第42回ミーティング | NPO法人TEDIC 公式ブログ「活動報告」

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NPO法人TEDIC(テディック)東日本大震災での被災や、貧困・虐待・ネグレクト・友人関係のつまずきなど様々な事情の中で生きている子ども・若者を、「学習支援」や「フリースクール」、「子ども食堂」などを通じて地域の力で支えるNPOです。

こんにちは晴れ
TEDICの井上です!
すっかり秋らしくなってきましたねもみじ
最近ぐずついたお天気が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

10月から始まった第6フェイズですが、既に多くの新チューターが現地に赴きました。
現地活動や決起会で、新しいチューターとの距離がぐっと縮んだような気がしています。
今回は、そんななか行われた第42回ミーティングの様子をお知らせします。


まずは、出張報告と引き継ぎです。
今回の派遣は、新しい生徒がたくさん来てくれたようで、私たちも生徒に関する質問をたくさんしました。

TEDIC に通っている生徒が友達を連れて来てくれ、一緒に学んでいると聞き、子どもたちの学びの連鎖が生まれていることを知りました。
そうした学びの連鎖のなかで切磋琢磨できる場になるよう、わたしたちも頑張っていかなければならないと身が引き締まりました。

新チューターたちが初めて受け持った生徒たちの様子をしっかりと伝えてくれ、生徒たちの課題に向きおうとする姿は、とても頼もしく写りました。

彼らの説明を聞きながら、生徒たちに早く会いたいと思う気持ちがとても強まり、チューターたちも派遣を心待ちにしているようでした。


次に、ディスカッションにうつりました。
今回から、ディスカッションの様子がtwitterで実況され、チューターの意見の発信はもちろん、Twitterで意見を募集したり、質問をしたりしました。

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今回のテーマは、「教師の役割とは何
か」です。

今までの学校生活のなかで印象に残っていることから、そのときの自分が何を考えていたのかを振り返りました。

部活が大変だったけど、厳しい環境だからこそがんばれた。
文化祭でクラスが団結してひとつのものを作り上げた喜び。
すごく生徒のことを考えてくれている先生との出会い。

授業以外にもチューターは様々な場面で、強い印象を持って心に刻みつけていることがたくさんあることが分かりました。

生徒は学校という環境の中で様々なことを感じています。

その上で、教師の学校での役割を考えました。

話し合いの中で気づいたことは、教師の影響力の強さです。

教師の何気ない一言でも、生徒は大きく影響されます。
それがプラスに働くか、マイナスに働くかは生徒の受け取り方、教師の発し方にもよりますが、教師はそうした力を持って言葉、行動を発していく存在である。
そうした自覚を持った上で教師になり、生徒と接していくことの大切さを痛感する時間だったのではないかと思います。

そして、それはチューターとして出張授業に行くときも言えることです。

生徒と接する身として、自らの言葉がどのように生徒に届いているのかいつも考えていかねばならないと思いました。

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今後もTEDIC のTwitterアカウント(@npo_tedic)でディスカッションの実況をしていきます!
火曜日21:00頃から始まります。
皆様ぜひご覧くださいクローバー

以上で今回の記事を終わりますコスモス

今週の派遣もたくさんの学びや気づきが生まれるよう頑張っていきたいと思います(*^o^*)