チーム石巻の３名は今週もミーティングを行ったのでその様子をお伝えします。
３名のうち２名が次の派遣に参加するということで、前回からの宿題としていた因数分解を中心に教え方について話し合いました。
上の写真は生徒に教えるつもりで板書し、自分ならばどんな説明を加えるかなどを意見交換しています。
中学校での因数分解で応用問題となった時、基本問題では無かったところに係数がついたりして公式だけで解いてきた場合は大抵つまずいてしまいます。
そういう時にどう教えるか、教える際に気を付けなければならないことはないか。
私たちが出した教授する上でのポイントは
・係数を文字に置き換えて説明すること
・係数を４つ求めなければならない場合、必ずしも１回で正解の組み合わせにはたどり着けないと示すこと
・最後に展開して確認を怠らないように指導すること
この３つでした。
特に２番目と３番目は大事です。
公式で解いてきた生徒は因数分解を「一度で解けるもの」と誤解することがあるのではないかという考えからです。
まずこちらでわざと間違えた解き方をしてみせ、正しく解いて解を導く過程を見てもらったりすることで、より深い理解度が得られると思います。
今回のミーティングではこのトピックだけで終わってしまいましたが、生徒のそばに立って教えていく上で有意義な時間になったと思います。
今後もこのミーティングを実りある時間にしていきたいです！