今日3月18日は島村楽器が募集している 録れコン 2024 の締め切り日でした。このコンテストは、昨年12月に 70の手習い でDTMを始めたとき、Cubase を購入した島村楽器パルコ店のスタッフから紹介されました。

 

 

 

応募要項にあるように、Cubase のような DAW(Digital Audio Workstation)で制作した録音楽曲が対象になります。

 

 

「まずアウトプットを決めてからインプットする」のは、長年マラソン大会から逆算して練習を組み立てるランニングで培われた私の習い性ですが、DTMに関しても遺憾なく発揮された格好です。とはいえ当初は "五里霧中" で、音を出すだけでも難儀していた Cubase の "霧" が徐々に晴れて来たのは、ひとえに通い始めたシアーミュージックDTM担当の先生のおかげです。9割がた完成した楽曲を先週のレッスンで聴いてもらったのですが、短くした方が曲が締まる、というアドバイスをもらって、その後冗長と思える部分をカットして、5分10秒から4分24秒までに縮めました。

 

DTMはまだまだ駆け出しのため技術的なレベルは低いものの、これまでおそらく半世紀以上 "意識的に" 聴いてきた様々な音楽が、今回の楽曲のあちらこちらに反映されているような気がします。使った楽器は、ドラムス、エレキベース、オルガン、エレキギター、管(トランペット、トロンボーン、アルトサックス)、弦(バイオリン、チェロ)、シンセなど全部で16種類です。それらを操る Cubase の制作画面はまるでオーケストラのスコア譜のようです。

 

 

なかなか決まらなかったタイトルは「回り道」を意味する "detour" としました。曲作りもそうでしたが、自分の人生を象徴するネーミングでもあるような気がします。結果発表は 6月3日(月)なのでここでは紹介できませんが、今後DTMで制作した楽曲などをウェブ上で発表する場を設けることを考えているので、この曲もそこでお披露目できる日が来ることを楽しみにしています。