ブラジル人パウロ・コエーリョ著で角川文庫から出版されている。友達に勧められ読んでみた。羊飼いの少年がピラミッドの宝物を目指して砂漠を旅する物語である。その旅の中で錬金術師(アルケミスト)と出会い「大いなる魂」の言葉を聞くことを学ぶ。そしてその言葉は夢を実現しようとしている人にだけ聞こえるものだと。
ストーリーはそこそこ面白かった。ちょっと「人生の知恵」的なモノが繰り返され「欧米の物語だなぁ」という印象は受けたが。その中で印象に残った一言がある。
「すべての探求は初心者のつきで始まる。そしてそのすべての探求は、勝者が厳しくテストされることによって終わるのだ」
この言葉を読んだ時にふと思った。「誰しも才能なんてあるわけじゃない」と。なんらかの心が魅せられ、その世界に飛び込む。そしてビギナーズラック的に最初は「つき」を持つ。もしかしたらこの世界で自分に才能があるのではないか?と自惚れ、その道を進む。しかし最後の最後、夢へと辿り着く前にその過程で学んだことが試されるのだ。つまり夢へは「つき」だけでは辿り着けないのだ。「つき」は入口に過ぎず、その道を歩く中で何を学び、身に 付けていくか、それが夢へと到達する上で一番大切なのである。
この言葉に妙に惹かれ、その通りだと納得した。才能なんてあってないようなモノだ。要はどれだけ自分を信じ、強く願い、周りの雑音を廃し、聴くべき声を聴き、その道を歩き続けられるかである。
世界のどこでも風は吹き渡る
勇ましく荒れ狂ったように
時には優しく頬をなでるように
どこで生まれるともなく
どこで死ぬということもなく
勇ましく荒れ狂ったように
時には優しく頬をなでるように
どこで生まれるともなく
どこで死ぬということもなく
連続で高校野球の話をしてしまう。・・・決勝で負けたのが相当に悔しかったのだ(笑)
夏の午後はよく甲子園のテレビ中継を観ていた。白熱した接戦もあれば、大差がついてしまうゲームもある。
僕が気になるのは接戦の試合でのことである。例えば0-0で延長戦、三塁にランナーが進む大チャンス。そこでピッチャーが暴投。三塁ランナーがホームに帰ってきてサヨナラゲーム!という展開の時にアナウンサーがよく使う一言。
「あっけない幕切れ~~~~~!!!」
おいおいと。これを言った時点でそのアナウンサーを軽蔑してしまう。野球の実況をする資格はないのではないかと。少なくとも高校野球の。それほどに嫌悪感を抱かせる一言である。そのピッチャーはどんな想いでその一球を投げたのか?どんなプレッシャーがあったのか?守っている野手の気持ち。ベンチで声を枯らして励ます控えのメンバー。そのメンバーに入れなかった3年生。スタンドで声援を送る野球部員達。その他の生徒、保護者。その一球には数え切れないほどのドラマがあるのだ。そこに至るまでの試合展開もそうである。全然あっけなくないのだ。
今年も夏の甲子園が始まる。やっぱり僕は夏といえば、花火でも夏祭りでもバーベキューでも海でもなく「甲子園」になってしまうのだ。
夏の午後はよく甲子園のテレビ中継を観ていた。白熱した接戦もあれば、大差がついてしまうゲームもある。
僕が気になるのは接戦の試合でのことである。例えば0-0で延長戦、三塁にランナーが進む大チャンス。そこでピッチャーが暴投。三塁ランナーがホームに帰ってきてサヨナラゲーム!という展開の時にアナウンサーがよく使う一言。
「あっけない幕切れ~~~~~!!!」
