、ブルース・キューリックの、実兄のボブ・キューリックが弾いている。

 

お気に入りは、まあ、だいたいポールファンならご理解いただけるだろうが、CD音源ならば7曲目、のHOLD ME TOUCH ME。

 

ロマンチストなポールらしい、美しいバラード

 

CD収録順。

 

Tonight You Belong to Me

アコースティックのイントロから入る。マイナー基調のハードロックナンバー。

なんちゅうか、ポールらしい曲。

 

Move On

初期キッスのポールが好みそうな、グループ感のある曲。

 

Ain't Quite Right

一番、キッスらしくない、か。

AORっぽい雰囲気のハードポップ。

実は、好きなナンバーだったりする。

ドナルド・フェーゲン、ボズ・スギャックスなんかにちちょい、と、混ぜてもよさげ(あかんか?)。

 

Wouldn't You Like to Know Me?

ポール!ってな感じ。

イントロのギターのリフが無茶良い。

不思議な違和感の残るコード進行が、頭から離れない名曲。

 

Take Me Away (Together as One)

メロディラインが綺麗なハードバラードナンバー。

ポールらしい、アルペジオの主張が強い。

 

It's Alright

シツコイようだが、ポールらしい曲。

聞いてソレ、とわかるロックナンバー。

ポールのリフが、独特なんだよなあ。

 

Hold Me, Touch Me (Think of Me When We're Apart)

最高!

ピカイチなラブバラ。

言うことなし。

 

Love in Chains

裏拍ギターが雰囲気出す曲。

音がハードロックだが、構成的には、ポップ基調。

キッスではないな、な、曲。

が、歌メロが、やはりポールなんだよなあ。

 

Goodbye

なんか、いくつかの曲が重なってできた感。

スタジオでなんとなく弾いていたリフをいくつか繋げたような。

仕上り、なかなか良い曲にはなっている。

が、なんか、すっと、頭に入らないんだよなあ。

 

総じて、ポールファンの当方にしては、評価が低いのだが、これには事情があるワケで。

 

そもそも、このソロプロジェクトは、ピーター、エースのガス抜きの意味合いが強い。

 

直前に、アルバム、ラブガンをリリースしており、同じ年に、このソロアルバム。

中心メンバーのポール、ジーンは、一番良い曲は、ラブガンに投入しているはずであり、特にポールの場合は、ラブガンなど過去アルバムのボツ曲を回しているような気もする。

 

そもそも、ポールとジーンに関しては、このタイミングでソロアルバムをリリースする動機があまりない。

仮に、良い曲ができたとしても、本業であるキッスの次のアルバム用にまわしたかろう。

実際、ソロアルバムの楽曲に近い雰囲気の曲が、続くダイナスティー、アンマスクドに登場する。

 

そんな、中で、これぞポールの、ラブバラ名曲、HOLD ME TOUCH MEが生まれる。

 

まあ、イイ曲ですわ。

なんだかよくワカランタイトルなんだが・・・・

 

ともあれ、昔々のおハナシ。

 

美伝説・ジェフリア、産業ロックの波に乗り遅れたシンセの実力派!

ジェフリア

 

なるバンドがあった。

 

ヘビーメタル隆盛期の1985年にデビュー。

 

歴史の影に完全に埋没しているが、

実は、

当時、物凄く売れたのだ。

 

デビューアルバムが、いきなりビルボードのアルバムチャートで26位。

 

この曲が、大ヒット。

 

 

この Call to the Heart は、シングルチャートで15位。

 

続いて、シングルカットされた

 

Lonely in Love はシングルチャート57位を記録。

 

デビューしたてのバンドとしては、まあ、上々の結果と言えよう。

 

アルバム全体は、まとまりなくバラついた感じはあるものの、

それぞれの曲にはオリジナリティも感じられる。

 

このアルバムをひっさげ、ツアーに出る。

単独ツアーではなく、

当時大きな話題になっていた、

ディープ・パープルの再結成ツアーの

オープニングアクトだ。

 

ここで何があったのか?

