私は職業柄(ITエンジニア)不確かなものは信用しないのですが、パチンコのボーダー理論も波理論も否定はしません。

最近『P Re:ゼロ鬼がかり』 を主にして高確率で勝てているのは、どちらの論理も意識をしての立ち回りです。

今日はこのあたりの事を書いてみようと思います。

ちなみに、今月これまでの成績は以下のようになっています。

 

特には朝から狙った台を打てた勝率は100%で継続中です。
→理論から意図して台を選んでの勝率ということ

 

過去記事の収支報告をみてもらうと分かるのですが、負けている2回については、初日で前データが無かったり、不用意に打っている傾向があります。

 

  ボーダー理論についての見解

ボーダー理論に至っては『100%正しい』と思っていて、理論というよりも「当たり前のことを言っているだけ」という見解です。

 

ボーダー理論から導き出された結論としては「回る台をひたすらぶん回す」という事になります。

 

ここではボーダー理論について詳しく解説はしませんが、
「初当たり100回が期待できる通常時回転数=初当たり確率の分母×100を消化すれば、初当たり確率と出現率の誤差は上下20%以内にほぼ収まる」

という前提のもとに、1000円あたり何回以上回せば勝てるのか?という値がボーダーとなる回転数です。

 

だから、根拠のないことではないし理論値を述べている真実になります。

 

ボーダーを計算してくれている機種情報サイトは多いと思いますので、詳しく知りたい方はこちらを参照ください。

 

この考え方は高確率機、つまりは遊パチ・甘デジの方が効果が表れやすいです。


その理由を簡単に説明すると、100回の初当たりするのに「1/319の台と1/77の台、どちらの方が先に100回の初当たりに到達するか?」ということで、1時間に1回は初当たりが引けると言われている1/77の台の方が100回の初当たりに早く近づくというのは想像できると思います。

1/77の確率通りに前回の初あたりから77回転目に1回初当たりする台を100回大当たりさせるのに必要な回転数は・・・

確率分母77×100(回)=7700回転
 

一方、1/319の確率通りに前回の初あたりから319回目に1回初当たりする台を100回大当たりさせるのに必要な回転数は・・・

確率分母319×100(回)=31900回転


となり、1日のうち多くの初当たりを引ける機種の方が、ボーダー理論がより効果的に表れやすいということになります。


つまりボーダー理論だけで勝とうとするのであれば、遊パチ・甘デジを狙うのが効果的という訳です。

また、ボーダー理論を重視して立ち回るとなると、回さないといけないということなので、良釘台を見極める必要があるということになります。


最大1日14時間でぶん回せたとしても精々4000回転なので、特には1/319の台が1日で確率収束するなんてことは無いのです。

 

ボーダー理論と矛盾した立ち回り

ボーダー理論を重視して立ち回るとなると、良釘を選ぶ必要があるのですが、通常営業でボーダー以上が出るような釘調整をしているお店は殆どありません。

「ボーダー以上を出しさえすればプラスになる」のですから、普通に打ってボーダー以上が出せる台なんて落ちてないことの方が多いです。

なので、私の場合、ボーダーマイナス2ぐらいまでなら許容はしています。

言い換えると・・・この時点でボーダー理論を捨てているという事になるのですが、完全に捨てている訳では無くて、極力減らさないようにマイナス2を限界点に仮設定しています。


それより悪くなると感覚的にも無理です。「これ、負けるやつじゃん・・・」みたいな。


で、、、遊パチ・甘デジの方が効果的としながら「(ハイミドルの)『P Re:ゼロ鬼がかり』 を打ってるじゃない!」ともツッコミ入れられそうですが、これが兼業たる所以のギャンブル的な思考です。

 

つまりは負けるリスクを取っているということで、本業の収入で生活基盤を確保していて負けた時のリスクを担保できるので、バイミドル台(大当たり確率1/319)を打ってより多くの利益確保に向けてチャレンジをしています。まさにこれがギャンブルです。

 

1日休まず最大打っても精々4000回転(これでも無理)ですから、確率収束するだけの回転数が全然足りないので、直近だけみたら、上振れも、下振れもする可能性があるのは承知の上で1/319を打っています。

ただボーダーについては機種毎の台固有の値なので、甘デジだろうが、ハイミドルだろうが、確率収束時点でのボーダーの考え方は変わらないです。

 

 

それなのに何故勝てているのか?