おいおいと。これを言った時点でそのアナウンサーを軽蔑してしまう。野球の実況をする資格はないのではないかと。少なくとも高校野球の。それほどに嫌悪感を抱かせる一言である。そのピッチャーはどんな想いでその一球を投げたのか?どんなプレッシャーがあったのか?守っている野手の気持ち。ベンチで声を枯らして励ます控えのメンバー。そのメンバーに入れなかった3年生。スタンドで声援を送る野球部員達。その他の生徒、保護者。その一球には数え切れないほどのドラマがあるのだ。そこに至るまでの試合展開もそうである。全然あっけなくないのだ。
今年も夏の甲子園が始まる。やっぱり僕は夏といえば、花火でも夏祭りでもバーベキューでも海でもなく「甲子園」になってしまうのだ。
高校を卒業した春のことでした。3月に卒業式を終え、僕らは予備校へ通う準備をしていたときです。自分の母校が春の選抜で甲子園への出場が決定しました。卒業生も制服を着て深夜、学校から出発する応援バスに乗って甲子園を目指します。
組み合わせ抽選会が行われ、僕らの高校は東京代表の「帝京高校」との対戦が決まりました。この時の帝京高校と言えば、その前の夏の甲子園で全国優勝を達成し、その優勝メンバーがほとんど残っているチームでした。この春の選抜でも、もちろん優勝候補の筆頭でした。
「最初で最後の試合になるから、絶対に観に行こう」
友達数名と甲子園へと向かい、一塁側アルプススタンドの最上段で応援しました。帝京高校相手に一歩も譲らない展開で試合は終盤へ入りました。
「もしかしたら、もしかしたら・・・」
そんな疑心暗鬼な応援を続けていたのですが、とうとう勝ち越してしまいました。帝京高校の最後のバッターを打ち取った瞬間、アルプススタンドがものすごい地響きと共に、揺れました。そこにいる誰もがメガホンを叩き、声を張り上げ、喜びを爆発させています。優勝候補の筆頭に競り勝ったのです。
「次も絶対来ような!!」
友達と興奮した声で試合の興奮をぶつけ合いました。夜、家に帰ると今度は家族にその興奮をぶつけました。僕は思春期で高校時代あまり家族と喋らなくなっていたのですが、この日、雪解けを迎えました。
第2回戦はこちらも今大会の優勝候補、浦和学院でした。理想通りの試合展開でまた競り勝ったのです。僕らはアルプスで飛び跳ね、踊り、声を上げ喜びました。その一体感といったらすごいもので体が溶けてしまいそうなくらい熱いのです。
第3回戦は名門、高知の明徳義塾高校でした。こちらは1、2回戦の勢いそのままに押し切り勝利。とうとう甲子園でベスト4、すなわち準決勝まで駒を進めたのです。なんだか夢のようでした。自分の高校じゃないようなドラマを見ているようでした。
準決勝の相手は鹿児島実業高校。大会No.1ピッチャーの下窪選手を要するチームです。だんだんと1回戦から応援人数が膨れあがってきたアルプススタンドで精一杯声をおくりました。メガホンを叩きました。接戦の末、2-1で破れました。春の旋風が終わりました。その後、鹿児島実業高校がこの春の選抜を制し、全国優勝を達成することになります。
僕はこの体験が忘れられません。アルプスから観たフィールド、バックスクリーンに映し出される選手の名前と得点、その上にたなびく旗・・・。どんなに商業的だ、偽善的だと批判があろうとも、そこでプレーをしている一瞬一瞬の輝きは嘘をつきません。だから僕は高校野球を観に行ってしまうのです。あの声援の怒濤により一体となり、地響きがするアルプススタンドから高校野球を観たいのです。
組み合わせ抽選会が行われ、僕らの高校は東京代表の「帝京高校」との対戦が決まりました。この時の帝京高校と言えば、その前の夏の甲子園で全国優勝を達成し、その優勝メンバーがほとんど残っているチームでした。この春の選抜でも、もちろん優勝候補の筆頭でした。
「最初で最後の試合になるから、絶対に観に行こう」
友達数名と甲子園へと向かい、一塁側アルプススタンドの最上段で応援しました。帝京高校相手に一歩も譲らない展開で試合は終盤へ入りました。
