清貧 | 行く河の流れ

行く河の流れ

行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。

 昨年末にアルバイトをした。年末でどの店もとても忙しい時期。そんな時に限って学生さんは休んでしまう。
 そこで声をかけてもらったのだ。
 僕の意識としては「小遣い稼ぎ」という認識もなかった。ただ単に人がいなくて困っているからこんな僕でもよければ・・・という感覚だった。
 その時働いたお給料を頂いた。2カ所から声がかかり2カ所とも個人で経営されている所だったので両方とも「銀行振込」ではなく「現物支給」だった。
 働いたことを忘れていたので、驚いた。そしてやはり僕のお金に関する感覚は間違っていないと確信した。
 以前、会社員として東京で働いていた。その時は何十万円という給料を頂いていた。今回頂いたのは合計2万円弱である。本当にゼロの状態だった僕にその金額よりも気持ちとして頂いたそのお金が何より嬉しかった。
 「お金の為には働かない」という気持ちが固くなった。
 そんな気持ちじゃ社会で生きていけないと言われるかもしれない。だったら、それでいい。自分の信じた道を歩かなければ生きている意味がない。
 こんな気持ちを支えるのは「武士道」である。僕はあの本に共感する。そう生きたいと願う。ならば実践あるのみ。