第13回 ミーティング | NPO法人TEDIC 公式ブログ「活動報告」

NPO法人TEDIC 公式ブログ「活動報告」

NPO法人TEDIC(テディック)東日本大震災での被災や、貧困・虐待・ネグレクト・友人関係のつまずきなど様々な事情の中で生きている子ども・若者を、「学習支援」や「フリースクール」、「子ども食堂」などを通じて地域の力で支えるNPOです。

こんにちは、TEDICの雨宮です。
第13回ミーティングの報告をさせていただきます。


先日のミーティングでは、まず最初の15分間で、
KJ法というものを用いてちょっとしたレクを行いました。

今回のテーマは・・・・・

『TEDICに参加した理由』でした。

一人5こずつくらい挙げるようにしました。
もちろんTEDICの創設者である代表も参加です!


付箋にみんなで書いて、それぞれ発表していきました。

$NPO TEDIC

$NPO TEDIC


ひとりひとり様々な理由がありました。
みんな、改めて初心に返れた15分だったと思います。






その後は1月28日の派遣の報告をし、
生徒さん(今回は13人分)の引継ぎを共有。

$NPO TEDIC

その後【ケース検討】に移りました。


今回のケース検討のテーマは、ふたつ。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

①(数学のとある図形の問題に対して)補助線を引くという発想に至るには、どうしたら良いのか。


②経済的な事情によって、進路選択を制限されている生徒に対して、どう関わるのか。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


この二つのテーマを、
3つのグループに分かれて検討し合い、全体で共有しました。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

まず①に対して。様々な意見が飛び交いました。

あくまで“補助線”というものは、答えを導くための手段・道具です。
それを上手く活かして、図形全体の見通しを立てることが重要。

「綺麗な図形に、補助線を引くという行為をしてしまって良いのだろうか」
という感覚は、図形の問題を解くことに慣れていない子どもたちであれば、
少なからずあるかもしれない。

そんな感覚を払拭するためには、まず、何でも良いからやらせてみること。
そこから、発見や成功など、様々な体験をしてもらって、
“補助線を引く→問題が解ける”という楽しさを知ってもらうことが大切。

などなど、沢山意見が出ました。



そして②に対しては。みんなとても悩んでいました。
なかなか答えが出せない、むしろ、正しい答えはきっと存在しないような問題。
メンバーそれぞれ、想うことは沢山で、本当に頭を抱える問題だと思いました。

まずは、
保護者の方と生徒さんが、いかに真剣に話し合えるかが
重要な鍵となるのではないかという意見がありました。
お互いに本音を言い合って、しっかりと進路を考えること。

特に経済面に関しては、子どもにとっては受け入れ難い状況が多いかもしれない。
そんな中で、私達が様々な情報を提供して、
生徒さんの視野を広げてあげることが重要になってくるという意見もありました。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

これらのケースは、今後、
しっかりと真剣に向き合っていかなければならない問題だなと感じました。




そして諸連絡では、
他の団体からの支援要請だったり、
寄付金を下さる方がいらっしゃるというお知らせだったりと、
盛り沢山でした。

これからもまた忙しくなっていくような予感が!
どんどん楽しみが増えていきます(^^)


それと、最後にみんなで
宮城県内のみで放送されたNHKのニュースの映像を
えんちゃんのiPadで観ました。

$NPO TEDIC


メディアを通して、もっともっと沢山の方々に
TEDICの存在を知っていただいて、
一緒に勉強して、一緒に笑顔になれたらいいな、と感じました。






ミーティングが終わってからみんなでご飯を食べました。

$NPO TEDIC

・・・・辛かった・・・・!!
でも美味しかったです!!(^^)



寒さがまだまだ続きそうですが、
TEDIC一同、これからも奮闘していきます!


次回の派遣も、元気に笑顔で頑張りましょう☆








********************************************************************************


公式webページはこちら

ご支援はこちら


********************************************************************************