いつの時代も、その当時は常識だったものが、今考えると、なんで?は、ファッションの世界では当たり前。
ギターも、同じ。
形も機構も変化しない、レスポールでもこう言うことが起こる。
80年代、個人的には、レスポールのピックガードは何故かダサいものだった。割と外して使っている人が多かった。
①レスポールのピックガード
なんせ、外していた。
メタル限定かも知れないが、外していた。
思うに、レスポールには危機の時代があったように感じる。
瀬戸際まで行った訳ではないが、メタルな世界では、軽量でロックトレモロに親和性がある、フラットトップ、ストラト的ギターが市場を席巻。
軽くて、平ら、である事は、重要なポイントだった。
一つ間違えば、レスポールはダサいギターになりかねない空気があったと思う。
レスポールを救ってくれたのは、ジョン・サイクス、ジェフ・ワトソン、ニール・ショーンそして、スラッシュ。
その根底には、ジミー・ペイジあり。
ストラップ長く、加えタバコのペイジは、時代と関わりなく、カッコ良かった。
そもそも、ピックガードを、外すトレンドはどこから始まったのか?
ジョン・サイクスは、ミラーピックガードを付けていた、ジェフ・ワトソン、ニール・ショーンもガードは付けたまま。
より、ヘビーなサウンドに、なるほどにガード外し率が高くなったような。
同時に、ピックアップカバーも外すトレンドがあったような。
「俺たちメタルには、ガードやカバーなんて要らねえー!」ってな感じで外したのか。
不思議なもので、最近では、ガードがないと落ち着かない。
②チェリーサンバーストはダサかった、ような
80年代、チェリーサンバーストのレスポールは手にしたことがなかった。
誤解なきよう、レスポールタイプ、だが、、、。
何故か、チェリーサンバーストはダサい、と思っていた。
当時は、カスタムの黒、スタンダードの黒、ゴールドトップ、ブラウンのシースルー、を手にした。
サンバーストならば、レモンでトラ目。
チェリーサンバーストでも、バリトラならばまあ許せる、みたいな(高かった)。
チェリーのプレーンなど、もっての外。
なんだが、Y&Tのデイブ・メケネッティは、チェリーのプレーンで、ガード、カバーなし、だった。
上手い人は、なんでもカッコよい、の見本。
当方、最近は、チェリーサンバーストばかりだが。
③テレキャスは早弾きには合わない
なんで、そんな空気感があったのか。
なんとなく、メタル的にはカッコ悪い、みたいな。
まあ、80年代には、テレキャスのメタルスーパーギタリストは事実いなかった。
周囲でもテレキャスは少なかったような。
ジョー・ストラマー、ブルース・スプリグスティーン、キース・リチャーズ、、、。大物ばかりだが、早弾きのイメージはない。
ネックは太く、ハイフレアクセス悪い、パワーコードには合わない音。
エフェクターの進化、多様なプロファイルのネック、ボディ。
布袋の存在も大きい(テレキャス的ギターだが)。最近ではテレキャススーパーギタリストも珍しくない。
大学時代に、ナチュラルのスクエアテレキャスに、フロイトローズ、EMGのシングルハムに改造した、メタル仕様のギターを持っている友人がいたが、ネック、ハイフレアクセスがダメだわ、と言っていた。触らせてもらったが、そもそも、スタンダードなテレキャスにフロイトローズは無理がある。
音は良かったが、テレキャスだから、ではなく、EMGだから、と。
④と、言うワケで、ピックガードがやってきた
摂津のギターワークスさんで、ピックガードを制作してもらった。
EG800(成毛モデルではない方)、EG900、に取り付け。
EG800の元ガードを送り、同じサイズで2枚作っていただいた。
やはり、ガードが無いと、ちょい間抜けな感じの、チェリー、プレーンのEG800。
ベースが、オリジナルなんで、まあ、ピッタリで当然か。
こちらは、オリジナルのガードが、なく、多分いけるやろ、で、同じのを取り付け。
エスカッションを交換したので、まあ、想定内ではあったが、フロイト、リア、エスカッションの幅が狭く、ガードが入らない。
リア側の切れ込みを下側に広げる必要があった。
1.5mmくらい。
マスキングテープでカットラインをひいて、カッターナイフで粗粗に削る。
角の部分(エスカッションの角が入る部分)は、あまり削らず、残しておく。
角の、部分は、他の角と同じアールのヤスリを使い、ルーターで削る。
サンドペーパーで、形を整えると、後加工した感じはないレベルで、綺麗にできる。