死と再生 | 行く河の流れ

行く河の流れ

行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。

 睡眠時間が短く、朝は沈んだ気分のまま自転車を漕ぐ。肌寒くなってきた空気が自然と背中を丸め、気分を内へ内へと丸め込む。
 校門を入るとランドセルを背負った子ども達がいる。丸まったらランドセルの中に入れそうな子やランドセルをもう卒業しなければならない子と様々である。そんな子ひとりひとりとおはようと挨拶をする。これによって僕の一日の元気、やる気、生きる力が充電されるのである。自然と背筋も伸び、先生であろうとする。自分でも不思議である。さっきまでの眠気や沈んだ気分はもうなくなっているのだ。
 死と再生を繰り返す生命の縮図のような毎日だ。