「もしかしたら、もしかしたら・・・」
そんな疑心暗鬼な応援を続けていたのですが、とうとう勝ち越してしまいました。帝京高校の最後のバッターを打ち取った瞬間、アルプススタンドがものすごい地響きと共に、揺れました。そこにいる誰もがメガホンを叩き、声を張り上げ、喜びを爆発させています。優勝候補の筆頭に競り勝ったのです。
「次も絶対来ような!!」
友達と興奮した声で試合の興奮をぶつけ合いました。夜、家に帰ると今度は家族にその興奮をぶつけました。僕は思春期で高校時代あまり家族と喋らなくなっていたのですが、この日、雪解けを迎えました。
第2回戦はこちらも今大会の優勝候補、浦和学院でした。理想通りの試合展開でまた競り勝ったのです。僕らはアルプスで飛び跳ね、踊り、声を上げ喜びました。その一体感といったらすごいもので体が溶けてしまいそうなくらい熱いのです。
第3回戦は名門、高知の明徳義塾高校でした。こちらは1、2回戦の勢いそのままに押し切り勝利。とうとう甲子園でベスト4、すなわち準決勝まで駒を進めたのです。なんだか夢のようでした。自分の高校じゃないようなドラマを見ているようでした。
準決勝の相手は鹿児島実業高校。大会No.1ピッチャーの下窪選手を要するチームです。だんだんと1回戦から応援人数が膨れあがってきたアルプススタンドで精一杯声をおくりました。メガホンを叩きました。接戦の末、2-1で破れました。春の旋風が終わりました。その後、鹿児島実業高校がこの春の選抜を制し、全国優勝を達成することになります。
僕はこの体験が忘れられません。アルプスから観たフィールド、バックスクリーンに映し出される選手の名前と得点、その上にたなびく旗・・・。どんなに商業的だ、偽善的だと批判があろうとも、そこでプレーをしている一瞬一瞬の輝きは嘘をつきません。だから僕は高校野球を観に行ってしまうのです。あの声援の怒濤により一体となり、地響きがするアルプススタンドから高校野球を観たいのです。
岡山城東vs関西の決勝戦は1-2で関西が勝利し、甲子園への出場を決めた。決勝戦に相応しい緊迫した素晴らしい試合だった。勝敗はどちらに転んでもおかしくないほど緊張感が球場に溢れ、0-0で7回まで進む投手戦だった。
特に城東の投手、奥橋選手の気迫がスタンドからでも感じられた。彼はエースで4番を打ち、このチームの主将だった。初回の攻撃の時、チャンスで彼に打順が回ってきた。内野ゴロだったが彼は一塁にヘッドスライディングで飛び込んだ。アウトになったが、この試合にかける彼をはじめとする選手の想いを象徴するプレーだった。
2回裏、関西の攻撃。ノーアウト2.3塁の大ピンチを安定した守備と投手奥橋の力投で0点で乗り切る。流れは城東へと来る展開だ。しかし相手は全国レベルのチームである関西である。なかなか主導権を渡さず試合は中盤にさしかかった。
6回表、城東の攻撃。チャンスで4番の奥橋に打順が回ってきた。スタンドから彼を見ていてもチームの主将であること、4番であることの責任感がびんびんと伝わってきていた。初球のストレートを思い切り振り抜くと、打球はキャッチャー前へ大きくバウンド。打った打球が直接右膝の内側に当たり相当に痛そうだ。ベンチからコールドスプレーを持った選手が出て患部に吹きかけるが、なかなか痛みがとれないようで試合はしばらく中断した。大丈夫といってもう一度入った打席でも右足をかばっている。それでも関西のピッチャーと勝負し、ショートゴロ。ダブルプレーを取ろうと関西のショートがセカンドに送球するもセーフの判定。奥橋は必死に一塁に辿り着いていたが、走れないくらい足を引きずっていた。そして臨時代走が出され、次の回のピッチングに備え、治療することになった。状況は2アウト満塁。おそらくもうこのようなビッグチャンスは巡って来ないかも知れない。このような場面で確実に一本ヒットを打って勝っていくのが城東の野球なのだ。しかしサードゴロ。強い打球で、もし相手が関西でなかったら抜けていたかもしれない。エラーを誘っていたかもしれない。しかし十分に鍛えられた守備は鉄壁だった。城東は大きなチャンスを逃し0点。
