古き、良きもの。 | さぁちゃんの気持ち…あれこれ

さぁちゃんの気持ち…あれこれ

バツになって、生活に追われながらも
気持ちのまま、生きています(*^^*)
素晴らしいパートナーと出会い、しあわせな毎日でしたが、
2022年6月に彼は突然逝ってしまいました。




昨日、今日の連休は

まぁ、グータラ過ごしていますが、

YouTubeざんまいウシシ


古き良き映画や、歌舞伎の舞台をみていました。

映画は、小津安二郎監督の『麦秋』を見ました。

『東京物語』や『晩春』ほどの名作ではない、みたいに聞いていましたが、

でも、小津作品を見ていつも思うのです。

何も事件がおこらない。

誰も悪い人はいない。

セットやカメラアングルはワンパターンだったり…

でも、登場人物はリアルで、ちゃんと生きています。

女優さんはみんな半端なく美しい。でも、リアルなんです。

舞台になってる家の娘だったり、妻だったり、

学生時代の同級生は会話から、どのくらい仲良しなのかちゃんとわかる。

セリフもくどくどしゃべらないけど、

家族へのおもいやり、愛がちゃんと伝わってくる。

なんか、涙が出てくる…

やっぱりすばらしいな、そして、こういうのが好きです。




歌舞伎は、もともと大好きで、先代の團十郎さんがまだ海老蔵さんだった頃

よく見に行ってました。

私は『勧進帳』が大好きで、当時も何度もいろいろな配役で見ています。

今回も、YouTubeでいろいろ見ました。

若い頃三味線を習って、勧進帳の一部を教えてもらって

一生懸命練習したりしたので、とにかく思い入れが深い作品です。

いろいろ見たけど…


昔、歌舞伎座で見た、先代の尾上松緑さんの弁慶が忘れられない。

もうお歳を召していて、足が悪く、舞台で正座ができないようでしたが、

義経への忠義、懐の深さ、おおらかさがあふれていました。

最後に花道で一人になって、見逃してくれた富樫に深々と礼をするのですが

そこに万感の思いが込められていて

私は歌舞伎を見て、初めて涙が出ました。

歌舞伎は決して型ではない、見た目ではない、と強く思いました。

そして、日本人の芝居だと思いました。



こんなことが好きだから、引きこもりでも全く退屈しないのですゲラゲラ


あ、クラシックバレエもちょっと見ました。

子供の頃、習ってたからウシシ


ほんと、引きこもりばんざーいゲラゲラキラキラ