朝晩の冷え込みや、強風が吹き荒れる日が何日か続きましたが、ほんの少しづつ暖かさも感じられるようになったのは気のせいでしょうか??
日が暮れるのも若干遅くなってきて、季節は相変わらずマイペースで進んでいるのですね
元旦早々に災害があり、航空機事故もあり、落ち着かない三が日から1月も最終週に向かおうとしています。
既に日常が戻ってきてはいるものの、いつもの日常なのか新しい日常なのかわかりませんが、変わらない事への安心感と新しい事への欲求はいつも私には共存していると感じます。
ついつい新しいものに飛びつこうとするのですが、時間が経つにつれてだんだんその熱も冷めてきて、やっぱり止めておこうと手手を引く自分を顧みると、臆病なのか勇気がないのか自信がないのか・・・、自己嫌悪の毎日です。
理想の自分が高いほどガッカリ感も大きく、夢に向かう時の熱量は現実の強風にすぐに冷まされてしまいます。
それでもどこか自分を信じたくて強気を通したり、自分をより好きでいるために埒外な挑戦を繰り返します・・・。そんな自分をゆっくり解放できるのが、わたしにとってはヴァイオリンなのかもしれません。
最近ある場所で久しぶりにメンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」を聴きました🎻。
言わずと知れた三大ヴァイオリン協奏曲(ベートーベン、ブラームス、メンデルスゾーン)の一つで、私はチャイコフスキーを入れて4大ヴァイオリン協奏曲と位置付けでほしいくらいです🎼
特に「第二楽章」(13'02"~)が大好きで、第一楽章から切れることなくファゴットが繋ぎ、ヴァイオリン最初の"ミ"の音を聴くと霧が晴れたような前途が開かれたような気持になります。♬
情熱的な第一楽章に比べて、抒情的な第二楽章は何か落ち着きを取り戻してくれる気持ちを運んでくれます。
奏者は弾きっぱなしで大変でしょうが、協奏曲にしては短いほうであることや有名なこともあって、演奏会でもよくつかわれると言われているようですね。
最近のドラマでも紹介されていて、「この曲をどこかで弾いてみたい」という、いつもの願望(?)が湧き出てきます。
アナザースカイ、シンドラーのリスト、ヴォカリーズのうち一曲は、近いうちに知り合いの前で弾けたらよいなと思っています♬
そのためにはスケールと、基礎練習は徹底しないと知っている曲を人前で弾く場合、ミスがすぐにわかるプレッシャーとの戦いだとよく聞かれます。
自分の引き出しを増やすためにも、基礎練習を繰り返し繰り返しやっていこうと改めて感じた週末でした