第27回 ミーティング | NPO法人TEDIC 公式ブログ「活動報告」

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NPO法人TEDIC(テディック)東日本大震災での被災や、貧困・虐待・ネグレクト・友人関係のつまずきなど様々な事情の中で生きている子ども・若者を、「学習支援」や「フリースクール」、「子ども食堂」などを通じて地域の力で支えるNPOです。

こんにちは、TEDICの雨宮です。
だんだんと暑くなってきましたが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか?(*^o^*)


それでは早速、今週のミーティングの報告をさせていただきます。


まず、派遣の報告を行いました。
先週の出張授業では、一番谷地南地区仮設住宅での支援がお休みになったということでした。



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次に生徒の引き継ぎです。
質疑応答をしましたが、今回も特に問題はありませんでした。


次に課題解決です。

今回は・・・

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チューリップピンク英語の“時制”をどう教えるか。

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というテーマで話を進めていきました。


英語には、現在形、過去形、未来形、現在進行形、過去進行形、現在完了形、過去完了形など、沢山の種類の“時制”が存在します。


それらを説明するのには、一体どのような方法が教えやすいのでしょうか。



私たちは、まず、一人ずつ説明をして、他の人からフィードバックをもらいながらやっていきました。



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授業をするに当たって、気をつけることや気付いたこと。


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晴れ比べる時は、同じ事象で比べること。

晴れ言葉の使い方次第で、印象が変わってくる。(専門用語は使わず、やさしい言葉で)

晴れ例を挙げると、より分かりやすくなるということ。


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言葉のニュアンスは難しくて、自分が思っていることや伝えたいことをなかなか上手く伝えることができませんでした。

『点と線』という表現で表したり、『動画と静止画』というイメージを想像したりして考えましたが、“時制”という単元の中では、少し曖昧になってしまうような気もしました。



時制の教え方の難しさに直面して、私たちはこれからも、時制の単元だけでなく、どうすれば生徒に分かりやすく伝えることができるか、しっかり考えていかなくてはならないな、と感じました。

















次はディスカッションです。

今回の議題はこちら!

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チューリップ黄進路指導について

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私たちは、この議題に対して、『社会に関わるとはどういうことか』という観点から、考えていきました。




成長して大きくなっていくにつれて、私たちは、ますます多くの人と関わっていくことになります。



まず、社会と関わるということは、どういうことか。

・人との関わりの中で繋がりを広げ、深める
・ルールや規律を守る
・知識、経験を増やす
・自分の考えを言う
・税金を払う
・ニュースを観る
・働く
・考える
・自己実現(なりたい自分になる)
・自分の居場所をつくっていく


などが出てきました。





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では、社会に関わった結果、得られるものは何か。
・自分の居場所
・他人の考え方(自分の考え方に広がりが生まれる)
・多方面から物事を捉えることができるようになる(視野の広がり)
・繋がり
・知識、経験
・能力、技術(話す、聞く、考えるなど・・)
・安心感
・愛情
・友情
・責任感
・活力
・失望
・自己肯定感
・挑戦してみようと思う心
・変化

などなど。


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私たちは、将来教師になりたいと思っています。
教師になったら、進路相談や日常の相談などもしなければならないと思います。


もし進路や生き方に迷っている生徒がいたら、私たちは手を差し伸べる必要があると思います。

では、どうすれば子どもたちに、伝えることができるのか。


・自分の経験を話す
・体験させる、実感させる
・自分の経験を振り返らせる



私たちが、ただ、自分の経験を言っているだけでは、子どもたちには伝わらないし、自分のこととして捉えることが難しいのではないかと私は思います。


ただ言うだけでなく、授業の一環として体験させてあげられるようなことをしたり、アドバイスなども含めて教えてあげたり。
アプローチ方法はひとつではないと思います。


そのアプローチ方法をしかりと探していかなければいけないなと、改めて感じました。












今回のミーティングは、以上のような内容で進められました。

ミーティングに参加する度に、考えることがどんどん増えていきます。

でも自分の身になっていると考えると、もっと考えたいと思うようになります!






今週の出張授業も、頑張っていきましょう!音譜