室生犀西の詩で発見なのですけど
『四十路(よそじ)』
逢いたきひとのあれども
逢いたき人は四十路すぎ
わがそのかみ知るひとはみな四十路すぎ
四十路すぎては何のをとめぞ
をとめの日のありしさえ
さだかにあはれ
信じがたきに
三十路(みそじ)はいまでもよく使いますが、そいえば四十路(よそじ)って言いませんね。
そういう意味では、老後にまとめられてしまった感がちょっと悔しいのですけど、現代の四十代五十代は全然元気ですぞ、犀西先生。
四十過ぎてなにが乙女じゃ、
四十過ぎたら、昔乙女だったことも信じがたいぜ
作者は相当、同窓会行ってガッカリしたんでしょうか・・・。
これは何のメタファーなんだろなあと思います。
そのまんま受けて止めたらいけませんね。