当時の記事によれば・・・・

何か、リッチー・ブラックモアの癇に触れるものがあったらしい。

メンバーの態度なのか、

はたまた、

それとも、思いの外ジェフリアがウケたのが気に入らなかったのか・・・

 

ともあれ、ツアーの途中で、

 

○演奏時間を45分→25分にカット

○アンコール禁止

○ギターソロ禁止

○アリーナの照明を落とすのも禁止

 

と。

不運だあなあ。

 

その後のフォリナーのツアー帯同では評判も高く、来日もしている。

当時、評価は確かに高かったのだろう。

実際に、売れたワケだし。

 

だが、不運続き、と言うべきか、自業自得なのか・・・

 

1枚目のヒットに気を良くして、

メンバーチェンジも行い、

1986年に、セカンドアルバムをリリースする。

 

Slik+Steel

 

デビューアルバムの、まとまりのないバラけた感じもなくなり、

楽曲の雰囲気はアルバム内でまとまっている。

 

ファーストシングルは

 

I must be Dreaming

 

 

セカンドシングルは

 

Love You Forever

 

 

さて、どう感じるか??

 

「ジャーニーみたい?」

 

そう、

 

そうなのだ。

 

まるっぽ、ジャーニーなのだ。

 

アルバム内、8割がた、ジャーニー風。

 

ジャーニーの名盤、と言うか、

ロック、ポップスの不朽の名盤、

フロンティアーズ

のリリースは、1983年。

 

この後、ジャーニーみたいなの、が大量生産された。

 

 

2作目を聴いてから、デューアルバムを聴き直すと、

ジャーニー風になってしまう、素地、はあったとは思う。

キーボードが全面に出るバラードは、

当時の鉄板だが、

ジェフリアのヴォーカルのデヴィッドの声質も、

若干ハスキー/ハイトーンで、

スティーブ・ペリーに寄ってしまう。

 

1980年代ですよ、的なサウンドエンジニアリングも多大な影響を与えている。

ジェフリアの方が、空間系の音処理が強めだが、

やはり、ここでも、

フロンティアーズ

の与えた影響は大きい。

それくらい、フロンティアーズに掛かるサウンドエンジニアリングは革命的だった。

 

おそらく、若い方でも、ジャーニーはよくご存じだろう。

 

フロンティアーズは、物凄く、売れたし、

なによりも、

後に続く、ハードポップス系のファウンデーションになった。

特に、バラードは、ジャーニー的な曲で溢れかえっていた。

そこに加えての編曲とサウンドエンジニアリング。

 

ジェフリアは、その罠にハマった・・・・・

 

そうそう、脱線するが、

日本でも、当時、ジャーニー人気は凄かった・・・・・

 

当方の高校時代、

学園祭で有志バンドのライブ。

 

Separate Ways は課題曲なんか?

と言うぐらいに、この曲を演奏するバンドが多かった。

 

 

おおよそ、イントロから、ドラム、ギター、ベースがかぶさるあたりで、

そのバンドの実力がワカル。

で、スティーブ・ペリー登場で、ズッコケる、パターン・・・・・

 

ハード寄り、ポップス寄り、両方のバンドがコピーしたがったので、

Separate Ways選手権になってしまったのではないか、

と、当方は分析する。

 

そこには、このバンドの存在が影響する。

断言したが、

友人のバンドがそうだった、だけのハナシだが・・・・

フロンティアーズと、同時期、

ナイトレンジャーがデビュー。

 

Dont Tell You Love Me

 

ハード系のバンドが、これを、やりたがったんだよなー。

 

んが・・・・

 

手練れのギターが2本必要だし、

ブラッド・ギルズのアーミングは難しいし、

ジェフ・ワトソンはやたら速いし。

 

で、結局、

 

1曲目にふさわしく、当時の人気で考えると・・・

 

Separate Waysに落ち着く・・・と。

 

ポップス系、ハード系の両バンドからコピーされた・・・

 

まあ、結局、だいたいは、

スティーブ・ペリーでズッコケるハメになるのだが・・・

 

ハナシを戻して・・・

 

ともあれ、ジェフリアは、「ジャーニー物真似バンド」的な

イメージが付いて、急失速。

 

結局、セカンドアルバムは、まったく売れず。

 

ジェフリアは、起死回生で3枚目のアルバム制作に入るが、

陽の目を見ることなく、解散となる。

 

ただ、この3枚目のアルバムの為に書かれた曲は

元メンバーのバンドでリリースされる。

 

ジェフリアのデビューアルバムなんだが、

音的に、新人感がないのには、理由がある。

 

ここで、ようやく、タイトルの・・・

 

天使からぁの、貴族院。

 

なハナシ。

 

