こどもちゃれんじEnglishを退会した理由 | わが家の 教育実験簿 ~ テディ録

わが家の 教育実験簿 ~ テディ録

2016年夏生まれの息子・テディと英語で生活したくて、
3歳半ばまで英語8割で話しかけていました。
が、思ってたとのとは違う方向へ育っている
息子と母の摸索の日々の記録です。
小学校受験、公文式数学幼児認定・中学認定(小1)を経て、
中学受験はどうしようか考え中。


食品サンプル、久しぶりに作りました。テディのおもちゃに載せたら可愛くて好き!
お皿においておいたら、夫が危うく食べそうになりました。やったぁ! グラサン




さて... こどもちゃれんじEnglishを、ぽけっと途中で退会した理由。ずうっと書こうと思っていて、書いていなかったお話です。

最初に書いておきますと、幼児英語で大事にしたいことは、人それぞれだと思いますので... これは飽くまで私の理由です。



我が家は、ぷちEnglish2018年3月開講号から始め、ぽけっとEnglish2019年5月号を持って退会しました。

ちょっと補足。こどもちゃれんじEnglishは、通常のこどもちゃれんじとちょっと違って、3月開講で、2ヵ月に1回届きます。そのため、1年間に6回。ぷちは6回全部受講して、ぽけっとはそのうちの2回だけ、全8回受講したことになります。

もともと、私はベネッセの教材を買うなら、ワールドワイドキッズ(WWK)だと(もっと言っちゃうと、WWKを含むそういうESL教材は必要ないとまで)思っていたので、興味がなかったのですが...


※ でもWWKを買った理由は?↓
(参考過去記事)
目標達成できたかな? ~ WWK導入1年 (1)



なんせ、当時1歳半過ぎのテディが、ぷちのメイン進行役であるEmmaお姉さんに一目惚れ ラブ 他のものに比べて、食いつきが半端なかったのです。

さらに、ぷちのお試し版が届いた時点で、あ、これはぽけっと以降の教材とは違いそうだぞ!と感じるものがあり(大雑把にいえば、「ESL教材によくある教科書的な英語」に留まらない音声が結構入っていそう!)ということで、ぷちだけ取ってみようと思ったのが、始まりでした。


※ どのあたりが違うの?↓
(参考過去記事)
ぷちEnglish1月号で何より驚いたこと



なので、ある意味、予定通りだったと言えます。

では、もともと、こどもちゃれんじEnglishのぽけっと以降の方針が、どうしてぴんと来なかったのか???

多分、一番大きな理由は、

年齢が上がっても、途中から入ってくる子を考慮しているから

だと思います。具体的には、

1. 繰り返し
繰り返しは大事です。でもね、何年経っても、次の年になると、また例えばフルーツの名前を1からやるって、ちょっともったいないような気がします。

だから、教材の内容的には、ちゃれんじEnglishを年長のじゃんぷまでやっても、WWKのStage1レベル(ベネッセの公式発表によるもの)に留まってしまうと言われているのかも知れません。とはいえ、決してWWKの到達レベルが高いとも思ってはいませんが。だからちゃれんじEnglishの先取りはあまり意味がないのかなぁという印象(読み書きは少し先に進むかもですが)

2. アウトプット重視のあまり...
教材使ったら、子どもの口から英語が飛び出てきた! しかも、教材を導入してすぐに! というのは、多くの親御さんが期待するところだと思います(もちろん私もそう 爆  笑

ただ、アウトプットを重視するばかりに、今回のフレーズが、(例えば)"I'm hungry"だとしたら、"I'm hungry"だけ何度も繰り返して聞かせ言わせ、その分、他のインプットが減ってしまう。そして、アウトプットしやすいように、インプット内容も簡略化してある。

それはそれで意味のあることだとは思いますが、年間6フレーズ(ちょっと言い過ぎ?)は、少ないと個人的には感じます。

また、アウトプットとして求められるものが、上の学年になるにつれ、「読み書き」も増えてきます。それは悪いことではないのですが、年6回の教材では、扱える範囲に限界があるという印象(もちろん、紹介、導入レベルでも、そこから興味を持つ子もいるでしょうから、それだけでも意味はあるのでしょうが)です。

