ジムに通っていて気づいた。
貯金とダイエットは表裏一体の関係であると。

①脂肪は運動しなければ溜まる = お金は使わなければ貯まる

②ダイエットは苦しい = 倹約することは苦しい

③激しいダイエットはリバウンドも激しい = 激しい倹約は爆買いを招く

④ダイエットは運動と食事制限の合わせ技が大事 = 貯蓄は収入増と倹約の合わせ技が大事

⑤ダイエットは習慣にしてこそ体型維持が可能 = 貯蓄も習慣こそが健全財政の鍵

⑥ダイエットはなにより継続が大事 = 貯蓄も運用も継続こそが力となる

⑦ダイエットは家族の協力が大事 = 貯蓄も運用も家族の理解が不可欠

問題はダイエットにおいて苦しいことは貯蓄においては享楽で。
貯蓄において苦しいことはダイエットに関しては享楽であること。

脂肪を溜め込むのはあんなに簡単なのに、お金を貯めるのはあんなに大変。
お金を使うのはあんなに簡単なのに、脂肪を使うのはあんなに大変。

体はスリムに、貯蓄はメタボを目指すには双方共に自分を律する必要がある。

きっと、片方できる人は両方できる人だし、片方でもできない人は両方できないに違いない。
と発見。した。
旧市街はなかなか見当たらないので昼食を食べることにする。
んー。
衛生的にどうかな?と言うところでランチを食べる。

恐らくは炎天下にしばらく放置されていたおかずとごはん盛り放題のランチパケットを食べて150円ほど。

さらに、奥の明るいお兄さんに呼びこまれてハイナンチキンライスを二人前で600円ほど。

4人、おなか一杯になって750円ほど。
飲み物がついてきたが氷に自信がなく、これはお残しで買ってきた水を飲んだ。

氷には嫌な思い出があり、子供のころに海外でホテルの氷を食べて大変なことになったので、リスクはとるまい。

大変においしく大満足。
ココの食べ物は日本人の舌に合う。

おなかも膨れて再び歩き始めること30分。
ようやく世界遺産地区に到着。
後で知ったがとんだ遠回りをしていた。

と思いきやなんかドラグクイーンみたいな装飾をされた3輪車が大音量の音楽をかけて走り回っている。なんだこれ?子供は乗りたがるのだが、ここは歴史地区でそれを噛みしめながら過ごしたいのに・・・。

まずは、旧王宮に向かう。ポルトガルに滅ぼされたマラッカ王国の王宮の復元がある。
その後、ポルトガルもイギリスに追い出されることになる。
焼けてしまったため、この王宮は復元なのだ。

ISISが文化遺産を破壊しているが本当に許せない。
文化財や自然遺産は二度と作ることが出来ない地球と人類の記憶なのに。

中は歴史博物館になっており、マラッカ王国が中東、欧州、中国との貿易中継港として栄えたことを伝えている。

スルタンとの謁見の様子もお人形で表現されており、この様子は日本でも見かけて将軍や殿様との謁見の様子に近い。

過去の衣服をみたり、展示を見たりして王宮を後にする。建築はどことなくタイの建築様式にも近いのだが、華美ではなく、その点では日本の木造建築のような木材の自然の風合いを大切にしている。これが正しく復元されたもんであればだが。

また、外に出るうだるような暑さだ。

ドラグクイーン自転車の爆音を無視して、中央部の広場に向かう。
マラッカと言えば必ず写真となる赤い教会があるはずだ。

つづく
マラッカと言えば旧市街が有名だ。

歩いても行けそうなのだが、ちびっ子たちを連れての移動は考えただけで疲れてしまったので車で向かう。

旅行先では必ずスーパーに行って物価感や商品を見ることにしているので、旧市街に歩いて行ける距離にある香港系かな?中国系かな?のパークソンに車を停めることにした。

結局、このマラッカのパークソンの駐車場は便の良さと日が当たらない地下にあることと、安いことで毎日お世話になった。

だが、面白いことに買い物をしても駐車料金は別途とられる。

慣れていないのでディスカウントはないのか聞いても怪訝な顔をされる。

しかし、みんな見事に英語が出来る。

のと、女性はみんな髪の毛を隠している。

ここマラッカでは店員に中華系は少なくインド系かマレー系だ。

中はスーパーを併設したショッピングセンターになっており、イメージは地方に良くあるヨーカドーとかイオンとかのイメージそのものだ。

百均のようなお店も入居していた。

あまりにも暑そうなので水を何本も買う。あとはブラブラとスーパー内を見て回った。面白いのはやっぱりノンハラールコーナー。ここに置かれているものを買うことは悪いことをしている気がして気が引けるような仕組みになっている。

が、ビールもいいものが売っている。

魚売り場にはナマズがならび、魚は無造作に氷の上に置かれている。

一通りみて、外に出てマラッカの旧市街を探す。
熱射病を警戒して、子供には定期的に頭から水をかけて防止することにした。
しかし、東南アジアの太陽は実に暴力的で特定の時間は全く外で何もやる気が起きないほどだ。

つづく