れんしょ’s Web Site season2 Technical-wave -112ページ目

れんしょ’s Web Site season2 Technical-wave

れんしょは今日も元気です♪ カメラ・レース・自転車・食べ物などなど、ごく平凡な人間のありふれた日常を綴ります(^^)


photo:01




栃木県宇都宮市。大通り。

何気ない普段の街、パルコ前。


でも。歩道に柵はあるし… 座り込む人はいるし…


これから、夢を見る会場になるんですよ(^^)


さて、もう少し待たないとね。


あちこちで楽しんでるみなさんも。夢ある1日でありますようにd(^_^o)



iPhoneからの投稿

いつになく、すがすがしい朝だった。


スッキリと起きたボクは。 君のいるリビングにいった。



 君は。 まだ小さい寝息を立てて小さくカラダを丸めていた。


冷蔵庫からオレンジジュースを出し、グラスに雑に移すと、ぐいっと一口飲んだ。 すっぱかったのをおぼえている。


眠りをさえぎらないよう、静かに床に座って君を見た。


少し、やせたかな?


あれ? 顔の感じが、ちょっと変わった?



 夜には気づかなかった君の姿が、少し見られるようになった。 疲れているようにも見えたが、寝ている君はどこか晴れ晴れとしているようだった。



 うぅぅん


小さく声を出して、君は目を開けた。 まだ変わらない君の表情は、ボクに気づいた瞬間、急にはっきりと起きたような表情だった。


そして。 君はボクの顔をはっきりと見て、カラダを起こした。



「ねむれた? 寒くなかったかな?」


ボクは、そう聞いた。


君は。 小さくうなづいて、髪の毛をさっとまとめ整えた。


「今日は。どうする? ボクは仕事あるけど、君が望むなら休むこともできるよ。」


君は、じっとボクを見て動かない。 そして、質問したボクの言葉のあとに、少しうつむいた。




しばらく。うつむいたまま、何も答えない。


「疲れているのかな? だいじょうぶ?」 ボクが聞くと、うつむきを大きくして、やはり何も答えない。


「それとも。ボクは仕事行ったほうがいいかな? まだ寝るならそれもいい。」 それでも答えない。



返事をしない君を見て、少し強い口調で、こう言った。


「今日は、ひとりで寝たりしてゆっくりするといいよ。 おなかがすいたら、冷蔵庫にうどんを作るくらいの材料はあるし、流しの上の棚にはパスタも入ってる。 冷凍庫に冷凍食品もあるから、食べてもいいよ。」


 そして。念のため、と思って、君が座っているソファのすみに、財布から千円札を2枚置き、


「もしもほかに欲しいものがあるなら、これで買っておいで。 駅のほうに向かう道にはコンビニもあるしスーパーとドラッグストアもある。」


 君は。置いたお札をそっと見たあと、ボクをまた見た。


「あ。それと。」


ボクは立ち上がり、自分のキーホルダーについている部屋のキーを抜いて、


「もしも、外に行くなら。 部屋の鍵はしていってね。 スペアキーはボクも持ってるから、君が1つ持っていていいから。」


お札のとなりに、静かにキーを置いた。 シルバーのキーは、朝日を受けてキラッと輝いた。


君は。何も言わずに、またうつむいた。



君が何を考えているかを話したいと思った。いろいろ聞きたいことも伝えたいこともあった。 でも、ボクはまだ君のことをどういう方向から話しかけていいのかわからず、少し時間が欲しかった。 もしかして、君の沈黙を避けたい、と思ったのかもしれなかった。


「まあ。あまり気にしないでいいよ。 また、時間取ってゆっくりと話そうよ。」


笑顔を作って、君にそう伝えた。 作り笑いだとわかってしまうような表情だと思った。でも、笑顔を見せないといけないと感じた。



君は、すっと頭を上げ、ぼくのほうを見ると、静かにうなづいたように見えた。


「じゃ。いってくるね。 7時くらいには帰ってくるから、待っててね。」 ボクはそう伝えると、君はまた少しうつむいた。



これ以上。 朝のこの時間で話すことはなかった。 すぐに寝室に戻って身支度をして、もう一度リビングに戻り、


「じゃあ。いってきます。」


そう一言だけ伝えて、部屋を出た。


外に出たときの朝日が、いつも以上にまぶしく感じた。




(第三夜 終わり)

注意:このストーリーは、事実を元にしたフィクションです。あしからずご了承ください。

雨の夜だった。


このまえ手紙を受け取り、君にふたたび会える、そうわかった次の日だった。


「いつ、なんだろう?」 そう思ったボクは。家に戻ると何度も手紙を読み返したが、そこに日にちは書いてなかった。


「おどろかそうとしてるんだろうな。」 そう思ったボクは、期待と不安を抱えながらもその日を終え、布団にもぐった。



翌朝。 目が覚めた。  秋のさわやかな朝だった。朝日がキレイだった。


洗面をして部屋でテレビを見ようとリビングに戻ろうとしたとき。 見つけた。



「訪ねたけど、起きてくれなかったから、また来ます」 という置き手紙を玄関のドアについているポストに投げ入れて、君は帰ったようだった。



「何時に来たんだろう?」という疑問は持っていたが、念のため君の携帯電話に発信してみた。


でも。電源が切れているようだった。



その日。仕事に行った。 いつもと同じように仕事をこなし、同僚とはジョークも交わす、何気ない普段の1日であった。



仕事が終わってから、寄り道もせずに自宅へ戻った。


また、ポストに置き手紙があった。 同じ内容だった。



その日。 そのあとは何事もなく過ごして、また寝ようとした。 そのときだった。



ピンポ~~~~ン



ベルが鳴った。


インターホンのカメラは暗がりの中に人影を映している。 君のような人影だった。



そっと、ドアを開けた。


そこには、君がいた。 君は何も語らず、そして目も合わせなかった。。。。。。



ボクも何を話していいかわからず、そっとドアを大きく開き、君を迎え入れた。 君は何も言わず、目も合わせないまま、リビングに行くと、そっとソファに座り込んだ。


君は、下を向いたまま、自分の足元を見ていた。


ボクは。 何かを話しかけようと思ったが、言葉が見つからなかった。だから、一言だけ、


「今日は、そこで寝るかい?」と、不安も抱きつつ話しかけた。


君は。 そっとうなづいた。


ブランケットと毛布を渡して。 もう一言。「風呂はいつでも入れるよ。 ボクはもう入ったから。 あと、明日も仕事だから、寝ないといけない時間だ。 君も好きなときに寝たほうがいいよ。」


思えば、聞きたいことはあった。 君にいくつも尋ねたいことがあった。 だけど、その聞きたい気持ちをおさえて、今日は休むようすすめた。


君は。何も言わずにブランケットの模様を見つめて、うなづいた。 その姿を見て安心したのか、君が持ってきていたトートバッグにはじめて気づいた。 着替えも入っていそうな大きさだった。


ボクは。 それ以上言わないで寝室に行き、ドキドキと不安をおさえつつ、眠ることができた。



(第二夜 終わり)


注意:このストーリーは、事実を元にしたフィクションです。あしからずご了承ください。