抗ガン治療の点滴や、
MRT検査で造影剤を入れる点滴のために
カテーテルを血管にいれる。
その時、カテーテルがきちんと血管に入っているかどうか
少量の生理食塩水を注入して確認する。
冷たく感じたら、OKである。
その生理食塩水を注入すると、鼻の中に強い刺激と
胸の間にある食道が熱くなるというか、
胸板に熱を感じ、強烈な吐き気を覚えるようになった。
それを看護師さんに伝えると、
それはその生理食塩水に入っている
保存料が原因だという。
時々そのような副作用が出る患者がいるという。
その確認のために使う生理食塩水は、
注射器の中に入っていて、
個別包装になっている。
次からはその個別包装の食塩水ではなく、
ボトルの食塩水から注射器に食塩水をとり、
それをカテーテルに入れてくれるようになった。
ボトルからの食塩水なら、吐き気がしない。
ガン病棟の看護師さんは化学療法の副作用の一つとして
生理食塩水に使われている保存料が
吐き気の原因になることを知っている。
手術のために外科やレントゲン科に行ったときは
それを説明しなくてはならなかった。
時には信じてくれないこともあった。
しかたがないので薬局でボトルの食塩水を買って
持参したこともある。
そしてこの副作用は、抗ガン治療が終わってから
約1年間続いた。
