前日からどんよりとした曇り空、台風の通過による雨こそ深夜には抜けていったものの雲は晴れず
結局本日の金星の太陽面通過の観察は無理でした
悔しいのでまた“奴”を貼ろうと思います
最終日 右の櫓は記念写真撮影用の物
初日 地元TV局も取材に来てました
同じく初日 この日は猛暑日で危うく倒れかけました
お台場ガンダムとして知られた1/1実物大ガンダムは、その後JR東静岡駅北口の空き地に2010年7月から2011年3月末まで展示されていました
そう遠くない土地に住んでいた為、建造中や初日・最終日を含めて4回ほど見に行きました
静岡市では毎年5月下旬頃に「静岡ホビーショー」という国内プラモデル・ラジコンメーカーの新作発表商談会が開かれ、その後2日間は一般開放日となるのでほぼ毎年見に行っているのです
今年は翌日が金環食だった為、超ハードスケジュールになってしまいました
静岡県にはタミヤ、バンダイ、ハセガワ、アオシマ等国内の主要プラモデルメーカーが本社や工場を構えている事もあり、国内に流通するプラモデルの約7割が静岡で作られてるのだそうです
にも関わらずというか、ガンダムの展示が7月~翌3月とホビーショーの時期をちょうど外してくれたのは残念というより何を考えているのか意味が分からない運営でした
これはホビーショー自体はメーカーの組合が主催してるのに対し、ガンダムの展示は静岡市が誘致したことが影響した様です
ホビーショーでは2年前まで航空自衛隊のブルーインパルスが展示飛行を行うセレモニーがあったのですが、催事場が市街地にあったことから静岡市はこの実施に難色を示していました
静岡では1982年11月14日の浜松基地航空祭でブルーインパルスの曲技飛行中に1機が墜落、パイロット1名が殉職、周辺住民12人が負傷する大事故を起きていた事がその理由でした
組合の代表を務めたタミヤの会長の肝いりで実現した展示飛行だけにこちらも引けず、両者の間には微妙な空気が流れているようです
本来なら静岡を代表する産業として行政も全面的に応援し市長県知事が来賓として挨拶するくらいはあっても良い筈なのですが、そういう話は聞きませんね
組合が主催するホビーショーに対して、行政が主催するホビーフェアという構図は今も続いているようです
結局曲芸飛行は無理ということで催事場上空を編隊飛行で通過するだけの大人しいものになってしまいましたが、これも大震災の影響で去年から無くなってしまいました
大震災と言えば去年の311はちょうどこのガンダムの展示期間の終盤にあたっていたので、現地でも震度5~6くらいは揺れたらしくガンダムが倒れた等というデマがちょっとだけ流れました
このガンダム、現地の友人に聞いた話では建造するのに3~4ヶ月は掛かったそうですが、撤去は数日の素早さだったそうです
今はまたお台場に立ってるそうですね
( ・ω・) 「ちなみにこの静岡ガンダムが立ってた場所の北200mくらいの所にバンダイのガンプラ工場があります」