「仕えるべきモノ」について | 行く河の流れ

行く河の流れ

行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。

 指揮者の友人がいる。彼は音楽に仕えている。だから自分のことは「指揮者」だとは思っていない。「音楽家」として活動している。
 同じ言葉をテレビで聞いた。NHKで放送されている「プロフェッショナル 仕事の流儀」である。その中で「建築家」中村好文さんを取り上げた回である。

 「依頼者からの要望を100%叶える仕事をするのが、建築家の仕事じゃない。もちろん依頼者にとって満足のいく家を提供することも大切だが、僕らは家に仕えているんだから・・・。依頼者に仕えているわけじゃない」
 
 中村さんの言葉と友人の言葉が僕の中で繋がった。この人も自分の仕えるべきモノがある人なんだ。「仕えるべきモノ」、それは「道」である。他にも僕の中で様々な言葉が繋がりつつある。

「プロフェッショナル 仕事の流儀」~建築家・中村好文~
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/060413/index.html