ユーロです
イタリアがPK戦までもつれた死闘を制し、ベスト4が出揃いました
○ ポルトガル 1-0 チェコ
○ スペイン 2-0 フランス
○ ドイツ 4-2 ギリシャ
○ イタリア 0-0 イングランド
<4PK2>
まあまあ順当な勝ち残りという感じでしょうか
ポルトガルはようやくC・ロナウドに当たりが出始めましたが、次は前大会王者のスペインです
Cロナが封じられてしまうと戦力が激減するだけに、ポルトガルの中盤がどれだけスペインのパス回しに食い付けるかが鍵になるんでしょう
チェコは世代交代期にあたり、戦力が少ない中でここまで頑張れたのは立派です
フランスはもうちょっとやれると思ったんですが、GL最終戦でスウェーデンに敗れていたのが堪えていたようです
そのフランスに勝ったスペインですがボール保持率は圧倒的だったんですが、FWが点を取れていないのが不安要素です
F・トーレス師匠が交代で出てくると明らかにリズムが悪くなっているだけに、GLの対イタリア戦のようなハードな試合になった時にFWが点を取れないのが決定的要因になってしまうかもしれません
ドイツ-ギリシャ戦はとりあえずギリシャが敗れてくれて良かったです
2004年のような大番狂わせはギリシャ国民以外、誰も望んでいません
この試合、ユーロ経済危機の債権国vs債務国という構図だったために別の意味でユーロダービーと呼ばれていたとか何とか
ドイツはFW、MF、DFと万遍なく点が取れているのが強みでしょうか
特に穴の無いチームなんですが、失点がやや多いのが不安材料です
ドイツGKのノイアーは日本代表DF内田の元チームメイトで、一緒にジェラードを食べに行ったり去年の震災では人一倍うっちーを慰めてくれた良い人なのです
イタリア-イングランド戦はハードな割に両者とも決定力に欠け、スコアレスのままPK戦にまでもつれ込んでしまいました
イングランドの前線はルーニー1人ではキツイのは明らかで、本来のセカンドトップで活躍できるようにパートナーが必要だったのでしょう
イタリアは今回バロテッリを先発に戻しカッサーノと2トップでスタートし、途中から1トップで120分を戦い切りましたが、やはり噛み合って無い雰囲気がぷんぷんと漂ってましたね
プランデッリ監督はこの大会の中で成長し大爆発してくれるのを願って使い続けているようですが、典型的なボールを貰ってから「さあどうしよう」の選手なので(もしくは飛んできたボールに反射的に反応する)ボールを持ってない時の動き、いわゆるオフ・ザ・ボールや人を使うのが上手い選手ではありません
先輩問題児のカッサーノが落ち着くまで10年近く掛かった事を考えれば、バロテッリに賭けるのは危険な気がします
前記事で“元世界最高GK”と呼んでしまったブッフォンさん
ごめんなさいm(_ _ )m
PK戦まで行った時ちょっと嫌な感じがしたんですが、完全に読み切ってキャッチした4本目のセーブ、痺れました
今回は川口を起用してしまいましたが、WCCFで次のチームを作る時はまた使わせて頂きます
次のドイツ戦はまたかなりハードな試合になるでしょうが頑張って頂きたいものです
さあ、あと3試合です
( ・ω・) 「セミファイナル進出4ヶ国、ドイツ以外は経済危機の国ばっかしw
ドイツが優勝したらユーロは崩壊回避
それ以外の国が優勝したら崩壊確定、世界恐慌突入!?」