その裏、城東のマウンドには足を引きづりながらもエース奥橋が立っていた。投球練習でも足を踏ん張りきれず制球が定まらない。しかし彼はこのチームの大黒柱としての責任感だろうか、その回をもの凄い気迫溢れる投球で3人で抑える。怪我をして余計にすごみが増した投球内容だった。鳥肌が立った。
試合の均衡が破れたのは7回裏、関西の攻撃の時だった。2アウトまで奥橋の圧倒的なピッチングにより難なく抑えていた。そこで打者よりにワンバウンドしたような投球が打者のつま先に当たりデッドボールでランナーを一塁に出してしまった。しかし今までの奥橋のピッチングを見ていると問題なく後続を抑えるだろうと思っていた。関西は代打を出して勝負してきた。彼が打った打球は左中間へと伸びていく。レフトが抜かれ、センターがボールに追いつき中継に返球。先ほどデッドボールで塁に出た一塁走者が本塁を駆け抜ける。関西1点先制。その後である。センターが中継に返したボールが逸れてしまい、誰もいないフィールドを転々とする間に打った打者も本塁へと帰ってきた。関西はこの回、2点目を城東のミスで得た。このミスが大きかった。1点は打たれたのだからしょうがない。2点目は防げた点だった。こういうプレーをするとなかなか接戦をモノにしていくのは難しいのだが。
迎えた最終回。2点を追いかける城東の攻撃は4番ピッチャーの奥橋からであった。ものすごい気合いが入っていた。初球をバックネットにファールした時に「もしかしたら・・・」という印象は受けていた。1球ボールを挟み、3球目のストレート。ものすごいバットとの衝突音の後、打球が左中間へと舞い上がる。そして伸びる。「・・・いった!」打球は左中間のスタンドへと飛び込む特大のホームランだった。彼はホームランとは思えないほどのベースランニングでベースを一周してベンチに帰ってきた。「あと1点で同点に追いつく!」まだノーアウトでここから繋げていけば十分チャンスが生まれる。次の打者が打った打球は快音を残してライトへ!・・・しかし関西のライトがファインプレー。この関西のライトは甲子園で痛恨のトンネルエラーをやらかしている。その悔しさからもの凄い練習したのだろう。この試合何度もヒットになるだろう打球をアウトにしていた。もし、この打球がヒットになっていれば・・・。後続は打ち取られゲームセット。1点差で破れた。城東の奥橋選手を中心としてまとまったいいチームだっただけに甲子園で観たかった。なによりこの奥橋選手は全国レベルでも注目される選手に違いなく、甲子園での活躍を見てみたかったのだ。彼の投打にわたる責任を全うする態度に感動した。
決勝戦ということもあり、勝てば甲子園が待っていただけに残念な気持ちが大きい。なぜそんなにも甲子園での応援にこだわるのか?それには僕らの特別な体験があってそれが忘れられないからだろう。この文章は帰宅後、何回も試合を振り返り、記憶の中で場面を再現して書いた。ものすごく暑い一日で、球場での熱狂が、より僕の気持ちを熱くさせた。球場のスタンドから見える楕円に切り取られた空からは夏の高い日差しが照りつけ、夏らしく入道雲が見えていた。
特に城東の投手、奥橋選手の気迫がスタンドからでも感じられた。彼はエースで4番を打ち、このチームの主将だった。初回の攻撃の時、チャンスで彼に打順が回ってきた。内野ゴロだったが彼は一塁にヘッドスライディングで飛び込んだ。アウトになったが、この試合にかける彼をはじめとする選手の想いを象徴するプレーだった。