その点、ぷちは、1,2歳向けということで!何せインプット重視だったので、より自然なえいごがたようされていたように思います。ただ、個人的には、フォニックスのアリタレーションは、もう少し年齢が上がってからでいいのでは? ぽけっとのチャーピーズみたいなので良かったのでは?と思いましたが。

3. 日本語の多用
これも、私自身が3歳の時、母が突然マザーグースのかけ流しを始め、「何このわけわかんない歌、やめて!」と思ったのを強く覚えているので、初めて英語に触れる子には、日本語も入っていた方が、親近感がわきやすくていいとは思います。特に年齢があがるにつれ、その抵抗感が大きくなる子どもが増えるのかも知れません。

が、やはり、特にぷちEnglishから始めていたら、続けていくにつれ、どんどん教材内の日本語が増えていくというのは、逆行して感じます。



ただ、ぽけっとは、テディの学年の2019年度から、大分変わって来ているようです。以前はKikoお姉さんのコーナーだけだったのを、半分弱Emmaお姉さんのコーナーにリニューアルして、随分ぷちの良さ、雰囲気を残したものになりました。

それもあって、私も、ぽけっと3月号と、5月号を受講して見て様子見したのですが(テディがBeepyとSpeedyを欲しがったのもありますが)、やはり

・特に2.と3.の理由が気になって、

さらに、この頃すでに、

・Emmaお姉さんは好きだけれど当時の熱は冷めていた
・WWKですら以前より見なくなってきていた


ということで、思い切って退会しました。エデュトイもそろそろ、いらないかなぁ~?と思い始めていましたし...

でも、Emmaお姉さんとのお別れはかなり悩みました。

なので、全面リニューアルで、ぽけっとEnglishに、ぷちEnglishの雰囲気と良さをそのまま残して、2,3歳向けの内容になっていたら、続けていた可能性が高いと思っています。



ただ、最初にも書きましたが、これは飽くまで、私の趣味の問題です。

そもそも、自分が英語好きなので、せっかく赤ちゃんの時から英語に触れる機会があるのなら、いずれはネイティブの子が楽しむDVDを一緒に見たい、そして、私の英語など、さっさと超えて行って欲しいという思いがありました。

上に、私が短所として挙げたことも、見方によっては長所になり得ると思います。なので、たまたま私の英語についてのニーズに合わなかっただけであり...

もしこれが、こどもちゃれんじEnglishではなくて、同じような作りで、「こどもちゃれんじChinese」とか、「こどもちゃれんじRussian」なんていうのが、あったとしたら、

テディが、その言語の簡単な挨拶だけでも、色の名前だけでも、数字だけでも覚えたら、楽しいかも!って、気楽な気持ちで始めてみている可能性がとっても高いです(本当は、もう1か国語触れさせたいのです)。子どもにもわかりやすい四声とか、ロシア文字の読み書きが入ってたら、導入的なものだけでも、いいなぁって感じると思います 照れ 長時間触れさせるという予定はないから、先の学習の基礎になればいいという視点に変わるのかも知れません。

あとは、教材と、子ども(もっと言っちゃえば、その環境で一緒に過ごす親)との相性やタイミングもあるでしょうし...

あんなに食いつきの悪かったDWEのストレートプレイもたまに見せていますが、テディは今ではちゃんと1本みられるようになりました。まだ6巻(グリーン?)までしか見せていませんが、絵だけで見ないで、聞いて内容が分かるようになってきたからだと思います。

でももともと、私はESL教材にお金をかけるなら、海外の教材やペーパーバックをどんどん買いたいと思っているので、去年の時点で今のテディの状態を知っていても、DWEを正規で始めることはなかっただろうと思っていますけれど。

とはいえ、色々書きましたが、すべては結果論だし、正解はないし、わからないのだから、今は、やはりその時その時で、自分が直感的にいいなと思ったこと、子どもの反応のいいものを取り入れて、一緒に楽しんでいければいいのかなぁと感じているところです。



余談です。

一番上の写真の、テディのおもちゃは、2歳の誕生日にあげたのですが、現在では生産終了したようで、日本だけでなくアメリカでもプレミア価格になってしまったようです。


”Number Lovin'”とあるものの、あんまり数字は関係なかった感じで、分数の基礎になるのかも微妙ですが... このおもちゃから流れる歌は、テディ大好きで歌えるようになり(そう、こういう歌を積極的に聞き取って歌えるようになって欲しかったの!)、昨年あげた時よりもよく遊んでいます。