障害者手帳 | ドイツ語圏生活25年

ドイツ語圏生活25年

あっという間に1/4世紀。
楽しいことも、つらいこともいろいろあったなぁ。
忘れる前に記録しておきます。
書こうと思ったきっかけは乳がん闘病。
辛さもうれしさも分かち合えたら、
私の経験が何かの参考になればうれしい。

障害者手帳というか、カード。

 

ガンに罹患すると国に

障害者カードを申請できる。

 

この情報を教えてくれたのは、

キャンサーヘルプセンター。

 

障害の度合いは50%。

有効期限は5年間。

 

70%以上になるとパーキングが無料になったり

電車料金が割引になったりするのだが、

ガンに罹患したというだけでは

障害率50%。

いや、もうそれだけで十分。

 

 

どのような特典があるかというと、

美術館や観光施設の入場が無料もしくは

割引料金になる。

 

映画館やプールの入場も割引になった。

パリのポンピドゥーセンターでは、

私のみならず付添人まで無料になった。

 

ローマのコロッセオでは列に並ぶことなく、

やはり無料で入場できたそう。

 

ウィーンオペラ座では、公演の1週間前に

残っている席は50%オフで買える。

 

抗ガン治療中、副作用でつらいところ、

美術館や劇場に行って気分転換しましょう

ということなのか?

 

闘病で出費もかさむが、文化的な活動は

続けましょう、という支援なのか?

なにはともあれ、ありがたい。

 

それから、申請すればユーロキーももらえる。

ユーロキーというのは、EUの中にある公衆トイレで、

そのカギでトイレが無料で使えるという。

トイレの利用が有料ならではの土地柄のはなし。

 

恐らく副作用で、頻繁にトイレを利用しなくては

ならない患者さんへの配慮だろう。

 

これとは関係のないことだが、

失業すると、カルチャーパスというのがもらえる。

(家計の収入が多いと申請できない。

パートナーの収入が一定金額以下の場合。)

 

これは6か月の間、国内ほとんど全部の美術館、

劇場、コンサートホールなどの

文化施設の入場が無料になる。

 

日本もこういう制度があったらいいのに。