10年くらい前、携帯『圏外』の夜を、宮城県の山奥で過ごしたとき、ちょっときになって深夜に公衆電話から留守電をチェックしてみました。
すると、当時のマネージャーから、10件以上のだんだんエスカレートするメッセージが入っていて、最後は非情通告、完全破断という大問題。
翌日、「なんのために携帯電話があるんですか」と、叱られた思い出があります。
ついこの間、また携帯『圏外』の夜を過ごしたときは、こちらが待っている返事があったので、朝電波を求めて移動し、慌ててメールチェックしました。
するとしかし、待っているメールが入っていなかったんですね。
これ、携帯『圏外』の場所にいなかったら、一晩中、イライラして連絡を待つとこだったので、ストレスにならずに助かったといえば助かったわけです。
まあ、悪い情報やニュースは、知らない時間が長い方が幸せなのかもしれません。
でも知らないと、かなり愚か者になってしまいます。
いま、いつでもどこでもなんでも情報が否応なしにはいってしまう時代です。
はいってこないと、悪いしらせかと思ったりします。
便利ですけど、体がもてばいいですけど・・・。