2回裏、関西の攻撃。ノーアウト2.3塁の大ピンチを安定した守備と投手奥橋の力投で0点で乗り切る。流れは城東へと来る展開だ。しかし相手は全国レベルのチームである関西である。なかなか主導権を渡さず試合は中盤にさしかかった。
6回表、城東の攻撃。チャンスで4番の奥橋に打順が回ってきた。スタンドから彼を見ていてもチームの主将であること、4番であることの責任感がびんびんと伝わってきていた。初球のストレートを思い切り振り抜くと、打球はキャッチャー前へ大きくバウンド。打った打球が直接右膝の内側に当たり相当に痛そうだ。ベンチからコールドスプレーを持った選手が出て患部に吹きかけるが、なかなか痛みがとれないようで試合はしばらく中断した。大丈夫といってもう一度入った打席でも右足をかばっている。それでも関西のピッチャーと勝負し、ショートゴロ。ダブルプレーを取ろうと関西のショートがセカンドに送球するもセーフの判定。奥橋は必死に一塁に辿り着いていたが、走れないくらい足を引きずっていた。そして臨時代走が出され、次の回のピッチングに備え、治療することになった。状況は2アウト満塁。おそらくもうこのようなビッグチャンスは巡って来ないかも知れない。このような場面で確実に一本ヒットを打って勝っていくのが城東の野球なのだ。しかしサードゴロ。強い打球で、もし相手が関西でなかったら抜けていたかもしれない。エラーを誘っていたかもしれない。しかし十分に鍛えられた守備は鉄壁だった。城東は大きなチャンスを逃し0点。
その裏、城東のマウンドには足を引きづりながらもエース奥橋が立っていた。投球練習でも足を踏ん張りきれず制球が定まらない。しかし彼はこのチームの大黒柱としての責任感だろうか、その回をもの凄い気迫溢れる投球で3人で抑える。怪我をして余計にすごみが増した投球内容だった。鳥肌が立った。
試合の均衡が破れたのは7回裏、関西の攻撃の時だった。2アウトまで奥橋の圧倒的なピッチングにより難なく抑えていた。そこで打者よりにワンバウンドしたような投球が打者のつま先に当たりデッドボールでランナーを一塁に出してしまった。しかし今までの奥橋のピッチングを見ていると問題なく後続を抑えるだろうと思っていた。関西は代打を出して勝負してきた。彼が打った打球は左中間へと伸びていく。レフトが抜かれ、センターがボールに追いつき中継に返球。先ほどデッドボールで塁に出た一塁走者が本塁を駆け抜ける。関西1点先制。その後である。センターが中継に返したボールが逸れてしまい、誰もいないフィールドを転々とする間に打った打者も本塁へと帰ってきた。関西はこの回、2点目を城東のミスで得た。このミスが大きかった。1点は打たれたのだからしょうがない。2点目は防げた点だった。こういうプレーをするとなかなか接戦をモノにしていくのは難しいのだが。
迎えた最終回。2点を追いかける城東の攻撃は4番ピッチャーの奥橋からであった。ものすごい気合いが入っていた。初球をバックネットにファールした時に「もしかしたら・・・」という印象は受けていた。1球ボールを挟み、3球目のストレート。ものすごいバットとの衝突音の後、打球が左中間へと舞い上がる。そして伸びる。「・・・いった!」打球は左中間のスタンドへと飛び込む特大のホームランだった。彼はホームランとは思えないほどのベースランニングでベースを一周してベンチに帰ってきた。「あと1点で同点に追いつく!」まだノーアウトでここから繋げていけば十分チャンスが生まれる。次の打者が打った打球は快音を残してライトへ!・・・しかし関西のライトがファインプレー。この関西のライトは甲子園で痛恨のトンネルエラーをやらかしている。その悔しさからもの凄い練習したのだろう。この試合何度もヒットになるだろう打球をアウトにしていた。もし、この打球がヒットになっていれば・・・。後続は打ち取られゲームセット。1点差で破れた。城東の奥橋選手を中心としてまとまったいいチームだっただけに甲子園で観たかった。なによりこの奥橋選手は全国レベルでも注目される選手に違いなく、甲子園での活躍を見てみたかったのだ。彼の投打にわたる責任を全うする態度に感動した。
