こんにちは!
TEDICの井上です。
今回は、第四フェイズが始まって最初の出張授業となる第32回出張授業の様子を報告します!
今回の派遣メンバーは、門馬、池田、井上の三人と取材と見学に来てくれた池田さん、そして宮城県の学生で理科担当の星が参加しました。
前回のブログでもありましたが、第四フェイズから地元の学生がチューターとして仲間入りしました。
この5人で第三フェイズから引き続き、中央公民館、開成地区第五団地、そして今フェイズから新しく加わった南境第七団地、一番谷地南仮設の4箇所で出張授業を行いました。
まず、中央公民館では小学生2人に算数、中学生1人に英語の授業を行いました。
新年度を迎え、まだ新しい教科書やノートでの授業、新学期にいいスタートがきれるよう基礎がためを中心に進めていきました。
休憩時間には、外に出て植物を観察したり、チューターに説明したりとフィールドワークのような光景も見られました。
中央公民館を終え、次に向かった開成地区では3人の高校生がきてくれました。
この春高校に入学した生徒は早くも高校の課題を持ってきたり、進級した生徒は進路について考え始めたりしていました。
夕方からは南境地区でほっとスペースに来ていた4人の中学生をみました。
生徒全員が女子ということで皆仲良く学校や部活のことを話しながら楽しく授業を進めて行きました。
この日最後の出張授業は、一番谷地南仮設の中学生4人。
私たちもこの日が初めての顔合わせで少し緊張していましたが、皆とても元気な生徒たちでこちらも負けないように熱のこもった授業ができたと思います。
今回の出張授業で感じたことは、教師にとって生徒の内面を知ろうとする努力がいかに大切かということです。
新たな出会いの多いこの時期は、初めての会う人を目に見える情報だけで判断しがちです。
しかし、わたしはそれがとても危険で間違ったやり方だと感じています。
それによってその人の新しい一面を知ることを放棄してしまいかねないからです。
これは多くの生徒と接する教師にもいえることなのではないでしょうか。
表面的に接するだけでは生徒が持っている良さに気づくことはできません。
それは、生徒に根気強く向き合い、彼らについて知りたいという気持ちがあってこそ見つけられるものだと思います。
その気持ちをいつも忘れず、彼らの内なる輝きを見つけられる教師になりたいと強く感じました。
過去最多の四箇所をまわる第四フェイズですが、多くの生徒に会えることをとてもうれしく思っています。
最後になりましたが、今回も宿泊先を提供していただいた宮城クリニックの皆様をはじめ、TEDICの活動を支えてくださる皆様に感謝いたします。
多くの方々の支えや協力のおかげで、今回も多くの生徒へ出張授業をすることができました。
これからも日々生徒に学びと笑顔を届けられるよう取り組んでいきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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