氷の炎 | 行く河の流れ

行く河の流れ

行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。

 冷気がずんと忍び寄る
 皮膚をじわり通りぬけ
 いっきに骨まで辿り着く
 そこでくるりと向きをかえ
 体の内から出ていって
 僕の部屋をひやすのだ
 こころの中に太陽が
 あればあっためられるのに