スイングトレードとは、持ったポジションを2～3日から1週間程度保有して、
スワップ金利も含めた比較的大きな値動きを狙う中長期売買のことです。
デイトレードよりも長いスパンで見た予測・戦略を練る必要があります。
ポジションを持っている間に指標発表等がある場合は十分な注意が必要です。
スイングトレードのメリットは、
①デイトレードに比べて1回の取引で大きな利益を確定できる。
②毎朝付与されるスワップ金利の恩恵を受けることが可能である。
③デイトレードに比べて取引回数が少ないので、スプレッドがあまり気にならない。
デメリットは、
①保有ポジションが指標発表をまたぐ場合、予期せぬ相場変動のリスクがある。
スイングトレードは、テクニカル的な要素もファンダメンタルズ的な要素も必要以上に気にせず、初心者の方にもとっつきやすいトレードスタイルです。
日足で見たトレンドラインを引くなどしたら、トレードの指針が立ちやすいです。
デイトレードとは、 1度のトレードにかける時間が数十分～1日以内で、基本的に、その日のトレードはその日のうちに決済するという短期売買のことです。
ポジションを取るタイミングは5分、15分、30分程度の時間足を用いてテクニカル分析で考えることが多いです。
デイトレードのメリットは
①相場が動きやすい時間(日本時間の夕方から夜中にかけて)にだけ取引することで時間対効果が図りやすい。
②スキャルピングほど大きくポジションを持たなくても、十分な利益を得ることができる。
③ポジションはその日のうちに決済するため、就寝中の為替変動リスクを回避できる。
デイトレードのデメリットは、
①しっかりテクニカル分析をできていないと、負けがかさみ利益にならない。
デイトレードを行う際には、テクニカルに基づいた自分なりのしっかりした手法の確立しましょう。
スキャルピングとは、短時間での小さな利益を積み上げていく超短期売買のことです。
主に1分足や5分足などの短い時間足でのチャートとテクニカル指標を参考にして取引を行ったり、
経済指標発表による為替変動に追随する形で取引を行います。
基本的に1度の取引につき数pipsの利益を獲得することが目的です。
スキャルピングのメリットは、
①数秒～数分という短時間の値動きを狙うので、あまり長い期間の情報が要らない。
②1回の取引が短期であるため、忙しい人でもトレードを行い易い。
スキャルピングのデメリットは、
①自分の予想と逆行した場合、損切りをする勇気が必要である。
②1回の取引で持つポジションが大きくなるため、資金管理に十分に気を付けなければならない。
③目標利益に対して、1回の取引で必要となるスプレッドの割合が大きいため、
海外口座などのスプレッドが高い業者には向かない。
スキャルピングは超短期での取引であるため、資金が増えるスピードも非常に速いが、失うスピードも速いため、
ポジションを取る際はしっかり分析しつつ相場のスピード感に乗り遅れないことが必要です。
