昨日関東甲信越地方が梅雨入りしました雨の季節に入ったようですが、例年に比べると2週間ほど遅いそうです。
ジメジメした季節ではありますが、朝晩はまだまだ気温がいったん下がっているので何とか耐えられています・・・
それでも九州は集中豪雨のような強い雨が降り続いているようで、梅雨入りが遅くなった分災害が大きくならないと良いなと心配になります
さて、午前中は少し薄日も差した感じでしたがやはり湿度が高くバイオリンケースを持ち歩く場合は少ししんどいかもしれませんね🎻
そして今日はレッスンの日。Studioに向かうと、最近お会いしていなかった方と偶然バッタリお相手の方も別の木管楽器ですが、練習に来ていて近況の情報交換をしました
そしてレッスン開始。普段通り小野アンナやクロイツエルを進めていくと先生が突然「完全暗譜で今日は行きましょう!」と仰いました🎼
普段の練習では斜め方向に楽譜台に楽譜を載せて、正面の先生を見ながら弾いている感じなのですが、自信がない時やあれっと思う時は楽譜を追える環境でレッスンを受けています
しかし今日は完全暗譜でいこうとの事。クロイツエルも小野アンナも身近フレーズの部分は良いのですが、練習曲になると完全はなかなか完璧には弾けません
今は時折「アナザースカイ」を暗譜で弾きますが、少し長いクラシックの曲(レパートリー)はまだちょっと自信がないです。
先生は「視野が開放的になり、表現力が今以上に付き易くなる」とか、「自分の音に真剣になり、左手やボウイングの動きに集中しやすい」、「曲を理解しないと弾けないので、全体の曲の流れを理解しながら弾ける」…等々メリットを仰っていました
確かに弾いてみると、音程が狂い難くなったり自分の音が直接的に耳に入ってくる気がしました
また、左手の動きやボウイングで弓の通り道をしっかり確認しながら弾けるなど、今までとは違った新鮮な感覚で曲を弾けました
譜面が頭に浮かんでいるわけでもなければ、弦に音符が見えるわけでもなく、繰り返し弾いていたので指が覚えているような感覚で、指示記号もここでクレシェンドだったなとかスラーをかけるとかは、覚えているから弾けている感じでした
それでも何か音をしっかり聴くという意味では、完全暗譜は良い練習になるなぁ~という印象でした私の技術では長い曲を完全に暗譜して正確に弾くのは難しいですが、練習曲のパートパートでは繰り返している分は弾けそうな感覚を持ちました
まずはやってみる姿勢は大切かもしれませんね。すべての練習が完全暗譜が良いわけではないでしょうし、室内楽をする方にお聞きすると、人に合わせたりする部分があるので楽譜は確認のために観ながら演奏するそうです。
私の場合は人前で演奏をたくさんするわけではないのですが、また違った効果を期待しながらこう言った練習ももっと精度を上げていきたいです
今回も新鮮な気持ちで練習が出来ました