という答えの殆どが、次に書く「波理論⁈」ではないかと思っています。

 

  波理論についての見解

そもそも私は波理論がどういうものなのかを良く知らないのですが、初当たり回転数の履歴から、結果的にバイオリズムみたいなものを想像して台を選んではいます。

だから私のも波理論ではないか?と勝手に解釈しています。


しかもこれが、ボーダー理論以上に「大きく勝敗に影響している」と私は思ってはいます。が、確実性がある訳でもないとも考えています。

 

先にも書いているように、ボーダー理論は『100%正しい』ですが、ボーダー以上が出せる台なんて落ちてないのですから、ボーダー理論だけで立ち回るのは厳しいです。

 

だから他の観点を駆使して、統計学とか、確率論で攻略しようというのが『てちゅの波理論』になります。

 

一応、理系出身なので、できる限り数字で裏付けたいといったところでしょうか。

 

一般的な波理論との違い

波理論で謳っている「ハマった後は連チャンする」「連チャン後はハマる」「そろそろ当たる」といった感じのものに『てちゅの波理論』は近いには近いのですが、私の思考に全くかすっても無いものもあります。

 

■ハマったら連チャンする

そもそも確率変動時の連チャン数をデータに取っていない(初当たり回転数と確変突入率だけしかデータに取ってない)から分かりませんが、少なくとも私は何連チャンしたかは問題にしていないです。

 

■連チャン後はハマる

前述にもあるように確率変動時の連チャン数をデータに取っていない(初当たり回転数と確変突入率だけしかデータに取ってない)のですが、それは初当たり確率と確率変動確率は別物なので、そこに因果関係はないと思っているからです。
→だから連チャン数を記録していない

ただし、連チャンして初当たりが軽いと初当たり確率が高くなるので、ハマる可能性はあがるかもしれません。

 

■そろそろ当たる

私は「この台は多分大負けすることはないだろう」と見越して台を選んでいるので、言葉だけ取るとあながち間違いではないとは思いますが、局所的に〇〇回転で当たるとかいう事を予測している訳では無いです。
その究極(あと何回転で当たるかを予測するツール開発)を目指して実データを分析してはいましたが、結局のところ分からなかったというところです。確実な傾向なんて無かったです。
私の感覚は「今日は最低でも2000回転は打つだろうから(統計的に2600回転以上を見てないから)1回は当たるだろう。」といった感じです。

 

まぁ結局私の思うところの結論としては、波理論で謳っている言葉の殆どが確実とは言えないという見解です。

 

では自称波理論派の私が、どうやって1/319の台を選んでいるか?

この後に一番重要なところを記述していきます。

 

  てちゅの台選び方法 ※重要ポイント

根本の方針

先ず、ざっくりと「この台なら今日は大ハマり(通常2000回転)しないだろう」といった感じで候補台を選んでいて、朝から全ツッパするつもりで考えています。

 

そして、重要なポイントとしては、
出る台を探しているのではなく、ハマらない台を探しています。


それはどうしてかというと、パチンコおよびスロットで勝ちたいのであれば
できる限り投資を抑えるのが鉄則
と考えているからで、当たり前のようなことを言いますが、投資がかさんでは回収が厳しくなっていくからです。


理想は少ない投資で多くの利益を得ることです。
ですから私は「連チャン数(大当たり回数)を問題にしているのではなく、初当たり回転数を意識している」のです。


根底にあるのは『P Re:ゼロ鬼がかり』40台を1ヶ月間約260万回転分の初当たりデータの蓄積から
「台ごとにどういった場合にハマる傾向があるのか?」
を実データで拾おうとしたことを活かしています。

 

ちなみにその分析で「確実なものは何一つ無い」という結論に至ったのですが、「ほぼ確率通りに収束した」という事実があって、そのデータに見える傾向はあったので、幾つか挙げてみます。

  • 3回連続で1000回転以上ハマる事実がある
  • 4回連続で1000回転以上ハマった事実はない
  • 1000回転以上ハマった後の初当たり5回に960回転以上ハマることが25%あった
  • 1000回転以上ハマる前兆に、初当たり5回以内に100回転以内の当たりがあることが72%あった
  • 1日で初当たりが10回以上出た台が、次の日も10回以上出たのが1回だけあった
  • 1日で10回以上出た台が10回以内に960回転以上ハマった事実が81%あった

以上が主なところです。

 

