こむずかしい話②-七輪の原理│笑顔の石窯屋さん | 自作ピザ窯キット 家庭用石窯ショップGM の店主ブログ

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【葉桜の緑に春を感じます!】

プチドームと七輪


こんにちは。

笑顔の石窯屋さんの前田です

いつもありがとうございます。



ちょっと、こむずかしい話、その2 ということで、

プチドームと七輪の共通点ということをお伝えしていきます。


結論から言うと、プチドーム、七輪の原理応用しております。


七輪は、軽量・コンパクトで、さんまなんか焼く、あの丸いものですね。


震災のときには、避難所などで大いに活躍したことで、

防災グッズとしても注目されているとも聞いたことがあります。


実際に、使われたことありますか?


コンパクトな形状ですが、熱効率が非常によく、

燃料が少なくても火力が強いんですよ 



それは、七輪の下にある小窓から空気が入り、炭を燃やして、

七輪の上にのっているさんまやマツタケなんかを焼くという仕組みになっているからなんです。


すべての空気が炭の間を通るので、火力がどんどん勢いを増していくんですね。


空気が下から上にスムーズに流れていくことで、

上にのっているさんまやマツタケには、冷たい空気が直接あたることがありません。

あたためられた熱のみが、下から上がってくるわけです。


うちわで炭をあおいだときをイメージしていただくとわかりますが、

新鮮な空気を多く送られた炭は、どんどん火力が大きくなっていきます。


炭が重なって山積みになっていても、

あたためられて空気は自然と、炭の間をすり抜けながら、

すべて上に上がっていくんですね。


その空気が多くなると、どんどん炭が燃えていくわけです。


プチドームはこの原理を、石窯に応用しているわけなんです。


下に空気の流れるスペースを作り、炭をどんどん燃やしていきます。


ですので、薪よりも火力の小さい木炭を使っても、

薪窯に引けをとらない性能を実現させることができています。


また、七輪の原理に加え、ドーム型の形状にすることで、

その輻射熱も食材に向けていますので、

上に逃げやすい熱も、再利用(?)しているかたちになっています。



自作石窯や炉などを作ろうとされていて、よく勉強されている方にとっては、

この仕組みがすごくいいものだとおわかりいただけるのかなぁ、と思っているんですが、

いかがでしょうか?



よくわからない、というかたも心配されなくても大丈夫です。



プチドームは、かんたん組立式石窯、としてだけでなく、

石窯としての機能にもこだわっている、ということを

おわかりいただければ、なと思います 









自宅のお庭で、

自然と笑顔がこぼれる空間を

お一人でも多くの方に・・・







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