決勝戦ということもあり、勝てば甲子園が待っていただけに残念な気持ちが大きい。なぜそんなにも甲子園での応援にこだわるのか?それには僕らの特別な体験があってそれが忘れられないからだろう。この文章は帰宅後、何回も試合を振り返り、記憶の中で場面を再現して書いた。ものすごく暑い一日で、球場での熱狂が、より僕の気持ちを熱くさせた。球場のスタンドから見える楕円に切り取られた空からは夏の高い日差しが照りつけ、夏らしく入道雲が見えていた。
友達と高校野球の観戦に行った。朝、友達に迎えに来てもらい球場の開門前について決戦の時を待った。今日は岡山県大会準決勝。岡山城東vs倉敷商業の試合だ。今日勝てば明日の決勝戦に駒を進めることができる。試合開始は午前10時30分。丁度に主審がプレーボールを宣告した。
初回、城東4番バッターのレフトスタンド中段に突き刺さる特大のツーランホームランで2点先制し、試合の主導権を握ったかに思われた。しかしその後、倉商ピッチャーのスライダーが決まりだし、ぱったりと打てなくなってしまった。7回までずっと0点。2-0のまま迎えた8回表、得意の集中力を発揮してようやく城東は2点の追加点を取ることができた。これで4-0。ここで試合が決まった。最終回に2-0のまま入っていけば、倉商ピッチャーの立ち直りと共に試合のリズムが相手側に傾いていただけに落とすかもしれない危険な試合であった。
いよいよ明日は決勝戦。午後1時プレーボールである。対戦相手は、もうそのチーム力は全国レベルにある関西との一戦となった。あと一勝で甲子園である。熱い一日になりそうだ。そして甲子園のアルプスで応援する姿を想像し、ワクワクしてきた。
初回、城東4番バッターのレフトスタンド中段に突き刺さる特大のツーランホームランで2点先制し、試合の主導権を握ったかに思われた。しかしその後、倉商ピッチャーのスライダーが決まりだし、ぱったりと打てなくなってしまった。7回までずっと0点。2-0のまま迎えた8回表、得意の集中力を発揮してようやく城東は2点の追加点を取ることができた。これで4-0。ここで試合が決まった。最終回に2-0のまま入っていけば、倉商ピッチャーの立ち直りと共に試合のリズムが相手側に傾いていただけに落とすかもしれない危険な試合であった。
いよいよ明日は決勝戦。午後1時プレーボールである。対戦相手は、もうそのチーム力は全国レベルにある関西との一戦となった。あと一勝で甲子園である。熱い一日になりそうだ。そして甲子園のアルプスで応援する姿を想像し、ワクワクしてきた。
八月からお世話になる職場の飲み会に参加させてもらった。一次会ではビールをたくさん飲んだ。今日もとても暑い一日だったのでグビグビ飲んだ。飲み放題だし。
年配の方に連れて行ってもらった二次会ではウィスキーの水割りを飲んだ。それもグビグビ飲んだ。なぜか飲み放題だし。普段はあまりウィスキーは飲まない。しかし結構いけるかも。あまりグビグビ飲むものでもないだろうが。すこしウィスキーについて勉強してみよう。
年配の方に連れて行ってもらった二次会ではウィスキーの水割りを飲んだ。それもグビグビ飲んだ。なぜか飲み放題だし。普段はあまりウィスキーは飲まない。しかし結構いけるかも。あまりグビグビ飲むものでもないだろうが。すこしウィスキーについて勉強してみよう。