このジェフリアと言うバンド。

元々は、エンジェル、なるバンドのキーボードとして活動していた、

グレッグ・ジェフリアが結成したバンドだ。

 

エンジェルは、

 

キッスのジーンシモンズが発掘。

1975年デビュー。

キッス、クイーン、エアロスミスの次の世代のバンド、として期待されていた。

 

ギターのパンキー・

デモニックでアメコミ的なペルソナ、キャラ、

をウリにするキッスとは対極で、白い、金髪、美形、な。

 

 

これも、また、1970年代的サウンド。

ELP的なプログレ要素から、ハードロックな要素まで。

 

音的にもオリジナリティ高く、一定の評価を得た。

 

個人的には良いなあ、と思うのだが・・・・

 

良い評価は、あくまでも、一定の、だ。

 

当時、「美し系」と言えば、退廃的なイメージのグラムロック。

ニューウェイブ・アート系、みたいなイメージか。

ダークでカッコよく、ジェンダーレスで美しい・・・みたいな感じかな?

 

発掘したジーン・シモンズにしてみれば、

黒く、デモニック、アメコミ的なKISSとの対比を面白がったのだろう。

 

白い、美し系、天使

 

現在であれば、アリ、とは思うが、

当時は批評家から散々な評価を与えられる。

 

ザッパ大先生のPunkeys Wipsなる曲は、

このような(エンジェル)バンドを嘲笑する曲。

 

 

ちょっと、早すぎたかな??エンジェル。

 

それでも、カルト的な人気はあり、

現在も再結成して活動しているのだ。

 

だが。

 

今回の主人公の、ジェフリアは、色々とあって再結成エンジェルには参加していない。

エンジェルは、「カルト的人気」イコール、

商業的に成功せず、にて、

1981年に一旦、解散している。

 

で、グレッグ・ジェフリアは、最初に紹介した、ジェフリア、を結成。

前述の通り、

2枚のアルバムを出して、消滅。

 

その後、

エンジェルでお世話になった、

ジーン・シモンズのサポートを得て、

 

House of Lords

 

を結成。

ジーン・シモンズのシモンズレコードからデビューする。

1988年だ。

 

さて、1988年前後、

ハードロックの現在のあり方(当時の現在)を示す、

2つのバンド、2枚のアルバムが登場する。

 

それが・・・

 

ボン・ジョビの、Slippery When Wet(1986年)

ホワイト・スネイクのWhitesnake(1987年)

 

 

 

革命的なアルバムだ。

 

上記の1980年前半と同様に、

 

この後、

 

ボン・ジョビ風。

ホワイト・スネイク風。

 

が市場に溢れかえる。

 

曲調とか、そういうものがメインではない。

ここでも、やはり、

アレンジ・とサウンドエンジニアリング、だ。

 

そう、ご想像の通り、

 

案の定、ボン・ジョビ風、ホワイト・スネイク風、の仕上がりになっていたのだ。

 

 

結構、話題になり、ファーストシングルのI Wanna be Lovedが、そこそこヒットした。

 

いかにも、いかにも、で、1980年代後半的、当時的なサウンド。

 

この影響云々は除いて、

 

このHouse of Lordsってバンド、

いい。

とても、カッコイイのだ。

 

個人的見解だが、

このデビューアルバムに限定しても、

上記の、ボン・ジョビ、ホワイト・スネイクと並べたとして、

当方は、House of Lordsが一番好みだ。

 

商業的に大成功!!!ってワケではないが、

大に近い中成功って感じ?

 

中ヒットを繰り返し、休止期間があるものの、

現在もこのバンドは存在している。

なんだが、2006年を最後に、ジェフリアは参加していない。

 

当の、ジェフリアだが・・・

グレッグ・ジェフリアは、ホテル・カジノ経営で成功。

事業家に転身、と。

 

House of Lordsの新譜

New World - New Eyes

 

 

今年のリリース、だ。

 

デビューから変わらず。

ハード寄り、ながら、キャッチ―。

現代の音を手に入れて、ようやく、ジェフリアの音楽性に軸ができた感じ。

 

まあ、本人はおらんのだが・・・・

 

結局、音楽って、アレンジとサウンドエンジニアリングで、

無茶苦茶変化する、ってことなんだろうな。

アーマードセイント

ニューアルバムがリリース!!!

