全国的に雨でしたが、首都圏の今日は朝から断続的に雨が降り続いています気温もここ数日は春のような陽気で、日中も20℃を超える暖かさだったのに今日は10℃前後・・・
気温に体がついていかず、既に閉まってしまった冬物を再び出すのも悔しいので、春物を重ね着して今日を乗り越えようと意味もなく頑張っています・・・
せっかく開花した桜の花も今日は冷たい雨に足踏みをするかもしれませんが、例年より早い開花だったので予想より長く見られるとしたら良かったかもしれませんね
今週は要人が東京を訪問したりして、夕方銀座等は規制がされたりして移動に遠回りを余儀なくされたりして、物々しい雰囲気が散見されました
しかし一方で、「侍ジャパン」が期待通りの活躍で日本中を元気にしてくれましたサッカーに負けじと、日本人であるアイデンテティを擽る良い機会だったのかもしれません
何より一つの目標に、仲間と気持ちを合わせて取り組む姿は、一時期孤独や疎外感といった言葉が横行していた頃から比べると、大きな希望や期待を私たちに与えてくれたのかもしれませんね
さて、これまでも演奏中に体に余計な力が入ると音が軽くなり汚い音が出やすくなる悪い癖が多発していましたその原因も肩に力が入り過ぎていたり、右肘がロックされていたりと修正箇所は多方面でした。
無駄な力の影響は、肩に力が入り右肘をロックすることで腕の力が弓に伝えられず、擦れるような軽い音になりがちでした。特にE線は顕著に聴こえます・・・。
脱力して右ひじの力を解放して、肘から手首を捻るように力を弓に伝えていく(弦を押すのではない)と、良い音が出やすくなるよう指導されていましたがなかなか体が覚えてくれません
それを一層感覚として定着させるために、取り入れているのは「ロングトーン」でのボウイングです。
弓元から弓先までしっかり弾き切る事。特に弓先に向かっては、肘から手首に向かって捻りを意識して、弓先に来るまでに人差し指での加重バランスを音の変化で使い分けるようにしています
文字で書くと難しいのですが、弓のスピードによって捻りもっ指の加重も変わってくるのですが、そこも音を聴き分けながら重くよい音を出せるように、加重、抜重の感覚を覚えようとしています🎻
時には弓元と弓先をひっくり返して持ち、弓先から弓元にさかさまに持って弾いて見ると、弓先が重いので勝手に今までより良い音が出る感覚も覚えようと繰り返しています
音が変に歪まないように、コントロールしやすい弓元に頼り過ぎないように、弓先までしっかり音が繋がるように弾き切ることを目指してボウイングで再確認しています
自分の感覚としては、ボウイングをしている親指を中心として丸いドアノブを左に回す(反時計回り)イメージだと、とても良い音が出やすくなった気がします
そしてやはりボウイングスピード。かけた加重やバランスに見合うボウイングスピードを維持して長く弾いて見る事も良い練習になりました。
音階やクロイツェルに入る前にこの練習を行い、準備がすべて終わってから練習曲に入ると、音がとても良くなった気がします無意識の領域に辿り着くまで、繰り返したいと思います