初当たり​履歴から期待値の算出

具体的にどういうことをやっているかというと、直近5回、10回、15回、20回とそれぞれ初当たり確率を算出してみて、1/250を割り込んでないかをみています。
 

おおよそ一日の初当たり(5回~10回)が1/250を割り込むと、上振れから戻ってくる傾向がみえたからです。

戻ってこなくて連チャンし続ける場合もありますが、その可能性を追うよりも319に戻ってくる可能性の確率の高さより選択台から除外しています。

(可能性が高い方に賭けているので、その除外台が出たとしても全く悔いはないです。素直に「おめでとう」と思っています。)

 

また、確率通りなら何回初当たりが来ているべきかを計算して、特に20回分で10回以上でているべき値なら絶対打ちます。

 

例えば、1/319の台の20回分の低確率(通常時)回転数の合計が10000回転だとすると、

 

10000÷319=31.25回の初当たり期待値があります。

 

ところが初当たりが20回だったということなので、
 

31.25回-20回=+11.25回の初当たり期待値がある。

ということになるので「早い当たりに期待できる状態である」といった具合になります。
(断片的に稀にこういう台があります。)


同じように回る前提ではありますが、これが出なかったとしても、他の期待値が薄い台を打つよりも全然良いと思っています。

つまり私は、期待値たる可能性を追っているだけなのです。

他機種への応用

1/319の台なら他機種への応用は利くと思います。


私がここまで書いた内容は『P Re:ゼロ鬼がかり』40台の1ヶ月間の初当たり回転数と確率変動突入回数からみた傾向なので、同じぐらいの初当たり確率の機種であれば同じような傾向は見れると思います。


先日妻と打った『P TIGER & BUNNY』か未だ打っていない『Pゴジエバ』を『P Re:ゼロ鬼がかり』の後継台に考えてはいますが、ある程度の実値データの様子をみておくことはするものの台選びの基準は変えないつもりではいます。

 

トレードなどであるような、ハマり期間からの戻りを私は狙い続けます。

なんかエナのスロプロと思考が似てますが、統計学的に、確率論的に、理にかなっていると考えています。

 

実際の台選び

1番分かりやすいところで、12/20(火)の台選びを例に挙げてみます。

12/20(火)は+3000Yとプラスは少額でしたが、台選びは改心で正しかったと思っています。

 

前日のデータがこちらで、この中で私が選んだのは0004番台です。

この0004番台は、2日前も3日前も初当たりが3回で1日前と2日前にも1000回転ハマりがあり、いわゆる初当たりが重い台です。


実はこの台、6日前に68000発を記録しているのですが、その日の初当たり確率は1/360でグランドオープンから初当たり確率がずっと重い台でした。

 

私がオンラインデータで気をつけている事としては、5日以内に1日に10回以上の初当たりがついてないか?で、現地のナンバーランプじゃないと確認出来ない場合もあります。

 

人気台は朝イチの抽選で満台になる可能性があってナンバーランプで確認したら5日前の当たりが異様に早くて懸念材料となってしまいそのまま打って失敗するのがこのパターンで、当たりが軽い事があるということは、ハマりが多くなって確率収束の帳尻が合ってくるものなのです。


私は、直近3日ぐらいの10回程度の初当たり確率を重視していて、初当たり確率が重い台を選んでいますが、回数がついているかどうかは全く考慮に入れていません。
いくら1撃40000発とか出ていたとしても、初当たり確率が重い台なら候補にします。


『P Re:ゼロ鬼がかり』 の場合は55:45の確変割合なので、さして重視はしていないですが、直近に確変を連続で引いてない台の方が歓迎します。

 

この台が実際私が打ってどうだったかというと、初当たり確率が1/300で確変突入が5/6でした。


特に後半の確変で平均出玉ぐらいあれば、最低でも5000発はプラスでしたので、書いたように「今日は確変がやれてないなぁ」というのがこの日の結果の全てだったと思います。

でも台選びは間違っていなかったと思っていて、初当たりは意図して想像していた通りでした。

 

  最後に

勘違いしてもらいたくないのが、ここには必勝法のような確かなものは何一つ書いてないので、同じようにやったら勝てるのか?ということでもないです。逆に同じようにやったら同じように負けるということでもあるかもしれないです。

あくまでも私の攻略法にすぎないことは、あらかじめご了承ください。

 

また、特には胡散臭い情報商材みたいに稼ごうなどとも思ってないので、この記事を読んでくれてた人の参考になるのなら幸いに思っています。