第26回 ミーティング | NPO法人TEDIC 公式ブログ「活動報告」

NPO法人TEDIC 公式ブログ「活動報告」

NPO法人TEDIC(テディック)東日本大震災での被災や、貧困・虐待・ネグレクト・友人関係のつまずきなど様々な事情の中で生きている子ども・若者を、「学習支援」や「フリースクール」、「子ども食堂」などを通じて地域の力で支えるNPOです。

こんにちは、TEDICの雨宮ですヒヨコ

今週のミーティングの報告をさせていただきます。


まずは恒例の、派遣報告です。

先週の出張授業は、中央公民館での支援が無かったので、
いつもとは少し異なるスケジュールだったようです。




そして、生徒の引き継ぎです。

特に大きな問題もなく、共有することができました。




次は、課題解決と、ディスカッションです。



まずは、課題の確認。
今回の課題はこちら!

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

チューリップ黄xの前に係数が付いた因数分解の教え方について

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


先週の出張授業で発生した、チューターの戸惑い。
それを、こちらに持ってきて、全員で話し合います。



今回の議題に対して、私たちは、二通りの方法を思いつきました。


一つ目は、

「基本問題から、生徒自身のやり方を確認する」

これは、まず、一番基礎の簡単な問題を生徒に解いてもらい、やり方を再度認識させる。
そして、応用問題として、xの前に係数のある式を解いてもらうやり方です。



二つ目は、

「文字に置き換える」

こちらはシンプルな考え方で、数字や文字を、別の文字に置き換える方法です。

大文字のAやBに置き換えたり、小文字のaやbに置き換えたり、自分が分かりやすい文字に置き換えることが有効なのではないかと考えました。






公式は理解していても、いざ応用問題を解こうとすると、なかなか分からなくなってしまうことがあるようです。

公式を理解した後、だんだんステップアップする際に、つまづいてしまう子を、どうバックアップするか。


教え方に迷ってしまうことは、これから先、何度も出てくるでしょう。

どうしたら伝わるのか、どうすれば理解を促すことができるのか。

このように、意識しなければならないことはたくさんありますが、第一に児童・生徒のことを考えながら、授業をしていきたいです。




$NPO TEDIC


そして、ディスカッションの議題はこちら!

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

チューリップオレンジイメージで捉えたために、間違ってしまうこと(○○っぽい子)

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

私たちは、「地味でおとなしいっぽい子」と「不良っぽい子」をイメージしながら考えていきました。
それぞれのイメージに合わせて、絵を描いてみて、話し合いました。


その子たちに対しての関わり方や、イメージ、気をつけることなどを話し合いました。




私たちは、無意識に、イメージした子どもについて、それぞれ固定の概念を持ってしまっているようです。

これから、私たちが気をつけるべきことは、

良いところを探す

第一印象で勝手に決めつけない

一言で片づけない(どんな子か、他人への伝え方)

カテゴライズをしない


などというところを気をつけることが大切だと思います。


先入観によって、子どもたちを無意識に傷つけてしまわないよう、気をつけていきたいです。






次の出張授業が終われば、第4フェイズも折り返しです。
一回一回の授業を大切に、しっかりと生徒と向き合っていきます!


今週も頑張っていきましょう!音譜