こんどは70周年 | typの推しつ推されつ

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都内のメンタルクリニックに勤務しております。折々のお気に入りのコンテンツについて取り留めなく語ります。

以前に〇〇周年の記事を書いたが、


こちらは70周年。


シン・ゴジラがゴジラ史上最大のヒットになってしまったので、その次を作るのはさぞかし大変だったと思うが、シンとは全く違った切り口で描かれており、怪獣映画で泣かされるとは思わなかった。


公開間もないので極力ネタバレは避けるが、ゴジラは恐ろしい再生能力を持っていて攻撃されて体が破壊されてもすぐ修復するのを見て、やはり怪我をしてもあっという間に回復してしまう超能力者が出ていた「ムービング」を思い出した。

これは二世代に渡る超能力を持った人々と彼らを作り出しておきながら狩ろうとする政府の悪い奴らとの壮絶な戦いを描いたドラマ。


まずは超能力少年少女のお話から始まりそのあと時間を遡ってその両親たちのお話になるのだが、ハン・ヒョジョ演じる主人公のお母さんが、登場したときは地味なトンカツ屋(韓国ではトンカスゥと発音するみたい)のおかみだったのが若い時のシーンになると、これがもう超美人。思わずインスタをフォローしてしまった。

ハン・ヒョジョ

そして、怪我してもすぐ回復する超能力少女のお父さんもまたおなじ能力を持つのだが、これが前々回紹介した7番房の奇跡に出ていたリュ・スンリョン。


ここでもしがないチンピラ上がりのチキン屋のオヤジを見事に演じているのだが、実はリュ・スンリョンは「エクストリーム・ジョブ」という映画でも、潜入捜査のためにチキン屋を営む刑事を演じていて、この設定は同作のパロディなのではと思わされる。


話をゴジラに戻すと、別に軍事オタクでもなんでもないのだが、ゴジラとの決戦の時に主人公をはじめとした元軍人さんたちが敬礼をするシーンにシビれてしまった。


敬礼と言えば思い出すのがこのドラマ。

韓国では圧倒的な視聴率でブームを巻き起こしたという「太陽の末裔」。


サムネイルを見たらわかるように軍人さんたちが主人公のいわばミリタリートレンディードラマなんだが、ここでもふんだんに敬礼を堪能できる。団結(ダンギョル)!と叫びながらする敬礼はみものである。


このドラマで一番好きなシーンは、軍隊の慰労に訪れたRed Velvetのステージに主人公たちが普段のクールぶりを脱ぎ捨てて熱狂するところ。


このシーンをドラマでなくてリアルで見れるのがこれ。

「最高です!スンシンちゃん」でも共演していたユ・インナと一緒にIUが踊っているが軍服の若者たちの熱狂ぶりがすさまじい。


ゴジラも結局ここにつながってしまった。