 

 
10月リリース予定だが、プレミアでPVが公開されている。
 
やっぱ、カッケーわ。
 
1984年デビュー。
 
軽くキャッチーで、テクニカル、美形だがどこか退廃的なLAメタル全盛の時代。
まさに、そのLAの出身なんだが、LAメタルとは対極にあり、一世代前のNWOBHMを彷彿とさせる、重厚長大なサウンドを提げてデビュー。

PVは、80年代チックな作りだが、サウンドは、明らか、LAメタルとは対極にあるものだった。
84年のデビューだが、LAメタル隆盛期以前の82年から活動しており、NWOBHMからの影響をメンバー自身が語っている。
 
1990年代に活動停止の時期もあり、時代は変わり、ビジュアルイメージも大分変化したが、相変わらずのキレのある、これぞ、正統派ヘビーメタル、みたいな。
 
曲そのもの、サウンドは、随分今風になっているが、アーマードセイントの場合、やはり、ジョン・ブッシュの、独特の声が、いかにもアーマードセイントな。
 
新旧比較。
 
上に上げた2本のPVでは、38年、と言う開きがある。
昔は、ジョン・ブッシュも髪フサフサだったなあ、、、。
 
なんだが。
 
 

しかし、若いぞ、ジョン・ブッシュ。

 
これで、57歳、だと。
 
 
まあ、こう言う世代が若々しく、現役で頑張ってくれると、嬉しい。
 
当方、好きなボーカルを問われれば、ジョン・ブッシュの名をかならず挙げている。
聴けば、それとわかる、あの声質がたまらんのだ。
 
アーマードセイントは、活動停止期間があるが、ギターのデイブを病で失う不幸もあったものの、創立メンバーの交代もなく、現在に至る。
 
ただし、上記のごとく、活動停止期間があり、そもそもの活動停止の原因は、
 
ジョン・ブッシュのアンスラックスへの加入、だ。
 
ガッツリの加入で、アンスラックスの成長期を支えたボーカルは、ジョン・ブッシュだ。
都合14年に渡り、ボーカルを務めた。
 

 
と、言う事は、その間は、アーマードセイントは活動を停止している。
アンスラックスは、5〜6名くらいボーカルが在籍したが、基本、オリジナルメンバーであり現在も在籍している、ジョーイ・ベラドナか、このジョン・ブッシュが、アンスラックスのフロントマンとして知られている。
 
ボーカルの声質は重要。
ジョン・ブッシュ時代のアンスラックスには、どこかアーマードセイントの匂いが纏われている。
 
やはり、乾いて、明るいスラッシュメタルな、アンスラックスには、
ジョーイ・ベラドナの方が合うと思う。
 

 
さて、アーマードセイントの新譜だが、詳しい情報はまだ少ないが、アーマードセイントらしさ、に、現代的な音を勇悟させたもの、なのだそうだ。
 
このバンドは、早くから、ベースのジョーイ・ベラによるセルフプロデュースが基本だったので、周りの都合で音が左右される余地は少ない。
が、セルフプロデュースの、あるある、の頑固一徹凝り固まり、はない。
時代を非常にうまく取り入れている。
 
ビジュアルのバンドイメージだけではなく、音も、時代に合わせて常に変化させてきている。
 
この手の、ベテランバンドの場合、だいたい久々のニューアルバム、の場合、
 
「そう、そう!コレコレ、待ってました!」
 
のパターンか、または
 
「おお!なんか、違う!」
 
のいずれかだ。
 
アーマードセイントは、この中間くらいのイメージ。
 
アーマードセイントの前作は、2015年のWin Hands Down。
 
 
現時点の、情報とプレミア公開のPVから予想すると前作の延長的な内容になりそうな感じ。
おおよそ、楽曲のイメージそのものは、現代的なパワーメタルの系統。
ボーカルライン、特にサビの部分は、昔ながらのアーマードセント調、と言うイメージかな。
来日もほとんどないので、馴染みは薄いかも知れないが、おススメのバンド。
 
PUNCHING THE SKY
10月リリース予定。
 
01. Standing on the Shoulders of Giants
02. End of the Attention Span
03. Bubble
04. My Jurisdiction
05. Do Wrong to None
06. Lone Wolf
07. Missile to Gun
08. Fly in the Ointment
09. Bark, No Bite
10. Unfair
11. Never You Fret
 
うーん。楽しみだあ。