夕方、備中国分寺の脇の道を車で走っていた。丁度正面の道の延長線上の空に、高く舞い上がった入道雲があった。その頂には夕陽の光が当たって、高く、遠く、そして大きく見えた。気持ちの良い夏の風物詩である。気分が爽快になる。明日も見られるだろうか。
子の曰わく、学びて時にこれを習う、亦た説ばしからずや。
朋あり、遠方より来たる、亦た楽しからずや。
人知らずして慍みず、亦た君子ならずや。
先生がいわれた、「学んでは適当な時期におさらいする、いかにも心嬉しいことだね。〔そのたびに理解が深まって向上していくのだから。〕
だれか友達が遠い所からもたずねて来る、いかにも楽しいことだね。
〔同じ道について語りあえるから。〕
人が分かってくれなくとも気にかけない、いかにも君子だね。
〔凡人にはできないことだから。〕
「論語(岩波文庫)より」
今日、友達が岡山に来てくれた。酒を飲みながら語らった。論語の一番冒頭にあるこの文言が頭に浮かんでいた。非常に楽しい語らいの時間と場であった。
朋あり、遠方より来たる、亦た楽しからずや。
人知らずして慍みず、亦た君子ならずや。
先生がいわれた、「学んでは適当な時期におさらいする、いかにも心嬉しいことだね。〔そのたびに理解が深まって向上していくのだから。〕
だれか友達が遠い所からもたずねて来る、いかにも楽しいことだね。
〔同じ道について語りあえるから。〕
人が分かってくれなくとも気にかけない、いかにも君子だね。
〔凡人にはできないことだから。〕
「論語(岩波文庫)より」
今日、友達が岡山に来てくれた。酒を飲みながら語らった。論語の一番冒頭にあるこの文言が頭に浮かんでいた。非常に楽しい語らいの時間と場であった。
関岡英之氏の著書で文春新書である。建築基準法の改正や商法の大改正、司法改革などはすべてアメリカ政府が自らの国益のために日本政府に要求し、実現させてきたということを明らかにした本である。よくこういうことを言うと「陰謀説」がどうのこうのとの批判をする人がいるが、そのアメリカの要求とは毎年10月に日本に提出される「年次改革要望書」という公文書がある。そしてその文書は在日アメリカ大使館の公式ホームページで日本語に翻訳されて公開されている。
http://japan.usembassy.gov/j/policy/tpolicyj-old.html#Anchor95883
読んでみれば分かるのだが、このようなアメリカの要求はあからさまに内政干渉である。アメリカンスタンダードを押しつけ、アメリカをはじめとするアングロ・サクソンにとって都合の良い世界のルールが作られているのだ。そして日本はその「年次改革要望書」を受けて郵政の民営化をはじめとしてますますアメリカの都合の良いように改造されつつある。司法制度の改革もキチンと「年次改革要望書」によって要求されていることなのだ。
日本的なるものの喪失はもう歯止めが効かないのか。
http://japan.usembassy.gov/j/policy/tpolicyj-old.html#Anchor95883
読んでみれば分かるのだが、このようなアメリカの要求はあからさまに内政干渉である。アメリカンスタンダードを押しつけ、アメリカをはじめとするアングロ・サクソンにとって都合の良い世界のルールが作られているのだ。そして日本はその「年次改革要望書」を受けて郵政の民営化をはじめとしてますますアメリカの都合の良いように改造されつつある。司法制度の改革もキチンと「年次改革要望書」によって要求されていることなのだ。
日本的なるものの喪失はもう歯止めが効かないのか。