【石巻】第53回出張授業 | NPO法人TEDIC 公式ブログ「活動報告」

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NPO法人TEDIC(テディック)東日本大震災での被災や、貧困・虐待・ネグレクト・友人関係のつまずきなど様々な事情の中で生きている子ども・若者を、「学習支援」や「フリースクール」、「子ども食堂」などを通じて地域の力で支えるNPOです。

はじめまして!
第6フェイズから参加させていただいている、たーざんこと高島と申します。
どうぞよろしくお願いします。

今回の派遣は関東から井上(ひっちゃん)高島(たーざん)、石巻から大谷(宏)、助っ人として土田(はるか)鈴木(とんちゃん)、ドライバーに三橋(みっちゃん)というメンバーで行いました。
助っ人の2人は急な呼びかけで集まってくれました。
みっちゃんは最後まで車を出してくれました。皆さん本当にありがとうございました!

最初は石巻中央公民館に行きました。
ここでは小学生が1人と少し寂しい現場になってしまいましたが、1人でもめげずに算数や社会・漢字練習を行い、休憩時間にはたくさん話すことができました。
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次の鹿又農業研修センターでは2人の中学生が来てくれました。
英語や数学や社会に、時には楽しく、メリハリをつけて取り組みました。
休憩時間にはみんなで英語の教科書を見て楽しみました。教科書が新しくなり、登場人物や内容の違いに盛り上がると共に、交流を深めることができました。
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そして次は南境地区に行きました。
ここには中学生5人が来てくれました。数学と英語をそれぞれのペースで進めました。
苦手分野に挑戦したり応用問題を解いて自分の理解を深めることができました。
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最後は一番谷地に行きました。
ここでは中学生が6人来てくれました。
わからない部分を積極的に聞く姿や、お互いに教えあう姿が多くみられました。
みんなで勉強するという雰囲気が印象的でした。
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今回は2回目の参加でした。最初ほどの緊張感はありませんでしたが、まだ派遣にはなれていません。初めての派遣の時よりもわかりやすいように教えたい、初めての派遣の時の反省を活かしたいというプレッシャーや、うまく教えられずに生徒に不安な顔をさせてしまったらどうしようという不安が入り混じっていました。

派遣後、振り返ってみると改善すべき点やもっと違う教え方をすればよかったという点がいくつか見つかりました。初めての派遣の時の反省を活かしきれてない部分もありました。派遣に行くたびに学ぶことが多くあります。しかしそれを自分の中に取り入れて、実際に行動することは大変なことなのだと実感しました。
これからも自分に足りない所をうめるために日々努力していこうと心に刻みました。

生徒ができなかったことができるようになる・わからなかったところがわかるようになる、チューターとしてこれほど嬉しいことはありません。生徒がまた教えてもらいたい、もっとわかるようになりたいと思えるような授業ができるように頑張ります。

TEDICに参加できて本当に良かったです。次の派遣ではもっと成長しようと思います。
ありがとうございました。